愛してたって、秘密はある。の第7話のあらすじとネタバレと感想
8月27日放送の「愛してたって、秘密はある。」の第7話のあらすじ、ネタバレ感想。
第7話視聴率:8.5% 平均視聴率:8.40%
第7話あらすじ
風見(鈴木浩介)と顔を合わせた爽(川口春奈)は、「あの人、犯人!」と言って倒れてしまう。黎(福士蒼汰)は意識を取り戻した爽から、10年前に襲われた過去を打ち明けられる。爽はほとんどケガもなく解放されたのだが、その時に見た犯人が、風見だったというのだ。風見がそんなことをするとは信じられない黎。
爽から話を聞いた兄の暁人(賀来賢人)は、風見を警察に突き出すと息巻くが、爽は、風見と話がしたいと言うのだった。
黎は暁人から、10年前の事件の詳細を聞く。当時、高校生だった爽は帰宅途中、何者かに薬品を嗅がされて連れ去られた。犯人は爽を襲う際に「立花弘晃の娘か」と尋ねていたため、立花(遠藤憲一)に恨みを抱いての犯行と見られたが、結局、容疑者は特定できないまま、9月3日には事件の時効を迎えてしまう。暁人は爽の思いを汲み、風見が犯人だという証拠をつかんで彼に真相を聞くつもりだと黎に話す。そんな中、黎は何者かから、またしても奥森(堀部圭亮)を思い起こさせる写真を突き付けられる。状況から、その写真を仕込んだのが虎太郎(白洲迅)なのではないか、と疑った黎は、写真を見せて心当たりはないかと聞いてみるが、虎太郎は知らないと答える。疑念は晴れない黎は、虎太郎を尾行する。すると、虎太郎は果凛(吉川愛)と待ち合わせしていて…。
黎を脅かしてきたのは、虎太郎と果凛なのか!?
そして、爽の事件と風見の過去に隠された真相とは…!?愛してたって、秘密はある。 番組公式サイトより引用
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第7話のネタバレ
風見に爽を会わせる黎。震える爽は、風見を指差し犯人という。
そのまま倒れ込む爽。風見は病室で休ませようと病室へ運ぶ。
爽についていたのは晶子。黎も病室へ。晶子は病室を出て行く。
二人きりになっても何も聞かない黎に、爽は自分から過去を語る。
高校生の時、学校帰りに何者かに拉致されていた。大きなケガはなかったが、心の傷は深かった。
そんな爽を抱きしめ、大丈夫だからと声をかける。
その会話を病室の外で聞いていた晶子。
黎は爽を見送ったあと、風見に話かけるが、質問しようとする黎をかわし立去る。
爽の母は、立花に連絡。病院名と誰に会いに行っていたかと確認する立花。
大丈夫という爽は母に家に帰っていいと言う。
1人になった爽は、暁人に電話する。
風見に会った事を話す。風見と面識のある暁人は怒り、警察に連絡するという。
とめる爽は、風見と話をして理由を聞きたいという。
自室から電気もつけずにキッチンへ降りてきた黎。
物音に気づき、玄関へ近づく。静かに鍵を開け、ドアの隙間から外を覗く。
隙間から手が伸びる。外にたっていたのは暁人だった。
風見の様子を聞く暁人。黎は10年前の事件の事を聞く。
学校帰りに薬品をかがされ、倉庫に拉致。乱暴された形跡はない。
暁人は怨恨による犯行だという。拉致される前に立花の娘かと聞かれたという。
立花に対する怨恨。立花は心当たりがありすぎて解らないという。
犯行の理由が解らない爽はもやもやしていると言う。暁は理由はどうでもいい、このままにはさせないと怒る。
病院で日記を読む晶子。風見が声をかけると後ろ手に日記を隠す。
爽のことを話す晶子。そして風見に何があってもあなたの味方と不気味に微笑む。
黎は地検で移動中、持っていた書類の間からおちたポラロイド写真を手に取る。
そこにはプレゼントの包の写真と、「お父さんどーこだ?」と包に矢印してある。
虎太郎に写真について心当たりないかと聞く黎。意味が解らないと立去る虎太郎。
虎太郎の後をつける黎。すると果凛と会っているところを目撃する。
ふたりの前に姿をみせる黎。
事情を聞く黎。果凛を帰し、話があると虎太郎。
爽の事件について匂わせたのは虎太郎だが奇妙なメールは否定する。
時効が迫る事件を黎に気づかせたかった虎太郎。加害者の味方になるという黎の残酷な理想論を爽が聞かされると思うと辛い話す。
被害者である爽は辛い思いをする。黎に最低だと吐き捨てる虎太郎。
家の前で黎の帰りを待っていた爽。
何も知らなくてごめんと謝る黎。虎太郎に言われたことを考え謝罪する黎。
あの日のことを話す爽。犯人の泣き声で目が覚めたという爽。
どんな気持ちで泣いていたのか気になると爽。自分がおかしいのかと気にしていた。
罪を犯した人の気持ちに寄り添って理解したいという黎。
そんな黎に救われたという爽。
警察の一ノ瀬も風見に話を聞こうとするが、上司からの圧力がかかる。
黎は暁人と爽を連れて風見のもとへ。
事件当時、風見はアリバイがあり警察の追及を逃れた。
アリバイを偽証した人から話を聞いたと暁人。つかみかかるが黎がとめる。
爽はなぜ泣いていたのかと冷静に聞く。
風見の父はこの病院の外科医で優しい人だった。
代議士の前園への贈賄を疑われ突然逮捕された。無実なのに犯罪者にしたてあげられたという。
信憑性のない内部告発しかなかったが、担当検事は罪を認めるように脅し続けたという。
その検事こそが立花。300日以上勾留されて体調を崩し、出てきたときには末期の膵臓がんに侵されていた。
犯罪者のレッテルをはられたまま死んでいったと風見。
理不尽に家族を奪われた悲しみを立花にも味あわせてやりたがったが、関係のない爽を手に掛けるのは違うと思った風見。
やりきれない思い出大声で泣いてそのまま立ち去った。
バカなことをしたと反省し、爽に土下座して謝る風見。
ますます父への怒りがこみ上げる暁人は病院を出て行く。そして風見を見張るように黎に言う。
「善人面しててもあいつは犯罪者だ」
明日、自首するからと風見。黎に頭をさげる風見。
爽が倒れた時、なぜ戻ってきたのかと聞く黎。逃げようと思えば逃げれた。
しかし、目の前で苦しんでいる人は放っておけないし、黎と晶子の側にいたかったという。
亡くなった奥森先輩のために…という風見。
黎は亡くなったという言葉に反応して追求するが、全部風見なのかと聞く黎に、心当たりがない様子の風見。
隠し通せるはずなかったと風見。
実家に帰り、爽に謝れという立花に、自分の仕事をしただけと立花。
殴り掛かる暁人。出て行けと立花。二度と顔をみせるなと言い放つ。
風見の事を晶子に話す。
晶子は庭を掘り返したのも全て風見なのではと言う。
これでなにも心配ないと晶子。
爽の母は、犯人がみつからず、時効になって欲しかった。そうすれば爽は忘れられたのにと話す。
爽からの電話を受ける黎。
もし風見の弁護を引受けることになったらどうすると爽。
風見が10年間どんな気持ちだったのかを聞くと黎。きっと後悔して自分を責めていると黎。
黎はそのまま自分の気持を代弁する。罪を償ってできることなら許されたいと思っていたはずたと言う。
風見は退職届を用意。すると電話がなる。
爽は、香坂に風見の弁護をお願いする。
恨むほうも恨まれるほうも傷ついて苦しんでいる。お互い許し合って前に進むために助けてほしいと話す。
簡単ではないと香坂。許す方が幸せだと爽。
暁人から黎に着信。風見と連絡がつかないという。
病院を訪ねる黎。鍵のささったままのロッカーを見た黎はドアを開ける。
そこには写真と同じ包。包をあける黎。
一ノ瀬にもプレゼントの包が届く。中にはハズレの文字。
黎の開けた箱には、頭蓋骨の数点の証拠品が入っていた。
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第7話の感想
風見の無表情が怖い。しかし、風見の味方だという晶子の笑顔はもっと怖い。何を考えているのか全く見えなくて怖い。
電気の消えたキッチンで物音に気づき、玄関のドアを少し開けたあとの、手が出てくる感じ、よくある展開だが、かなりドキドキさせられた。
妹の事件のことを追う暁人の表情がかっこいい。おちゃらけた役も完璧だが、寡黙な男前の役も素敵な賀来賢人。
爽を拉致した風見は泣いていた。大声で。
せつなくてやりきれない風見。そんな風見に味方と引きつった笑顔の晶子。
風見の悲しい過去に同情をしてしまうが、暁人のいった一言も間違っていない。
その言葉は黎に言われたように刺さる言葉。人を殺めている分、黎のほうが罪が重い?
今まで晶子をささえ続けた風見にあっさりとした晶子。味方と言った割には冷たい感じ。
突然電話で呼び出された風見は一体どこへ?
そしてロッカーに置かれた頭蓋骨は誰が置いて、奥森の頭蓋骨なのか?
少しずつ疑わしい人物が消えていくが、まだまだ真犯人は解らない。
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