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健康で文化的な最低限度の生活・ケンカツ第9話あらすじネタバレ感想

9月11日放送の「健康で文化的な最低限度の生活」の第9話のあらすじ、ネタバレ感想。

第9話視聴率:

第9話のあらすじ

ある日、えみる(吉岡里帆)の元に、孫のハルカ(永岡心花)と2人暮らしの高齢受給者・丸山幸子(小野和子)の家でボヤ騒ぎがあったと連絡が入る。慌てて家を訪ねると、そこには見知らぬ女性が。それは、4年前に娘を残して男と姿を消した、ハルカの母・梓(松本まりか)だった――!
梓は、幸子の介護をしながら、今後はハルカをきちんと育てると話し、そのために自分も生活保護を受けたいと申し出る。

えみるや半田(井浦新)、京極(田中圭)も突然の展開に戸惑いを覚えるが、一家がすでに生活を共にしていることから、調査の結果、梓は生活保護を受給できることに。しかし、どうしても梓への不信感がぬぐえないえみるは、思い切って4年前に失踪した理由を梓に尋ねる。すると、それまでの態度とはうってかわって、梓が攻撃的な一面を見せ始め、さらに、認知症が進んでいることを理由に、幸子の分の生活保護費も自分の口座に振り込むよう要求してきて……。

一方、阿久沢(遠藤憲一)の娘・麻里(阿部純子)が倒れた。知らせを受け、病院に駆けつけた阿久沢は、医師から麻里が妊娠しているという驚きの事実を聞かされる。さらに、麻里が抱える秘密や、離れていた17年間の本音が次々と明かされていく。言葉を失う阿久沢。せめて、おなかの子供の父親を教えてほしいと願う阿久沢だが、麻里は何も話そうとしない。困り果てた阿久沢から話を聞いた半田は、ふと何かを思い出し、半田らしからぬ厳しい言葉を口にする。

健康で文化的な最低限度の生活 番組公式サイトより引用

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第9話のネタバレ

麻里が倒れ、病院のベッドの側で心配そうに見ている阿久沢。
先生に麻里が妊娠していて16週目だと聞く。
目を覚ました麻里。だまって阿久沢を見つめる。

えみるは実家に電話。米を送ってくれた母親にお礼を言う。

阿久沢は円に協力してもらい、麻里の入院の荷物を用意する。
父親が誰か聞けない阿久沢。円は押入れから、たくさんの借用書をみつけて阿久沢に手渡す。

深夜に丸山の家でボヤ騒ぎがあったと連絡をうけたえみると半田は家に向かう。
家の前にいるハルカに声をかける。ハルカに怪我はない。
中に入る半田。家の中から一人の女性が現れる。ハルカはお母さんだと言う。

家の中で、ハルカの母、梓に挨拶をするえみると半田。
にっこり笑顔で挨拶する。初対面のときの怪訝そうな顔とはガラリと違う。
ボヤは丸山がやって、コンロに火をつけたことを覚えていないと話す梓。
4年前に男をつくって出ていった母親。
シングルマザーと母の介護で梓は、自分も生活保護を受けられるはずだと言う。
すぐに申請すると書類を書く梓。近い内に役所に行くと話し、笑顔で二人を見送る。

帰り道、半田は過去の経緯から、戻ったことを心配する。なにもないことを願うという。
京極に報告。保護すべきかちゃんと判断するようにと話す。

丸山のお漏らしした処理をするハルカ。梓は不機嫌そうな顔をするだけ。
そして、ハルカに任せ、出かける梓。
えみるは子ども支援課にハルカのことを報告。注意深く見ていくとの返事。

麻里に、近い内に旦那に会わせてと話す阿久沢。
麻里は、口をつぐむ。

アオヤギ食堂で食事するえみると半田。麻里の妊娠を知る。
何も話さない麻里。心配する一同。
どうすればいいのかと阿久沢。円は、向こうが話すまできかないことと言う。
半田は黙ってうつむく。

えみるを訪ねて梓が来る。生活保護の決定を伝えるえみる。
無理のない範囲で仕事をみつけるように話す。
事情を聞くえみるに、子どもがいないえみるに何がわかるのかとにらみつける梓。
丸山の生活保護費も自分の口座に入れてと言い出す梓。認知がすすんでいるからという理由。

丸山の家にケアマネジャーが来る。梓は認知がすすでいることを聞く。
施設へのショートステイなら保護費は減らないと知る梓。
ハルカを呼ぶ丸山。梓にはじめましてと話す。ハルカを自分の娘と思っている丸山。

麻里は先生に30週まで安静にしてと言われる。
早く退院したそうな表情。
いろいろと聞く阿久沢に、男とはもう別れどこにいるかわからない。何もきかないでと言う。
産むかどうかと悩む。母親の自覚について話す阿久沢に、自分には父親の自覚があったのかと聞き返す麻里。
1年前に阿久沢のもとに来たのも償いをしてもらいたいと思ったからと麻里。

病院のかえり、えみると半田に会う阿久沢。
阿久沢は、麻里が借金を抱えていて、その理由は自分だと話す。
命を粗末にしてはいけないと言う阿久沢に、半田は産まないという選択肢もあると話す。

下校するハルカ。帰りにコンビニによる。メロンパンを買うハルカ。手持ちのお金は足りない。そのまま店をでる。
学習会に来ていたハルカに一緒に帰ろうとえみる。
母親のことを聞く。家のことをちゃんとやっていると返事するハルカ。
母親が帰ってきて嬉しいかと聞くえみるに、なぜ聞くのかとハルカ。
家に入ったハルカ。電気をつけると丸山の姿はない。

えみるはケアマネから電話をもらい、丸山がショートステイにいることを知る。
えみるは別室で京極に半田のことを聞く。
半田は利用者に20歳の娘がいて、生活保護で生計をたてることを提案。
そんな時妊娠した娘。産まなくてもいいかなという娘に、半田はサポートすると話す。
出産した娘は幸せそうだった。
それを安心した半田。しかし母親は幼児虐待で逮捕された。

手持ちのお金がないハルカ。冷蔵庫をあけ、わずかな食料を探す。瓶をジャムを舐める。
母をショートステイに預けた梓の姿はない。
困ったことがあったら連絡してというえみる言葉を思い出す。
もらった名刺を見るハルカ。

仕事を終えたえみる。警備員が小学生がきて、役所は終わったことを伝えたら帰ったと話す。
梓に連絡をとるえみる。電源が入っていないとアナウンス。
ハルカの家に行くとえみる。七条は京極に報告したほうがいいと電話をさせる。
緊急だから行かせてとえみる。いくなら複数でいけと指示。
七条に同行してもらう。みんなで連絡を取り続けたり確認する。一丸になって対応。

チャイムをならすえみる。下をみると細い路地で座り込むハルカを発見。
梓が帰ってこないとハルカ。1週間以上帰っていない。
よく頑張ったとハルカを抱きしめるえみる。涙がこぼれるハルカ。
生活保護課に電話して、対応してくれた皆から連絡がとれていない報告をうける。
児童保護施設に預けられることになったハルカ。
会いに来てくれる?とハルカ。ここはハルカを守る場所だから会いにこれないと話すえみる。
ハルカの後ろ姿を見送るえみるは、「またね」と声をかける。
振り返るハルカ。寂しそうな目をする。

ずっと梓と連絡がとれない。
保護費を窓口決済にして、母親を役所に出向かせるとえみる。
保護費の振込をとめられ怒りの表情で乗り込む梓。
男と一緒に現れ、大声で喚き散らす。
お金が入っていないと凄む。毅然とした表情で対応するえみる。

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第9話の感想

第1話で登場した孫のハルカ。
今までたびたび出てきたのは、この話までの伏線。
自分の母親を娘にまかせ姿をくらましていた、ハルカの母親、梓。
笑顔で受け答えするが、ところどころ性格の悪さがみえる。
真顔でえみるをにらみつける表情が怖い。
半田の過去が少しずつからんでくる。
温厚で冷静な半田の過去が紐解かれていく。
まごの手が背中に刺さっていて気づかない半田。
さすがに引っ張られ感でわかるはず。
ケースワーカーになりたてのころの半田。
自転車をたちこぎするシーンがキャラの魅力大爆発。とてもチャーミング。
怒りでのりこむ梓の目がこわすぎる。かなりいっている表情。
次回いよいよ最終回。

 - 2018年7月期ドラマ