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健康で文化的な最低限度の生活・ケンカツ第2話あらすじネタバレ感想

7月24日放送の「健康で文化的な最低限度の生活」の第2話のあらすじ、ネタバレ感想。

第2話視聴率:5.5%

第2話のあらすじ

義経えみる(吉岡里帆)は、安定を求めて公務員になった新人ケースワーカー。勤務初日から、生活保護を受給する110世帯の担当を任され、不安と戸惑いを抱えながらも受給者と向き合う日々がスタートする。配属早々に、担当している受給者が自殺してしまうというショックな出来事に遭遇したえみるだったが、指導係の半田明伸(井浦新)のサポートもあり、時が止まったようにただ借金を返済し続けていた受給者・阿久沢正男(遠藤憲一)の人生の再出発を手助けすることに成功。「この仕事、続けていけるかも…」という思いを胸に、別の受給者である母子家庭の日下部家へ向かう。すると、仕事と子育てのほか、父親の介護もしているシングルマザーの聡美(江口のりこ)から思わぬ褒め言葉をかけられ、すっかり上機嫌に。うれしさのあまり、居合わせた高校生の息子・欣也(吉村界人)には、家計を助けるためにとアルバイトを勧める。

しかし、日下部家には、えみるの知らない事情がまだまだ隠されていた。
聡美が娘・リナ(瑞城さくら)のSNSを見ていると、そこには、リナのお小遣いだけでは行けないようなおしゃれなスイーツ店や、はやりのカフェの写真がズラリ。不審に思った聡美は欣也に相談するが、その反応はどこか冷たい。その晩、欣也は母の目を盗んでリナにお金を渡していて……!?

また、区役所では、栗橋千奈(川栄李奈)らえみる以外の新人ケースワーカーも、窓口を訪れる受給者たちに悪戦苦闘していた。そんななか、課税調査の結果が判明し、えみるたちは上司の京極大輝(田中圭)から、生活保護を受給しながら収入申告を怠る、いわゆる不正受給について説明を受ける。そして、不正を指摘された世帯のリストを受け取ったえみるは、そこに書かれた“日下部欣也”という名前に、思わず自分の目を疑って……!?

健康で文化的な最低限度の生活 番組公式サイトより引用

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第2話のネタバレ

訪問に来たえみる。
ドアを開けたのは、高校生の息子。生活保護者聡美の息子。創立記念日で休みだという。
聡美は親の介護をしながらパートをして子供を2人育てている。

娘のリナは高校の友だちとスイーツを食べる。
友達の間ではお金がないな子とは遊ばないと話す。
聡美は担当が石橋からえみるに変わって喜んでいる。

訪問を終えて帰る時、外で息子の欣也と会う。忘れ物を届けてくれた。
聡美からギターをしていると聞いたえみるは、欣也に今度演奏を聞かせてと話す。
路上ライブをやっていることを話すが、下手だから来ないでとはにかむ欣也。

ほどほどにして切り上げようとしたえみるに、デスクまわりがきれいでないので、片付けてと言う京極。
デクスの上の乱れは心の乱れと話す半田。

えみるは帰りにいつものアオヤギ食堂へ。注文を取りに来た新人。
それは阿久沢だった。

リナのSNSを見る聡美。高そうなスイーツを食べたり、遊園地で遊んだりと、小遣いだけでは行けそうにない場所に行っている。
帰ってきた欣也にリナが援助交際をしているのではと心配の声をもらす。

阿久沢は、えみるにお世話になったとお礼を言う。
働くっていいと笑顔で話す阿久沢。えみるは嬉しそうに笑う。

リナの部屋に来る欣也。聡美がリナのSNSを見ていることを話し、注意を促す。
そしてお小遣いを渡す。

阿久沢は仕事を終えて店主の円に挨拶。えみると親しいことで生活保護を受けていたことを察する円。
そして頑張れと給料を渡す。
給料をもらった阿久沢はコンビニへ。ビールを買おうとするがその手をとめる。
しかし結局買ってしまう。
給料日だからいいよねと店員に話す。店員は、別にいいんじゃないですかと返す。
笑顔で店を出る阿久沢。家にかえって至福の一杯。

千奈は生活保護者の老人に怒鳴られる。
きちっとした規則で話す千奈。お金を出せという老人。
人当たりのいい先輩ケースワーカーが対応を変わると、老人は態度をかえる。

課税調査の結果がわかり、収入のデータが出る。
収入を申告せずに生活保護を受けている世帯もいる、不正受給だ。
不正受給者のリストには、欣也の名前がある。
えみるが確認すると欣也には収入の報告がない。不正受給を疑うえみる。

課税証明から寿司屋でバイトしていることを知るえみる。
聡美は欣也のバイトを知らない。欣也も悪いことと思っていないはずとえみる。

欣也が路上ライブする姿を見かけるえみる。

えみるは聡美と話をする。欣也がバイトしていることを話す。
おどろく聡美。そこにリナが帰ってくる。
リナに欣也のバイトを聞くが、リナは知らないと部屋にはいる。
帰ってきた欣也に座ってと言い、聡美はバイトのことを聞く。
えみるは生活保護を受けていると働いて収入を得たら申告しなければならない。
不正受給なら働いたお金を全額返さなければならないという。
苛立ち物を倒し立ち去る欣也。

欣也の態度を詫びる聡美。
帰るえみると一緒に歩く。
やっと生活が上向きになってきたと話す聡美。
悪気もなく知らなかっただけなのに不正になるのかと問い詰める聡美。
えみるは返還額が免除になるかもしれない条例を思い浮かべる。
返還金を減らせる可能性があるかもと話す。安堵する聡美。

リナはバイトしてはいけなかったのかと聞くが、欣也はあっちいってろと憎まれ口っぽく言う。

聡美は欣也に全額返さなくても大丈夫とえみるが言っていたと襖越しに声をかける。

相談したえみる。京極は不正は不正。全額徴収だと言う。
昔はその条例が適用されたこともあったが、今はもっと厳しいと話す。
受給の際に欣也がサインした書面があり、知らなかったでは通らないと京極。

申告さえしていればバイト代の半分は残せたと半田。
聡美に大丈夫と言ってしまった手前、その事実を伝えづらいえみる。
今もアルバイトしているとなると多額の返還金が必要だと半田。

アオヤギ食堂に訪れたえみる。えみるが好きなトンカツの端っこを集めた定食を出す阿久沢。
おかげで元気になったとえみる。えみるなら大丈夫と阿久沢。
簡単に大丈夫と言ってはいけないと円。その言葉がささるえみる。

帰り道、悩むえみる。
バンドの練習を終えた欣也もうかない表情を浮かべる。

欣也のバイト先を訪れるえみる。すでに半田は店で食事していた。
えみるも回るお皿をとり、お寿司を堪能。厨房に目をやると欣也がバイトしていた。
欣也もえみるの姿をみてバツの悪い顔をする。

半田はしっかり話を聞いた上で説明してあげてと話す。

えみるの訪問に七条に同行するように言う京極。
えみるは自分の口で言わなきゃと七条を一人外に残して中へ。
欣也と聡美、えみると3人で話す。
今でもバイトしている欣也。謝罪してから上司に掛け合ってもらったかと聞く聡美。
不正受給した全額を徴収しなければならないとえみる。60万円ぐらいになると言う。
そんな大金を何に使ったかと問う聡美。欣也の部屋を調べる。
押入れの奥から高そうなアンプやスピーカー。
聡美は必死で生活費を稼いでいるのにこんなものを買っているなんてと話す。
欣也は納得行かない。バイト代全額返さなければらならないなんてと話す。
知らなかった欣也。自分が無知だから罰せられるのか?とバイト代で買ったギターを壊す欣也。
怒りが爆発する。
表情がこわばるえみる。

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第2話の感想

無関係のコンビニ店員に、ビールを買ってもいいかと聞く阿久沢。
その姿はとてもかわいく、去り際の笑顔は最高。
働いてお金を稼ぐこと、稼いだお金で小さな贅沢をする。
とてもほっこりさせられる。
不正受給は年間約4万件もあるという。
その現実をしるえみるの厳しい顔。
欣也の歌が上手すぎず、下手すぎずでリアル。路上ライブの感じがでている。
高校生のアルバイトが不正受給にあたるとは普通では考えが及ばない。
高校生が働いたお金でさえも生活費に当てなければらないのは厳しく思えるが、生活保護は国民の税金から出ていると考えるとそれも仕方なくも思える。
生活保護を悪用する人もいるという。
そのため、厳しくなっているのは納得がいかない部分がある。
その繊細な問題を題材にとりあげた今回のお話。
ひよっこのえみるは無責任にも大丈夫と言ってしまう失敗は、ありがちな感じをうける。
しかし、逆にあるあるなので、リアルさを感じる。
納得行かない欣也の立場のほうが共感を持ってしまう。
話は2話に渡る。夢をもって頑張っていた欣也。
ヤケになった欣也をえみるは救えるのか?

 - 2018年7月期ドラマ