カインとアベル第5話のあらすじとネタバレ感想。兄と弟の立場が逆転
11月14日放送の「カインとアベル」の第5話のあらすじ、ネタバレ感想。
第5話視聴率:7.6% 平均視聴率:7.83%
第5話のあらすじ
高田たかだ優ゆう(山田涼介)は、隆一りゅういち(桐谷健太)に殴られてしまう。黒沢くろさわ幸助こうすけ(竹中直人)からの隆一が手掛けるバンコクのプロジェクトへの出資が、優が頼んだからだと矢作やはぎ梓あずさ(倉科カナ)から聞いたからだ。隆一には、優が黒沢に出資を頼んだ意味がわからなかった。
貴行たかゆき(高嶋政伸)も隆一のプロジェクトを助けたのが、黒沢だと知る。桃子ももこ(南果歩)からフィアンセだと紹介された時、貴行は金目当てかと疑っただけに苦虫をかみつぶす思いだ。それでも隆一の判断は正しかったと貴行は、宗一郎そういちろう(寺尾聰)に報告。隆一も優の介在を貴行には話さなかった。
優は梓から、黒沢の出資の件を隆一に話したことを知らされる。それが原因で隆一が優を殴ったのだろうと謝る梓。しかし、優は意に介していない様子。だが、梓は優の行動を誰かに知ってほしかったのだと訴える。そんな時、貴行のもとを桃子が訪ねて来た。黒沢の出資には納得できないが、隆一の判断は正しかったと言う貴行は、桃子にも礼を述べる。すると、桃子の口から貴行にとって驚くべき言葉が飛び出る。黒沢に認められ、出資を取り付けたのは隆一ではなく優だと…。
帰宅した優は貴行に出資の件を尋ねられる。余計なことをしたと謝る優。なぜ怪しげな黒沢に頼んだのかと続ける貴行に、優はリスクを背負ってでもやらなければいけない時だと思ったと答えた。
次の日、貴行に呼び出されて優は社長室へ。貴行はクライアントとの会食に同行するよう優に求め…。カインとアベル 番組公式サイトより引用
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第5話のネタバレ
優に助けられたと知った隆一は帰るなり優を殴る。
貴行も黒沢が助けてくれたことを知る。貴行にとっては一番助けてほしくない相手。
翌朝、隆一は優に一言も口を聞かず立去る。
宗一郎は貴行のもとを訪れる。隆一が一人で解決したと報告する貴行。
これからの高田に必要なのは自由だと宗一郎。リスクを避け続ける経営者には未来はないと言う。
隆一も部屋に入ってくる。何故黒沢に出資を求めたと聞く宗一郎。返事をする隆一をお見通しだと言わんばかりの顔で聞いている。完璧なリクス回避だと貴行に笑顔で言い立去る宗一郎。
ケガをした優。梓は隆一に殴られたのかと聞く。全て話したのは自分、梓は謝る。
言わずにはいられなかったと梓。梓という理解者がいて、兄が羨ましいと言う優。
梓は優の頑張りを誰も知らないのが許せなかったと言う。
梓の家に来て、謝る隆一。梓との時間を増やすと抱きしめる。
桃子に黒沢の出資に納得していないが隆一の判断を信じると貴行。
桃子にお礼を言う。黒沢を信じていない貴行。貴行は優が黒沢から融資と取り付けたことを知る。
黒沢は優という男に100億出資したと言う。確実にビジネスになると見込んだという。
優が5課にもどってきて、5課の仲間は飲みに来る。仲の良い部署。
貴行は優の写真を見つめる。帰ってきた優に話しを聞く。黒沢を怪しいと思わなかったとかと聞くが、他に100億作る方法はあったか、今リスクを背負わなければ隆一は戻ってこないと判断した優。隆一がいないと高田はダメになると優。
部屋に上がる優の後ろ姿を見る貴行。
隆一はリスクを避ける。リスクを避けては未来はないと宗一郎。リスクを背負わなければ未来はないと優。
3人の言葉を考える貴行。
ひかりは優を映画に誘う。すると社長室に来いと呼び出される。
貴行は、重要なクライアントとの会食に同行させると優に告げる。
落ち着いたスーツを選びに買い物に行く。
桃子は梓を訪ねる。桃子は貴行に本当の事を話したという。梓と同じ考えの桃子。隆一と優の子供の頃を聞く。優は宗一郎と桃子と似ている。隆一は繊細な子。高田の跡継ぎだと言われ続け一人で背負うようになったという。
突然、梓を夕食に有名なレストランに誘う隆一。レストランウェディングを引き受けてくれそうなため、店に行こうと言う。
貴行と優が会食に出かけ時に、はちあわせる隆一。優が会食に出かけると知る。
会食で楽しい会話をする優。会食はいい雰囲気で終わる。リゾート開発プロジェクトを優に任せると貴行。
貴行の期待が優に。驚くも父親に認められて嬉しい優。
貴行に選んでもらたスーツを嬉しそうに見る優。
待ち合わせて出かける隆一と梓。結婚に向けて準備を急ぐ隆一に戸惑う梓。
貴行は役員会でリゾート開発の新規プロジェクトを話す。責任者として優が入室。
隆一は優に任せるのは早いと食らいつく。しかし優に任せると貴行。
優は梓にリゾート開発プロジェクトのチームに入って欲しいと打診。梓の仕事ぶりをかっている。その姿を複雑な表情でみているひかり。
いよいよ会議。今回も団が上司。リーダーとしてしっかりとした挨拶。拍手でチームに受け入れられる。
リーダーになった優は休日朝早くに自転車で出社。時間がたりないと誰よりも早く出かける。
教会を見に来る隆一と梓。ステンドグラスはカインとアベル。隆一はそのステンドグラスを見つめる。
隆一から貰った貴行の万年筆を見つめ、デスクのペン立てに立てる。
梓を幸せにすると隆一。はいと答える梓。隆一は結婚したら仕事を辞めて家庭に入って欲しいと言う。
優にはプロジェクトは早いと話す。梓は優ならやれると言う。プロジェクトから外れて欲しいと隆一。
都市開発の仕事がしたくて入社した梓。仕事は辞めたくない。
プロジェクトにこだわるのは、家庭に入りたくないからか、優と一緒にいたいからかと詰め寄る。
自分との結婚と優とどっちを選ぶのかと聞く。
休日出勤で夜遅くまであたらしいプロジェクトの為に一人で頑張る優。梓はその姿を微笑みながらみつめる。頑張り、充実していると話す優。梓は泣きながら優を後ろから抱きしめる。
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第5話の感想
自分を完璧な人間を思っている隆一が頼りにしていない弟に助けられた。
ショックだが、貴行と一緒に自分が全て解決したと押し通す。そんな息子、孫を宗一郎はお見通しの様子。
桃子は優の味方。優の素直さ、将来性を桃子は見抜いている様子。
優の底知れなさに、宗一郎の言葉を思い出す貴行。
将来性があるのは優の方かもと思った様子。しかし、自分が育て上げてきた隆一は完璧であると信じている。
貴行は優の可能性を探るべく、会食に連れて行く。隆一は優に嫉妬し始める。
リゾート開発の責任者を自分に任せて貰えると構えていた隆一。
責任者として入室したときの優の表情は今までとは違うひきしまった表情。隆一は動揺する。
自由で頼りなげだった優が頼りになるエリートビジネスマンの表情に。
揺れ動く梓。自分のでも解らないが優を抱きしめる。抱きしめられた優の切なげな表情が素敵。
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