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カインとアベル第4話のあらすじとネタバレ感想。失踪の隆一の居所は

カインとアベル大

11月7日放送の「カインとアベル」の第4話のあらすじ、ネタバレ感想。

第4話視聴率:7.0% 平均視聴率7.89%

第4話のあらすじ

高田たかだ優ゆう(山田涼介)は、兄・隆一りゅういち(桐谷健太)が出社していないことをプロジェクトルームで団だん衛まもる(木下ほうか)から知らされる。すぐさま隆一の携帯に電話をかける優だが、留守電になってしまう。優が矢作やはぎ梓あずさ(倉科カナ)に昨夜の様子を聞いた。すると梓は、隆一は戻ってこないかもと言う。梓によると、隆一はかなり酒を飲んで部屋に来たのだが、何も話さずに帰ってしまったのだそう。様子のおかしい隆一には、優も心当たりがあった。隆一は、幼い頃に父の貴行たかゆき(高嶋政伸)からもらった大事な万年筆を優に譲っていたのだ。

その頃、社長室では貴行が隆一の行方が知れぬことを隠して役員会を乗り切っていた。役員会が終わると、会長の宗一郎そういちろう(寺尾聰)が来た。隆一の役員会欠席を心配する宗一郎だが、貴行は問題ないと答える。だが、宗一郎は隆一のように完璧に見える人間の方が脆いのではないかと貴行に問う。それでも、貴行は隆一を信頼しきった様子だった。
家に帰った優は、隆一の部屋で行方の手がかりを探すのだが、何も見つからない。しかし、隆一から譲られた万年筆を見つめていた優は、あることに思い当たる。

翌日、優は梓に隆一のいどころに心当たりがあることを伝えた。すると、梓は一緒に連れて行ってほしいと言う。2人はその夜、高田家の別荘へ向かった。 一方、高田家では桃子ももこ(南果歩)がフィアンセに会ってほしいと貴行に頼んでいた。桃子の結婚に反対する貴行は頑なに断るが…。
カインとアベル 番組公式サイトより引用

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第4話のネタバレ

完璧な隆一が窮地に追い込まれ姿を消した。
貴行は隆一がいないことを上手くごまかす。副社長欠席での役員会。

梓は優に昨夜様子がおかしかったことを話す。何も言わずに出ていった。
優も、夜中突然大切にしていた万年筆を貰った事を話す。
優はきっと帰ってくると梓を笑顔で励ます。

家にも戻っても隆一の姿はない。優は隆一から貰った万年筆を見つめ、隆一の行先を思いつく。
万年筆をみつけた葉山の別荘に居るような気がすると梓に話すと、梓も一緒に行くと申し出る。

会長の宗一郎は、隆一の不在を知り、貴行に大丈夫かと聞く。宗一郎は完璧な人ほどもろくて弱いと話す。
貴行は、隆一は大丈夫、自分がそう育てたと言い切る。人生には時に直感が大事だと宗一郎。

別荘には隆一の姿はなかったが、荷物が置いてあった。梓は隆一のスーツを手に取る。胸ポケットには指輪の箱。
梓は帰ろうと優に話す。これ以上隆一を傷つけたくないと梓。

桃子は貴行と婚約者と会わせようとする。貴行は桃子が騙されていると話す。
HIROSEに団と優が食事に来る。帰ろうとする優を引き止める。仕事がのってきたと大喜びの団。
優と梓がいいコンビという団の話しを横で聞いてせつないひかり。早希は気持ちを伝えてみたらと話す。

貴行は隆一は大丈夫、必ず戻ってくると話す。同意見の優。隆一は昔、この窮屈な暮らしは、高田の家に生まれた宿命、自分の意思ではどうにもできないと言っていた。その言葉を思い出す優。

アウトレットのプロジェクトは順調。ひかりが梓を見ていことが気になる。梓の事を好きなんじゃないかと聞き、優は隆一の恋人だと話す。大喜びで戻っていくひかり。

優は隆一の側近に話しを聞き、よつば銀行に一人で行った事を聞く。100億円の負債を背負ったことを知る優。
梓にも話し、社長に相談するという。梓はもう1日だけ待ってと懇願する。
自分で判断し、自分で解決しろと貴行に育てられてきた、父親にだけは今回の事は知られたくない。
隆一が解決するためにあと1日だけ時間をあげて欲しいと話す。
優は隆一が羨ましいと言う。

桃子は婚約者と貴行達に会わせる。貴行はあなたは信用できない、高田家には二人の結婚は関係ないと話す。
貴行のつっかかる態度に、桃子はバンコクは大丈夫なのかと言い返す。隆一に全て任せていると貴行。先に席をはずす。
優は桃子の婚約者の投資家、黒沢に100億円用立ててとお願いする。
優の事を気に入った黒沢は融資を快諾。優は黒沢が100億用意すると見込んでいた。
涙にうるみながら感謝の気持ちを伝える優。その姿を梓は眩しそうに見つめる。
兄貴の事を助けたいと優。

貴行は優に今の状況を知っているのではと詰め寄る。
バンコクから撤退すると貴行。社長命令を下す。
隆一の元を訪ねる黒沢。隆一を心配する優。梓は高田の家に生まれることの大変さを話す。
誰にも頼らない隆一に本当に幸せになれるかと聞く優。
そんな人を好きになってしまったから仕方ないと梓。

事態を乗り切れた隆一は会社に戻ってくる。撤退の指示が出たが出資の振込が先だった。
戻ってきて全て自分で解決したと役員たちに報告する隆一。
黒沢は直感が大事だと話していた。

貴行と話す隆一。貴行は解決したならいいと話す。貴行は本当に隆一が出資を取り付けたのかと聞く。
隆一は梓に指輪を渡し、プロポーズ。今回の仕事は大変だった、俺は奇跡を越した、選ばれた人間だと梓に話す。
一人でやってのけたと隆一。梓はその言葉にうかない表情。
梓は相談して欲しかったと言うが、相談しても変わったかと言う隆一。
何も解っていないと梓。人に支えられてここに居ると話し、優が助けてくれたことを話す。
無言で部屋を出ていく隆一。

優に助けられたと知った隆一は帰るなり優を殴る。
助けたつもりかと怒りを露わにする隆一。

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第4話の感想

第4話から祖父の宗一郎の役は、寺尾聰氏が演じる。
平幹二朗氏の宗一郎役をみごと引き継いでくれる素晴らしい役者に敬意を表する。

宗一郎というキャラクターの雰囲気をそのまま引き継いで素晴らしい演技。
平氏の作り上げた宗一郎のイメージを全く崩さない素晴らしさ。

エリートだからこそ落差は大きい。
隆一の居場所はわかったものの梓は会わずに帰る。
隆一の事を愛し、理解しているだけに、会ってはいけないと判断し、隆一を信じることにした。
あきらめない強い女性の梓の性格が出ている。
少しずつ兄の気持ちを理解し始める優。
梓は心から隆一を信じている。隆一の生い立ち、気持ちを考えて待ってあげてほしいという素晴らしい恋人。
その二人の信頼を羨ましいと思う優。しっかり結びついた恋人は優でなくても羨ましいと思う。
兄を助けたいという弟の愛。兄に助けられてきたと思っている優だが実は隆一は幾度となく優に助けられているのかもしれない。
貴行は、隆一の一人の力でできたとは思っていない様子。貴行も昔からそういうところがあるのは知って居るようだ。
全て一人で成し遂げてきていたと思っている隆一。
完璧な人間の闇が現れ始める。弟に嫉妬する兄。
もとになっている「カインとアベル」への展開に近くなってきた。

 

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