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ラストコップ0第1話のネタバレと感想。30年ぶりに目覚めた京極浩介

9月3日、10日、17日の3週連続そして10月から連ドラがスタートする「ラストコップ」のネタバレ感想。

2015年6月19日、日本テレビ「金曜ロードSHOW!特別ドラマスペシャル」を第1話としてスタートした「ラストコップ」。
この特別ドラマはHuluオリジナルドラマ第1弾として地上波で放送され、2話目以降からHuluで配信されていた。
ドイツの人気刑事ドラマの「DER LETZTE BULLE」(英題はTHE LAST COP)を日本でリメイクした作品。
原作では20年間、ドラマでは30年間眠っていた刑事が目を覚まし事件を解決する。30年前と現在の違いが楽しめる作品。

※そのドラマスペシャルから、Huluで放送された全7話のネタバレです。ラストコップ祭、episode0は、この7話を再編成したもの。

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第1話のネタバレ

病室に一人の男性。その傍らには親子3人の幸せそうな写真。
男性の名は京極浩介。昭和60年の6月3日に入院。
眠っている男性は、髪もひげも伸び放題。30年間眠り続けたまま。
掃除に来た女性は、テレビをつける。
テレビでは斉藤由貴がデビュー30週年の記念スペシャルで「卒業」を歌っている。

1985年の30年前、刑事の京極浩介は、犯人を追ってとあるビルへ。
行く手を阻む男子たちを次々と倒し、「カグラ」に迫る。
カグラは「お前は何も解っていない、本当に疑うべきはおまえの…」という言葉と同時に、爆弾の存在を確認した京極は窓に向かって走りだす。
そして爆風に押され、向かいのアパートの一室まで飛ばされてしまう。
悲鳴あげる住人のおネエ。
京極の仲間の刑事が心配そうに駆けつける。
その部屋ではテレビで斉藤由貴が「卒業」を歌っていた。

病室で流れる斉藤由貴の歌。その歌に京極は反応し、30年ぶりに目をさます。歌を歌いながら。
自分の状況が飲み込めない京極。体が動かない上に自分の姿を見て30年の時の流れを理解する。

病院を抜け出し京極は、妻と子どものもとへ。
体の自由がきかない京極は坂道でへばりこむ。妻加奈子と、娘結衣の名をつぶやく京極。
そこに若い女性が電動自転車に乗って通りかかる。
京極に大丈夫ですかと声をかけるが、京極は大丈夫と答える。
電動自転車を知らない京極は、女性の脚力に驚く。

家につくと、表札は「鈴木」とかかれてあった。
加奈子の名前を呼びドアをたたく京極。出てきた加奈子が老けていてショックを受ける。
認めたくない京極。自分はまだ22歳だと言いはる。
名字が変わっていることに再婚したと答える加奈子。
口喧嘩になり、帰ってという加奈子。

サオリと亮太は事件の捜査中。
すると、おばさんが、原始人が暴れてる、警察を呼んでと話す。
現場に向かうサオリと亮太。

髪もひげも伸び放題の京極は原始人だと思われている。
体調のもどらない京極はサオリにケリ一発で倒される。
帰ってきた加奈子は夫に、京極が来たとはなす。

署にもどってきた、サオリと亮太。安田に調査の進み具合を聞く。ネットを見せる安田。
そこにはSHISAの文字。動画でなにか意味の分からない言葉を話す黒装束の男たち。
ハッキングしたり、遠隔操作で世を混乱に陥れている犯人。けが人も出でいる。
あわてて署に飛び込んでくる鈴木課長。それは加奈子の夫だった。
サオリが蹴った事を知り、おおあわての鈴木。

京極に話しかける鈴木。鈴木は京極の後輩。「俺は不死身だ」と昔よく言っていた言葉を発する京極。
加奈子に会って再婚していたことを怒る京極。
鈴木は自分が再婚相手と言えなくなってしまった。

いまでは署長となった鯨井とも話す京極。かつての先輩。いつから復帰できるかと聞く鯨井。長期休暇扱いとなっていたと鯨井。
鈴木の部下として復帰することになった京極。

慣れるまで、冷静な亮太と猪突猛進の京極を組ませると鯨井。
振り込めサギの取り調べをする二人。亮太を
舐めきっている犯人。京極がおとしにかかる。犯人の態度にキレてつかみかかる京極。
京極の迫力に、素直に話をしそうになる犯人。しかし京極はたばこをすいスプリンクラー作動して大騒ぎになる。

外を歩きながら取り調べのことをいましめる亮太。
若者が触っているスマホに興味を持った京極。突然話しかける。
あせらずゆっくり時代になじもうと亮太。
鈴木から電話があり、イベントの警備を命じられる。

ふなっしーが登場。そのイベントを開催している会社のサーバーがハッキングされた。警戒にあたる。
音声機能が搭載されたショベルカーがふなっしーの言葉に反応。
そしてショベルカーが暴走。近くの建物ではタブレットを操作する男。
ショベルカーによってふなっしーは遠くへ飛ばされる。
その様子を撮影する男も会場にいた。カメラと反対の手には手榴弾。ショベルカーの暴走に会場は騒然。
撮影していた男を追いかける京極。男とバトルになる。本調子でない京極は苦戦。男に抑え込まれる。
タブレットを持った男、安藤は、仲間の五十嵐の様子をみて近づく。立ち去ろうとする二人。
そこに銃を構えた亮太。
亮太のパターンを読む、安藤。マニュアルとおりの亮太の行動に撃てないとふむ。隙をついて五十嵐は亮太をスタンガンで攻撃。

立ち上がった京極は犯人の車の前で銃を構える。
どうせうてないと安藤。五十嵐は車を発進させる。迷いなく発砲する京極。

亮太に撃っていれば犯人を逃すことがなかったと京極。
亮太は、鈴木に京極と一緒に行動できないと話す。加奈子のことが後ろめたい鈴木は京極の肩を持つ。
喫煙所で鯨井と話す京極。鯨井は鈴木と加奈子のことを話してしまう。
鈴木を殴る京極。鈴木は加奈子や結衣に対する思いを話す。
加奈子と話しをする京極。結衣は鈴木のことを本当の父親と思っている。そのままにしておいてと加奈子。

安藤はパソコンを操作する。拳銃と書類を渡す五十嵐。
安藤は書類を読み、俺の夢が叶うと話す。

亮太の家に転がり込んだ京極。朝から腹筋をし生卵を飲む。髪もヒゲ整えた京極。
ホワイトハッカーというサイバーテロに対する知識を持つ人の勉強をしている亮太。

防犯カメラの映像から、安藤と五十嵐がSHISAであると掴んだ警察。
聞き込みに出かける京極。安藤の過去を洗う。
亮太は安藤の写真をネットで公開しているため、情報が集まるのを待とうと話す。
スマホでSNSの事を聞いた京極は、結衣のアカウントを見つけ、勤め先を訪ねる。デパートで働く結衣をひと目みたいと思う京極。

巨体で眼鏡をかけた女性は鈴木と名のる。
京極の淡い期待は打ち砕かれた。と思ったが、その女性は結衣という名前ではなかった。別人と知りあからさまに喜ぶ京極。結衣は今休憩中。
ネクタイを見つめる京極。すると声をかけてきた女性店員。その女性こそが結衣だった。
倒れていた京極に声をかけた電動自転車に乗った女性。その事を話すが、結衣はあまり覚えていない。
鈴木の部下だと挨拶をする亮太。京極は結衣にこの街に住む人たちと愛する家族を全力で守ると話す。

亮太は京極に出て行って欲しい。生卵もたくさん飲む。
結衣は家で京極と亮太が職場にきたことを話す。鈴木は驚く。そして加奈子と目配せをする。
結衣は来週の友達の結婚式で、宮崎に行くことになっている。
19日に空港までお迎えよろしくと話す結衣。

6月19日、インドラのいかずちが落ちるとSHISAからのメッセージ。
映像を見た京極は、犯人のタトゥーに目をつける。それは30年前の事件のカグラと同じもの。
亮太をつきあわせ、過去の事件の捜査ファイルを探す。
カグラの捜査資料がごっそりぬけている。
そこに、遠藤が現れる。遠藤は京極が吹き飛ばされたとき駆けつけた刑事。
京極のバディ。今は県警本部長となっていた。
カグラはあの爆発で死んだ、忘れろと遠藤。

亮太はパソコンを駆使し、京極は足で捜査する。
とある育児園にたどり着いた京極。亮太は京極のことを迷惑がっていた割には、卵を切らさなかった。

予告の19日。目撃情報すら得られていない。SHISAは街頭ビジョンやパソコンをハッキング。
そこに京極が戻ってくる。安藤たちが攻撃するのは空港だと言う。急いで空港に向かう警察官。
自分の足で安藤の事を突き止めた京極は最新のコンピューターでは出来ないことと話す。
飛行機を墜落させるつもりだと京極。連絡用にスマホを手渡す亮太。

空港で結衣を待っていた加奈子。SHISAは飛行機を落とすと空港内にアナウンスを流す。
京極は加奈子の姿を見つける。そして飛行機に結衣が乗っていると話す。
結衣は必ず俺が助けると京極。

あるビル屋上で飛行機を眺める安藤と五十嵐。京極は刑事のカンを頼りにビルの屋上まで駆け上る。安藤をみつけた京極。
しかしそれは隣のビル。隣のビルから話しかける京極。
安藤が6歳まで暮らしていた施設に行ってきた京極。
そこで安藤を本当の息子のようにかわいがっていたおばあさんに話しを聞いた。安藤のことを話す時は本当にたのしそうだったと京極。
あの人は関係ないと動揺する安藤。小さい頃パイロットになりたかった安藤。そこから飛行機に復讐をするとにらんだ京極。
そして、神奈川の親戚の家に引き取られるときに安藤が書いたというおばあさんの絵を取り出す。「僕のおかあさん」というタイトル。
まだとっていたことに心が揺れる安藤。その絵を見て表情が変わる安藤。
説得する京極に安藤は、笑い出す。その絵は、安藤の絵ではなかった。別の安藤という少年の絵だった。
自分の存在を誰も覚えてないと、犯行に対する気持ちが高まる安藤、

京極は殴ってとめると隣のビルに飛び移る、恐るべき脚力で。
ものすごい距離を飛んだ京極に驚く亮太と安藤たち。
京極を始末しにかかる五十嵐。体調が万全な京極は今度は五十嵐を倒す。
安藤は銃を向け、それ以上やったら飛行機をすぐに落とすと言う。

飛行機はほおっておいても落ちるようにプログラミングされている。
京極は、絵は間違えたが、安藤の事を知っていると話す。
里親はお金目当てで安藤をひきとった。すさんだ安藤は、勤め先の工場で知り合った五十嵐と面白半分で復讐を始めた。
周りの人間にすべて奪われた、今度は奪ってやると安藤。奪われることに関しては俺のほうが上手と京極。自分の境遇を話す。
過去は振り返らないと京極。安藤に近づこうとした京極は撃たれ血をはき倒れる。今度は起きないと遠藤。亮太に詰め寄る。
すると京極は立ち上がり、飛び蹴りをあびせる。気を失う安藤。亮太が渡したスマホで命拾いした京極。
安藤のタブレットを操作し、墜落をくいとめようとする亮太。パスワードがかかっている。
パスワードの並びをみた京極は記憶を呼び起こす。NV-7578と打てと京極。
解除成功。ふたりは安堵の笑い。気付けば五十嵐の姿がない。

空港では結衣と加奈子が再会。
五十嵐は、その側で手榴弾を掲げる。動くなと銃をかまえる亮太。
撃てないとタカをくくる五十嵐。亮太は、五十嵐の頭上の街灯を撃つ。ガラスの破片が飛び散り、五十嵐の手から離れた手榴弾は、抱き合う結衣と加奈子の目の前に。
直前でキャッチっする京極。そして遠くへ投げる。
加奈子と結衣を抱きしめ、爆風から守る。
本当に守ってくれましたねと結衣、何もしてあげられなかったからなと言い、立ち去る京極。みつめる加奈子。

鈴木に駆け寄り抱き合う結衣。その姿を見る京極。
京極に話しかける、遠藤。京極が立ち去ったあとの微妙な表情。

京極はサオリと鯨井にパソコンを習う。
安藤とカグラはネットを介して知り合っただけで、会ったことはないという。
五十嵐のタトゥーはカグラを心酔し、真似しただけのものだった。

家に帰ってきた亮太に、カグラを捕まえることが自分の目覚めた理由かもしれないと話す。
プロテインを飲む京極。卵はと聞く亮太。亮太の言うとおり、今の時代卵を飲む人なんていないと話す京極。
卵がいちばんと卵を推す亮太。テーブルの上には袋に入った大量の卵のパックが。

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第1話の感想

30年前と今ではかなりかわっている。
亮太は京極の昔のギャグの意味が解らない。時代の流れを感じさせる。
かっこいい役も、面白い役も万能にこなす唐沢寿明のハマリ役、京極浩介。
30年後の変化についていけない京極は、「セクハラ」、「振り込めサギ」「コンプライアンス」「ヤバい」の言葉の意味もわからないし、「スマホ」「ふなっしー」やテレビが薄いことなどに驚く。梨の妖精の意味がわからない。
音声ガイダンスの言葉のしゃべる機能にも驚く。
京極の時代にはお笑いの先導者だったビートたけしも、今の若者たちは映画監督、北野武として浸透している。
タケチャンマンやビートたけしのギャグをするが通じない。ギャグをする京極は心から楽しんでいる様子で、京極の役は唐沢寿明以外には考えられない。
バブルがはじけたり、平成に変わったり、ソ連が崩壊したり、消費税が8%となったりと、30年の歴史を本で勉強する京極。
突然過ぎ去った30年の歴史を受けとめる。
亮太のアドバイスでそれを受け入れることにした京極。男らしくてかっこいい。

 

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