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時をかける少女打ち切り?黒島、菊池、竹内ドラマ終了急展開と視聴率

時をかける大土曜日21時、黒島結名主演の日本テレビ系ドラマ、「時をかける少女」。このドラマが8月6日で最終回を迎えようとしている。
あまりにも短すぎるドラマに、視聴者からはまさか「打ち切り?」という疑問があがる。
主演に黒島結菜を起用し、さらに脇を固めるのは、人気の若手キャスト陣。
そしてなんといってもあの名作の2016版。注目されないはずはない。
しかしながら、視聴率は徐々に低迷。さらには全5回という驚きの短さ。何故このような短いドラマとなってしまったのか。

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当初から全5回の予定だった

このドラマはもともと5回ほ放送と決められていた。
テレビ雑誌などでは、初回の放送から1/5回と記載されてあり、5回で完結するようなドラマの運びとなっていた。
その為、初回の20分拡大版から物語の展開が早かった。
第2回では少しゆったりとしたかと思われたがそれでも駆け足感は否めない。

 

第1回からの物語展開と矛盾点

  • 第1回:未羽がタイムリープできるようになる。その力をすぐに使いこなせるようになり、過去をやりなおし、いろんな人生を体験する。
    翔平はいともかんたんに自分の暮らす家をみつけ、未羽のクラスメイトとなり、学園生活に馴染む。
    子どものいなかった深町家にいきなり暮らすことになるが、学校の制服や10代の男の子生活環境が整っているのが不思議。それだけ揃っているにもかかわらず、登校初日は教科書は持っておらず、かばんにはラベンダーだけが入っている。
    未来には恋というものがなく、恋に興味を持ち、第1回から未羽に好意を抱く。
    ずっと未羽が好きだった吾朗はやっとの思いで告白するが、未羽のタイムリープにより阻止されてしまう。
  • 第2回:タイムリープによって心臓移植を受けた少年のドキドキを解明。タイムリープできることを二人にバラす。担任の矢野先生との恋を描き、過去を変えるわけには行かなかったが、少女の恋をなかったことにすることだけは防げた。
    お好み焼き屋りぼんの三浦が突然、鼻血を出す。
    翔平は未羽への気持ちが恋にかわり、さらにキスする。
  • 第3回:雅涼祭を成功させるため、未羽、翔平、吾朗の3人は時空を飛ぶ。
    さらにゾーイまでも学校に訪れ、クラスメイトとして参加。
    ゾーイは、圭太に食事をめぐんでもらったりしているものの、普段あの小屋でどうやって生活しているのか謎。さらに翔平と同じく制服などはどうやって手配したのか。あの小屋には生活できるスペースもありそうにない。
    そして、お好み焼き屋りぼんの三浦が未来人であることが発覚。直接翔平にアドバイス。
    翔平は吾朗の前で未羽に告白。翔平になかったことにしないでと言われるが、吾朗の告白にはタイムリープで対応したが、翔平の告白は戻さなかった。キスされた時のように。
    3人で仲良くいたいという理由で吾朗の告白を阻止したが、この一件では矛盾が生じる。
    翔平の子どもの頃の写真がないことに気づく未羽。
  • 第4回:付き合い始めた未羽と翔平。吾朗が進路で悩む。吾朗の家出をとめるためタイムリープするが、戻りたい時間に上手く飛べなくなってきている。
    三浦は未来人が現代にいると早死する事実を翔平に伝える。
    翔平は未羽と一緒に生きていくためこの時代に残ることを決意。
    三浦ぐらいの年になるとこの先を見据えてずっと現代に残る決意をしてそのまま暮らしてきたというのは解らなくもないが、10代の翔平にはその決断は重くも思えるし、そこまで深刻にかんがえるところまできていないような気もする。
    今後別れるかもという可能性もあるだろうに。

そして最終回へ。かなりの駆け足展開であることが解る。ある程度の原作設定をそのまま使ったオリジナルのドラマに仕上がっている。
主人公の気持ちの動きや、出来事が詰まりすぎて、急展開であることは否めない。

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低迷する視聴率

1~4回までの急展開と多くの出来事で、視聴者がついていけないのか、先が読めてしまったのかで、視聴率は徐々に下がっていく。
黒島結菜、菊池風磨、竹内涼真や加藤シゲアキなど人気の若手を起用し、原作が名作のドラマであるにもかかわらず、第1回の視聴率は10%を切る結果となった。

  • 第1回:9.4%
  • 第2回:6.6%
  • 第3回:4.6%
  • 第4回:5.1%

という結果に。第1回からあまり視聴率はとれず、第2回では6%代にまで下がり、さらに第3話では4%というこのドラマ枠では
例のない低視聴率となってしまった。
この視聴率の結果から、打ち切りではないのかという疑問があがるのは当然のことかもしれない。

 

第5回という編成となった理由

なぜここまで駆け足展開にしてまで5回となったのか。その理由はリオオリンピックにあった。
8月5日のリオオリンピックの開催に伴い、最終回の翌週となる13日(土)には、リオオリンピックのゴルフや陸上の放送が決定している。
さらにその翌々週の27日(土)には、24時間テレビの放送も決定しており、ドラマとしては中断される形になってしまうため、全5回の放送ということになった。
この時をかける少女は、放送開始も他の夏ドラマより少し早めの放送であったことからリオオリンピックに照準をあわせるための、早めの放送、短めの完結となったようだ。

 

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 - 2016年7月期ドラマ