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砂の塔の最終回あらすじとネタバレ感想。ハーメルン事件の犯人は誰か

12月16日放送の「砂の塔~知りすぎた隣人~」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。

最終回視聴率:13.2% 最終平均視聴率:10.18%

最終回あらすじ

母親たちを震えあがらせた完全犯罪…幼児連続誘拐事件、通称ハーメルン事件が、ついに決着!はたして犯人は誰だったのか?何が目的だったのか?そして、誘拐された子供たちの行方は…?
黄色いカーネーションに込められたメッセージとは?
子供のあつかいに長けているという推理は?
未成年である可能性は?
すべての謎が解き放たれた時――その真実にあなたは涙する!!
「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀に言い残し、突如姿を消した和樹。健一は、和樹を手放さざるを得なくなった弓子(松嶋菜々子)が強硬手段に出て、連れ去ったのではと焦る。そんな矢先…彼らが住むマンションで、黄色いカーネーションが発見された!さらわれたのは和樹なのか、それとも別の子ども―?住民たちに緊張が走る中、生方(岩田剛典)は犯人らしき人物と遭遇!揉み合う中、生方を襲う刃がきらめいた!
一方、犯人の手掛かりを掴んだ刑事・荒又と津久井は山梨県へ急行!しかし辿りついたのは誰も住んでいない廃村だった。
何故こんな場所に犯人が――?いぶかる彼らを森の中から狙う、怪しい目線…
あらたなる謎に振り回される刑事達はそこで、悲劇と愛に満ちた衝撃の事実を目撃する!
いよいよ明かされる衝撃の結末…
誰も予想できなかった連続誘拐事件の真相とは…?

砂の塔~知りすぎた隣人~ 番組公式サイトより引用

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最終回のネタバレ

犯人の目的は母親を断罪すること。
ハーメルン事件の犯人は男女2人組だとわかる。
和樹は犯人を見たかもと亜紀に電話している途中、犯人に襲われ連れて行かれる。

和樹の電話が繋がらないのは弓子だと健一。
弓子の家に上がりこむと、散らばった花と監視カメラ。
弓子に電話する健一。電話に出ない弓子。

和樹がトラブルに巻き込まれたと知ったそらは航平に電話。
電話をとった航平は、フードを被った犯人らしい人物を見かける。
追いかけて捕まえようとするが、犯人に切りつけられ取り逃がす。

マンションの外ではしゅんすけの衣服と黄色いカーネションが。
先程のフードの人物が置いていった。

警察に駆け込む健一と亜紀。荒又以外の警察に話してもとりあってくれない。
荒又は山梨へ犯人の手がかりをもとに訪れる。ハーメルンのメロディは認知症治療の為に作られた音楽で、ごく少ない人物しかしらない。その一人が宮瀬礼子。ちあきちゃんが発見された場所の近くが住所になっている。
航平は傷の手当をしてもらう。背中には大きなやけどのあと。

防犯カメラに映った黒いフードの人物を追う警察。
弓子のお店に向かう亜紀。突然店を売って空港に向かう弓子。
亜紀は弓子の乗った車の前に飛び出し引き止める。車のトランクを開けてと亜紀。
中には何も入っていない。弓子に謝り走っていく亜紀。

しゅんすけ誘拐時の防犯カメラに映った車の情報に、かつて自分も運転していた車であることがわかる健一。
健一は武文の愛人の部屋に向かう。
愛人を見つけ、部屋に上がり込む。武文を問い詰める健一。
和樹を探す健一。部屋の中にはしゅんすけがいた。
健一を突き飛ばし逃げる武文。連れ出したのはしゅんすけだけと武文。
寛子からお金を引きだす作戦。それを聞いていた寛子は泣き崩れる。
人身売買容疑で追い詰められ、ハーメルンを装って逃走資金をとろうとしていた。

荒又たちは山梨の宮瀬礼子の家に。そこにはこどもたちの形跡。
奥の部屋を調べる荒又。それに気づき車で逃走する犯人。

和樹が計画していたサプライズに手がかりがあるのではと考えた亜紀たち。
この前の点灯式に一緒にいられなかった和樹は屋上で点灯式をしうようと準備していた。
屋上から1階までだれにも気づかれずに連れていけるはずないと健一。
このマンションにいるはずだと言う。健一は警察に報告しに行く。マンションを探す亜紀。

寛子は自分が持っているものは偽物だったと気づいた。
部屋に飾ったツリーを倒してしゅんすけと出て行く。
その中にカセットコンロのガスと、キャンドル。寛子の部屋は爆発。
逃げる住人たち。亜紀の言葉に戻ってきた弓子は登っていく。煙の中を探す亜紀。
和樹の背後に火が迫る。

荒又が見た犯人の車を捕まえた警察。
取り囲みドアをこじ開ける。中に乗っていたのは宮瀬礼子のみ。
よくわからないことをぶつぶつと言う。
運転手はいない。

非常階段でどんぐりを見つけた亜紀。
和樹がたてた物音に気づく亜紀。
弓子は監視カメラをチェックし和樹を探す。

駆け込んだ健一は荒又と出会う。和樹の事をはなす健一。

和樹を見つけた弓子。亜紀に電話して居場所を話す。
登りのエレベーターは動かない。亜紀に和樹を託す弓子。
今度は私が和樹を必ずたすける、母親だからと弓子に言い、火の中へ。

和樹を連れ出そうとする犯人。そこに亜紀が駆け込む。
航平は宮瀬礼子の息子。
犯人なのと聞く亜紀。そうだよと航平。全員自分がさらったと言う。
愚かな母親を罰するためと航平。自分の母親もそうだったと体の傷を見せる。
毒親には罰を与えると言う。
信じないと亜紀。誰かをかばっていると気づく亜紀。
消防が助けに来た好きに逃げる航平。

航平は電話する。逃げてと航平。全部自分のせいにしてと言う。
警察に追いかけられ捕まる航平。
母さんに逃げてと航平。

一人目の誘拐は自分がした。母は認知症だと最後までかばう。
荒又は全て終わった、本当の自分に戻っていいと言う。

寛子にしゅんすけを探して欲しいと呼ばれた航平は、部屋に向かう直前、母親から電話があった。
母親にせがまれて、ハーメルンのメロディの口笛を吹く。人目をさけて非常階段で。
それを聞くと落ち着く礼子。それを和樹に聞かれた航平。
虐待されていた航平だが、母親の大変さを理解していた。父を愛していたが捨てられ、可哀想な人だと航平。
1年前認知症を発症した礼子。病院の帰りに一人目の子どもをさらってしまった。
しかし、子どもがネグレクトされていた児童は家に帰りたくないと言った。
子供がいると元気になる礼子に、子供たちの面倒をみさせていた。
保護された子供たちは帰りたくないようだった。

二人目以降は航平がさらった。
虐待されていた頃の自分と重ねあわせた航平。愛してほしいのに愛してもらえない、逃げたいのに逃げ出せない。そんな自分と同じに見えて助けてやりたかった。そして母親にもその大切さに気づいて欲しかった。

零子は捕まってからずっとボロボロの子供用の毛布を手離さない。
航平は寝相がわるいからかけなおしてあげなければならないとつぶやいていた。
歪んでいても、子どもを愛していた母親。
母親を心配して頭を下げる航平。

歪んでいても、矛盾していてもそれも愛。
弓子を見かけた亜紀はお礼を言う。もう二度と現れないと弓子。
和樹を必ず幸せにすると亜紀。

和樹を呼ぶ亜紀。和樹は弓子に声をかける。
母親の事を聞く和樹。生まれた日の事を話す弓子。和樹の名前の由来を話す。
最後まで自分が母とは言わなかった弓子。和樹は母に伝えて欲しい、僕を産んでくれてありがとうございましたと言う。
解ったと弓子。弓子はそのまま立去る。

航平を思う亜紀は、心から責めることはできないと思う。
母親と生きる道を選んだ航平。航平の名前すら覚えていない母親。
我が子を守り、母と名乗らず去った弓子の強さが亜紀の支えになっている。
正しい母親は逃げない母親だと解った亜紀。
愛しい我が子を守っていくと決意する。

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最終回の感想

冒頭からはらはらの展開。
一体誰が犯人なのか、今まで明らかにされていなかった事実など、要所要所に盛り込まれている。
全てが怪しく見える。
しゅんすけを誘拐したのは、父親の武文。
愛人と共謀し、本妻にお金を用意させ逃亡する作戦。
そして警察にも寛子にも解ってしまう。
同時にいろんな視点から事件が少しずつ解っていく。
目が離せない展開。
最後は母を思う子ども、子どもを思う母の愛情であふれる。
弓子のその大きな愛が、亜紀の支えとなる。
そして亜紀は逃げない母親になると決意する。
悲しくもあるが、ハッピーエンドとも言える、心が強くなるラスト。

 

 

 

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