砂の塔の第9話あらすじとネタバレ感想。弓子が起した事件が明らかに
12月9日放送の「砂の塔~知りすぎた隣人~」の第9話のあらすじ、ネタバレ感想。
第9話視聴率:11.3% 平均視聴率:9.85%
第9話あらすじ
健一が逮捕!?突然現れた警察に、任意同行されていく健一。夫は不在、そして息子は姿を見せず…亜紀は不安にさいなまれる。そんな中、ようやく和樹から電話が・・・。ホッとしたのもつかの間、和樹はなんと「佐々木さんと札幌にいる」と告げる。「明日、自分が生まれた家で、本当の母親に会わせてもらう」という和樹の言葉に、亜紀は呆然――。
和樹を取り戻したい…その一心で手がかりを探す亜紀は、刑事・荒又を訪ねる。そしてそこで、14年前の弓子の事件の全てを知ることに。それは、亜紀の想像をはるかに超えた、弓子の壮絶な過去と罪の真相だった――!一方、札幌の和樹の生家にいる弓子と和樹。「本当の母親と再会して、ここで新しい人生をやり直すんだ」和樹の夢はふくらむ。しかしそれには、これ以上なく厳しい弓子からの条件があった。それは「本当の母親に会う代わりに、亜紀とはもう二度と会わない」というもの…苦悩の末に和樹は、ずっと再会を思い描いていた実母との再会を選ぶ――!
その頃、ハーメルン事件は急展開を迎えていた。発見された被害者・千晶が口ずさんでいた曲の詳細が判明したのだ。その作曲家のもとに向かった荒又は、事件とのある共通点を発見する!!
亜紀・弓子・和樹・健一、そしてハーメルン事件の閉ざされた真相…
第9話、衝撃のクライマックスの幕が開く――!砂の塔~知りすぎた隣人~ 番組公式サイトより引用
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第9話のネタバレ
家族のもとに行こうとする和樹をとめる弓子。
健一は過去に犯した罪を亜紀に話しだす。
弓子は殺人犯。その話をしようとしていると、武文から電話。
副業のことでまずい事態に。
家に帰ってくると和樹の姿はなかった。
インターホンがなり、警察が来る。任意同行を求められる。寛子の家も刑事たちが。
健一は出ていく間際、荒又と訪ねてと亜紀に言う。
一人で列車に乗る航平。弓子と和樹は空港へ。
心配する和樹から電話。
和樹は弓子と札幌。明日本当の母に会わせて貰うという。
亜紀は荒又に話を聞きに来る。健一は武文に巻き込まれただけと話し、過去の事件について話す。
弓子が殺人を犯したのは14年前。札幌の自宅で起きた。
弓子は高校時代、生活のためにホステスをしていた。健一にはそのアルバイトは言えなかった。その頃ストーカーに目をつけられた弓子。
健一と結婚してからはきっぱりと仕事を辞め、北海道に引っ越したが、ストーカーはついてきた。
クリスマス・イブの夕方、健一が和樹を連れて出かけている時に入ってきたストーカー。
弓子を殺して子供を殺すという言葉に、反撃して男を殺してしまった。
帰ってきた和樹を怖がらせてはいけないと、遺体を隠し、風呂場を磨いた。
裁判では過剰防衛となってしまった弓子。
殺人犯の息子にしたくない弓子は健一に離婚を申し出た。
自分の人生を捨ててまでも和樹をかばった弓子。
和樹には母親と古い友人だと言っている弓子。
何故今になって会うのかという疑問に、今の和樹なら受け止められるはずだと思ったからだと話す。
母親と会わせるかわりに亜紀と会わないと約束させる。
亜紀の母親は和樹を弓子に預けてみてはと話す。
母は亜紀を捨てて男と逃げたと言ったの嘘で、そうでもしなければ離れて暮らせないと思ったから。
そのおかげで亜紀を借金取りから守った。
北海道で新しい人生をやり直すのよと弓子。悲しい過去を忘れてと話す。
和樹は東京の家族に二度と会えないことに戸惑うが、弓子に言われ納得する。
弓子から自宅にTEL。和樹は北海道で暮らす決意を固め、あす荷物をとりに一度もどると言う。
それが最後になると弓子。
亜紀は健一に和樹からちゃんと話を聞いてみようと言う。和樹の幸せが一番大事。
ハーメルン事件の被害者が聞いた口笛のメロディーがわかった。
認知症の音楽療法で使用されたメロディ。治療に使った患者の名前を聞く荒又。
和樹が家に戻ってくる。
これからみんなで楽しい思い出を作ろうとキャンプに出かける。
健一もアウトドアで料理を振る舞う。
夜、そらが寝てから、和樹が北海道に行きたい理由をじっくり聞く。
和樹はいじめていたやつと会う不安にずっと縛られていた。
北海道ではそれがなかった。そして本当の母親に話を聞きたいと言う。
行かせてくださいと頭を下げる。頭を下げるのは亜紀の方。今まで黙っていてごめんという。
行って話を聞いてきなさいと亜紀。和樹はありがとうと伝える。
北海道に行く前に病院に来た和樹。
被害者の児童が、ハーメルンの曲を口ずさむ。きれいな曲だと声をかける和樹。
刑事が女児を迎えに来て、和樹に声をかける。何故あんな写真を撮ったか母親に話したかと聞く。
出発の朝、和樹を送り出す亜紀と健一。
そらは一人寝室で誰かに電話をかける。
最後に亜紀は和樹を抱きしめ、幸せをくれてありがとうとお礼を言う。
いつでも戻っておいでと亜紀。
和樹を別れたあと、走ってくる航平。
そらは航平に電話していた。
戻ってきた亜紀に梨乃たちは署名してという。子供たちのためと寛子に退去してもらう為の署名。
亜紀はできないという。これはいじめと同じという。
お互い許し合って支えあえないかと言う亜紀。正論や綺麗ごとで子育てはできないと梨乃。
亜紀は子供の前で胸をはれる母親でいたいと、脅しには屈しなかった。亜紀は寛子親子に声をかける。
空港に来た航平は和樹に声をかける。
本当のお母さんは亜紀しかいないと航平。弓子が現れて亜紀への気持をはっきりさせてという。
亜紀のことが好きだったが、自分が入る隙間はなかった。和樹やそら、健一の事をいつも思っていたと伝える。
旅立つ直前で弓子に母さんが泣いている気がする、胸が痛いと言う和樹。
そらは電話がなってると亜紀に渡す。今から帰ると和樹。
北海道はやめたと和樹。俺の家族は父さんと母さんとそらだと言う。
家族と別れるほど辛いものはないと和樹。街で親子の写真を撮っていたのは、亜紀と比べてのこと。あんな母親の子は可哀想、あんな母親の子は羨ましいとい言った感情から。
残された弓子に電話がなる。
荒又と会う弓子。もうあきらめろと荒又。弓子のやっているのは和樹のためではない、こんなやり方では幸せになれないと言う。
弓子は自宅で苛立ちを爆発させる。
亜紀たちのタワーマンションに怪しい人影。
寛子の子供はその人物と出会う。
女児はハーメルンの犯人は男女2人組だという。
サプライズを買って帰ってきた和樹は非常階段で、女児が口ずさんだメロディを耳にする。
その姿を見た和樹は警察に行ってくると亜紀に電話する。途中、電話が切れる。
犯人に気づかれおそわれる和樹。
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第9話の感想
衝撃の殺人事件の真実。
息子を愛するその気持のためだけに弓子は罪を犯した。
それは悲しい事件。そうでもしなければ和樹に危害がおよんでいたかもしれない。
子供の為なら何でもできてしまうのが親の愛。
キャンプで語る親子の会話。
和樹も本当にいい子。その気持をしっかり汲み取ってやる亜紀。今までの目をそむけていた亜紀とは違う。
亜紀は母親として成長した様子。
和樹が出発する時の切ない表情。
亜紀と最後の会話をするシーンが感動的。
和樹の姿の回想シーンは号泣もの。スーツを抱きしめ亜紀が涙する姿。
戻ってきたのも束の間ハーメルン事件に巻き込まれた和樹。
ハーメルンの犯人は一体?男女だという犯人。
一体誰が犯人なのか最後までわからない。
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