99.9第9話のあらすじとネタバレ感想。仕組まれた殺人事件？
6月12日放送の「99.9-刑事專門弁護士-」の第9話のあらすじ、ネタバレ感想。
第9話 あらすじ
深山 (松本潤) は 佐田 (香川照之) から指示を受け、彩乃 (榮倉奈々) らとともに山城鉄道の会長の自宅を訪ねる。
するとそこには殺害された会長の遺体と、それを取り囲む家族らが。
状況を聞くと、三男の嫁である 皐月 (国仲涼子) が犯行を自供。
脳梗塞を患った義父を懸命に介護したが、満足してもらえないまま罵倒される日々が重なり、耐えられなくなっての犯行だという。
さらに事件当時、自宅で一緒に暮らしていた家族たちも全員、皐月の犯行を認める供述をし、すぐに解決するかに見えた事件であった。しかし深山はある違和感を嗅ぎ取る。 皆の証言を深く掘り下げてゆくと、それはまるで “無理につじつまを合わせたかのように一致” しており…。
99.9-刑事専門弁護士- 番組公式サイト より引用
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第9話のネタバレ
稲葉刑事部長は大友検事正に謝罪する。三浦検事を辞職に追いやる。
佐田は突然立花に初恋を聞く。佐田は娘の事が気になってしょうがない。
斑目の友人の依頼で、すぐに行けない斑目は佐田にお願いをする。
深山と立花を連れて山城鉄道の会長宅へ向かう。
会長の家に入ると柿ピーが散乱。さらに奥に進むと、亡くなった会長が。床には食事が散乱。
深山は証拠保全のため写真をとる。
部屋に通されると、親族が勢揃い。事情を聞く深山。すると、三男の嫁、皐月が義父の会長を殺したと話す。
介護に疲れ殺してしまったと。親族は皐月を助けたいと話す。
接見に向かう深山。深山は何故一人で介護をしていたのか、疑問を抱く。
会長の指名で皐月が介護人に抜擢された。会長の部屋に入れたのは皐月だけ。食事をひっくり返され、かっとなって犯行に及んだと皐月。
皐月は料理とワインをひっくり返されたと言っていたが、現場や皐月の衣服にはワインの染みがない。しかし、凶器のネクタイはワインで濡れていた。
会長の家でひとりずつ事情を聞きたいと深山。録画しながら事情を聞く深山。
全員が「やめろ」という言葉と、朱色のネクタイを皐月が持っていたと申し合わせたように証言が一致する。
今度は再現をする。全員にひとりずつつき、再現の様子も録画する。
やめろと言い、ストップウォッチで時間をはかる。全員が到着するまでかなり時間差が。
部屋に到着してからだれも会長に駆け寄ったり、何もしなかったのは不自然。
皐月の母親と話をする立花。家族にのけものにされていると母親に相談していた。
そして、皐月は妊娠していたと聞く立花。
今回佐田の家に押しかけるのは立花。今日じゃないとダメと佐田に映像を見せる。確かに不自然と佐田。
斑目は大友のもとを訪れる。深山の一件で話にきた斑目。斑目は大友に警告する。斑目は冤罪を無くしたいという信念を持っている。深山の誤認逮捕の一件で三浦が責任を取らされた。
皐月に事件の不自然さを話す深山たち。本当の事を言うように説得する佐田と立花。深山はその様子をじっと見つめる。
司法解剖の結果、左利きの犯行、犯人は左利き。長男の会食の記念写真を手に入れた。その写真を見て謎がとけた深山。
左利きの長男、功一。事件の日は家にいなかったと功一。会食に出掛けていたと。しかし、功一が途中で帰ったことを証明。
会食の写真の時のスーツとネクタイと殺害された時のスーツとネクタイが違っている。
会長にワインをかけられ着替えなければならなかった。そして、その時のネクタイで絞め殺したのだ。
それを目撃した皐月は、自分が犯人とするシナリオを描く。皐月なら介護の疲れならば情状酌量となり、さらに家を守れると話す。そして口裏を会わせる親族一同。
解決したと思われた事件。いとこんちで食事するルームの仲間たち。深山はどこか腑に落ちない。明石は藤野にワインをこぼされ、何かに気付く。
佐田たちお礼を言う皐月。自分が罪をかぶれば全て上手くいくと思ったという。しかし、深山は皐月の本当の狙いを暴く。
会長の遺産を手に入れるために仕組んだ。長男が殺人、他の親族も犯人隠匿で相続権を失う。
その中で唯一相続が認められるのは、代襲相続人の皐月のお腹の中の子どもだけ。しかし、なんの証拠もない。皐月はシラをきり、その場を立ち去る。法律上皐月を罰することは出来ない。
斑目と話をする深山。深山の父の葬儀に、きていた斑目。深山の父はは冤罪と話す。その姿を幼き日の深山はその様子を見ていた。斑目の小指で眉を掻く仕草が気になり尋ねる深山。
三浦は大友に、深山の父親の事件の担当検事はあなただったんですねと話す。
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第9話の感想
今回は罪を認めた女性の弁護。
しかし、深山は親族の素行や、現場の状況から違和感を感じる。さすが、既にこの事件が単純なものではないと察する。
佐田は娘のボーイフレンドの事が気になってしょうがない。娘を持つ父親の姿。
深山は事情を聞きながらメモをとるが、まったくメモを見ていないで書く。じっと深山は顔を見つめる。
深山は朱色のネクタイにこだわる。これが事件の鍵となっている様子。お決まりの耳を触りながら話す。事件の糸口を掴んでいる時のしぐさ。
お得意の再現で事件の不自然さを検証する深山。
やる気になっている佐田を深山はマネをして面白がる。
深山のギャグのツボにはまりまくる佐田。深山も嬉しそうに寒いギャグを連発。
皐月の壮絶な計画。全てを手に入れた。かなり頭のいい女性。
深山は父親の事件へとまた一歩近づく。
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