99.9の視聴率は？最終回までの展開とネタバレと笑いのツボだらけ
6月19日日曜日に最終回を迎える「99.9-刑事專門弁護士-」今後の展開はどなってゆくのか。
最終回に向けての視聴率は?
日曜日21時のTSBドラマ枠の前3作品の平均視聴率は「家族ノカタチ」が8.99％、「下町ロケット」が18.54％、「ナポレオンの村」が9.08％と、高低の差が大きいが、比較的人気の作品が多い。「99.9-刑事專門弁護士-」は6話終了時点での平均視聴率は、16.58％で4月期のドラマではダントツの高視聴率を誇る。
このドラマ枠では先輩のSMAP木村拓哉が主演した、「ビューティフルライフ」「GOOD LUCK！！」は30％を超える伝説的数字を記録している。
しかし、最近のドラマは比較的視聴率が低迷傾向にあるので、この16.58％という数字はかなりのもの。さらに第2話では19.1％という記録を打ち出している。
この枠の1月期のドラマ「家族ノカタチ」は先輩のSMAP香取慎吾が主演をつとめたものの、解散騒動のあおりもあってか、視聴率に伸び悩んだ。
その空気を打ち消すように順調な視聴率を叩きだしているこのドラマは今後どこまで数字を上げてくるかとても楽しみだ。
おそらく4月期のドラマの中ででぶっちぎりで高視聴率第1位となるだろう。
■追記：第7話終了後の平均視聴率は16.73％に上がる。
■追記：第8話終了後の平均視聴率は16.94％に上がる。
■追記：第9話終了後の平均視聴率は16.89％に下がる。
■追記：最終回終了後の平均視聴率は17.15%に上がる。
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最終回までの展開ネタバレ
第7話 （5/29放送）
携帯ゲーム会社の社長が何かに殺害され同じ会社の専務取締役の西岡が逮捕される。社長の息子の英樹は同社の顧問を担当する
斑目法律事務所に弁護を依頼。西岡の弁護を深山らが行うことになるが、西岡は容疑を完全否定する。そしてこれまで、順調すぎるほど事件を解決してきた深山だが、過去に関係があったであろう大友や父親の過去と向き合うことに。初めて窮地に立たされる！？
第8話（6/5放送）
殺人の容疑で逮捕された深山。深山の調味料で食事した鈴木がその料理を食べたとたん苦しみだし、亡くなった。
さらに深山の自宅のパソコンから毒の購入履歴がみつかる。
留置場から真実を突き止めようとする深山。
第9話（6/12放送）
鉄道会社の会長が殺害された。
三男の嫁、皐月は犯行を自供し、事件は解決かのように思われたが、無理につじつまを合わせたかのような証言に、深山は違和感を覚える。
最終回予想 （6/19放送）
時々出て来る、大翔と父親とのシーン。斑目が眉を小指でかく仕草とラグビーボールは大翔の父、大介と関係がある。
初回で、大友を初めてじゃないと言った深山。また、斑目と大友が第32期の同期の司法修習生だったことも明らかになる。
深山の父親を中心に繋がる人物。父親の過去になにがあったのか。
そして、深山が0.1％にこだわり続ける理由はやはり父親にあるのか。何故お墓参りに行こうとしないのか。
7話以降で順調だった深山も窮地に追い込まれたりと今までとは違う展開が今後予想される。
それは斑目が書いたシナリオなのか。不思議な縁で過去の人物が繋がってゆく。
ネタバレ：深山の父親の事件と同じような冤罪事件を担当。政治家という国家権力によって、事実を捻じ曲げられ、一人の無実の青年が犯人にされそうに。事実を突き止めることで、深山は青年の無罪を証明する。
この事件の担当検事は丸川。深山の父親の事件は大友。過去の事件と同じ事が繰り返されようとしていた。
丸川は、佐田や立花の言葉に、正しいことをした。大友は歪んだ正義を貫く。その正義に深山は今後も立ち向かい続ける。
今回の事件で過去と対峙する深山。父親を救うことはできなかったが、ひとりの無実の青年を救うことで、深山自信も気持ちが救われたと思われる。残念ながら後に父親のお墓参りについては触れられていなかった。
深山の耳を触る癖も、昔からということで、どのような意味が込められているのかはハッキリとはしなかった。
現代の刑事事件の事実を知るいい機会となる物語となっていた。
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笑いのツボだらけ
99.9には深山の寒いギャクを始めとしてさまざまな笑いツボが散りばめられている。
深山の寒いギャグで、第4話の「時間がオーバー久美子（大場久美子）」では、後に大場久美子本人が登場する。
深山のいとこの坂東は、レキシとして有名なアーティストであるが、その楽曲も大変面白く、俳優としても面白さを醸し出す。
そして、このドラマにはたくさんのお笑い芸人が登場する。第6話まででは、ジャングルポケット・斉藤慎二、エレキコミック、どぶろっく、阿佐ヶ谷姉妹などが出演している。
また、深山が暮らすいとこんちでは毎回おもしろいメニューが明らかになっていく。（Sclaps！「99.9深山（松潤）のいとこ坂東（池田）の正体とメニューの秘密」参照）
99.9の美術デザイナー石井健将氏によると、「いとこんち」のメニューは美術チームで100個くらい考えました。松本さんの案も。ということで、あのメニューの中には松潤が考えたものもあるということだ。
また、年号だけでなく、犯人をバラしてしまったり、坂東が深山のいとこであることを示したり、ゲストを示したりと、遊び心いっぱい。
さらに、明石と藤野のやりとりが毎回おもしろい。この二人もドラマになくてはならない存在。明石の面白さはお腹を抱えて笑うほどだ。
ドラマの内容がいいのはもちろん、こういった細部にまでこだわったところや、真面目な話でありつつも面白さをふんだんに取り入れていることが、このドラマの魅力を高めている。
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