嫌われる勇気第5話のあらすじとネタバレ感想。OB会で女同士の確執
2月9日放送の「嫌われる勇気」の第5話のあらすじ、ネタバレ感想。
第5話視聴率:6.1% 平均視聴率:6.94%
第5話あらすじ
蘭子(香里奈)は、大文字(椎名桔平)ゼミのOB会に出席していた。そこには、犬猿の仲で知られる塔子(内山理名)と美沙(中島亜梨沙)の姿もあった。その時、美沙の夫で帝都大学の准教授・山岸(六角慎司)が殺害されたとの報せが入る。
山岸は、自分の研究室で刺殺されていた。遺体を見た大文字は、遺体の状態だけを見ると、犯人は男の可能性が高いと言った。蘭子は、山岸の机に置かれた「フラワーバレンタイン」というイベントのチラシに塔子の名前があることに気づく。蘭子が青山(加藤シゲアキ)とともに、イベントについて塔子から事情を聞いていると、美沙が来て、自分に隠れて夫に会っていたのか、と激怒する。山岸は美沙へのサプライズを考えていたのだ、と山岸と会っていた理由を説明する塔子。しかし美沙は納得せず、2人は大ゲンカになる。もともと塔子と美沙は、大の仲良しだった。しかし、学生時代に塔子が交際していた山岸を美沙が略奪してから、絶縁状態となっていた。
山岸殺害時のアリバイがなく動機もあることから、塔子が容疑者として浮上。青山は、15年以上前の恨みで今さら男を殺そうと思うか、と疑問を投げかけるが、小宮山(戸次重幸)は、女は執念深い生き物だ、と一蹴する。
後日、塔子主催のイベントが開かれ、蘭子も手伝いで参加する。そこへやってきた青山に、蘭子は自分にもフラワーバレンタインをくれ、と頼む。青山は、蘭子へ贈る花束を作り始める。嫌われる勇気 番組公式サイトより引用
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第5話のネタバレ
2005年、蘭子はアドラーの本を手に取る。
その姿に声をかける大文字。
蘭子は大学2年。大文字は綺麗になったね、蘭子ちゃんという。
ある殺人現場。犯人はある男を何度も包丁で刺したあと部屋を物色。
蘭子は大文字やOBたちとお酒を飲む。遅れてきた塔子。
その中でも仲の悪い塔子と美沙。少し空気が悪くなる。
蘭子の父親と知り合いの大文字。
美沙のもとに1本の電話。夫が殺されたという連絡。OBたちは全員驚きを隠せない。
蘭子は電話に出て、現場の場所を聞く。
殺害されたのは、美沙の夫直也。何度も刺されていた男性。帝都大で起きた事件。
顔見知りによる物取りの犯行だと浦部。今回は浦部の推理に肯定する。
大文字も現場へ。オーバーキル。必要以上に刺し傷がある。状況からみて男の犯行と大文字。
蘭子は部屋にあった一枚のチラシに目をとめる。
美沙に事情を聞く青山。
足を引きずるようにあるく美沙。蘭子はチラシを見せる。
そこには塔子の文字。バレンタインに男性から女性に花を贈るイベント、「フラワーバレンタイン」
その主催者は塔子。直也が美沙のために花を贈りたいとの依頼で会っていた塔子。
美沙は塔子が殺したと興奮気味。つかみ合いなる。
昔塔子と直也は付き合っていたが、美沙が直也を奪い女同士の確執がうまれる。
塔子はOB会に遅れてきた。時間的に塔子にも犯行は可能。
塔子を中心に調べる半田たち。
蘭子は塔子に声をかける。塔子はイベントを中止にしようと考える。
大文字に話を聞きに来た青山。大文字は課題の分離についてはなす。
他者の課題に踏み入るのは衝突の原因になる。他者の課題を切り捨てることができなければ今回の事件のようになるという。
蘭子は被り物をかぶってフラワーバレンタインのチラシを配る。
お礼を言いにきた塔子。蘭子は直也は妻のために花贈ろうと思っていたとは思えないと言う。
論文で忙しい上に、愛妻家には見えなかったと蘭子。
塔子のアリバイを聞く蘭子。青山にめい子から電話。解剖結果について話したいという。
死亡推定時刻が間違っていたとめい子。部屋をあたためていたりと犯人によって偽装されていた。
犯行時刻の塔子のアリバイは完璧なものに。
鑑識からは論文に関するデータはみつからないとの報告。
蘭子は美沙の家を訪ねる。家には直也と仲良く写っている写真。テーブルには直也から贈られたという花。
バレンタインは研究室から出れないからと早めに貰ったという。
蘭子は塔子と仲良かった頃の話しを聞く。小さい頃、足の悪かった美沙をかばっていた塔子。
略奪のウワサが流れるまではずっと仲がよかったふたり。
部屋を見ると、小さな地蔵の像が祀られていた。
蘭子は半田に、美沙には夫を殺害する動機があったという。
美沙は流産していた。夫のモラハラが原因だった。ストレスでの流産だった。
美沙の調査を始める半田たち。距離や時間から美沙には犯行が不可能と三宅。2度殺されたと蘭子。
蘭子は塔子に犯行現場は作られた偽物。犯罪心理学を学んだ人間ならそんな現場をつくるのは簡単だという。男性の犯行に見せかけることも。
蘭子の助言により。美沙の家を家宅捜索。ルミノール反応は出なかった。
蘭子は見立てを間違えたという目で見られる。蘭子を心配する青山。大文字は心配ないという。
蘭子は小学校に話しを聞き行く。仲の良かった美沙と塔子。階段で美沙が落ちた時、助けられず塔子の前で落ちた。
責任を感じていた塔子。
蘭子は美沙の家に行き、犯行の様子を再現。花が枯れていたのは、暖房の風が当たっていたから。
花からはルミノール反応が。家を出た蘭子は「見つけた」とつぶやく。
道子は校内で塔子と会う。事件のあった日に搬入口に止まっていた車が塔子のものだと知る。
青山に電話する道子。しかし何者かに襲われる。
おそったのは塔子。屋上に連れてこられた道子。間一髪で青山と蘭子、美沙が現れる。
塔子と美沙は共犯。仲が悪いふりをしていたが、連絡をとりあっていた。
直也が許せないと塔子に相談。美沙にケガをさせた負い目があった塔子は断れなかった。
お互いを補い合い完璧なアリバイを手にれた。
血痕が見つかり怖くなって全てを話した美沙。塔子は自分には美沙が必要だと勘違いし、美沙の課題に介入した塔子。
そのことにより課題に立ち向かう勇気を奪っていた塔子。他者の課題に介入するべきではなかったと蘭子。
美沙をすくうのではなく、自分がすくわれるためにやっていたことと蘭子。
青山は蘭子に花を渡す。今度はきれいに生けられている。蘭子はお礼を言う。青山は課題の分離について話す。
三宅は防犯映像で不審な点があると半田に報告。搬入口の映像だけが消されていたのか、故障していたのか映っていない。
街を歩く蘭子をみかけた青山、蘭子はある男性にハグし、腕を組んであるいていく。
驚く青山。
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第5話の感想
クールな蘭子の学生時代。蘭子ちゃんと呼ぶ大文字。
蘭子のかぶりもの。真面目な顔でゆるキャラのようなかぶり物。笑顔がぎこちない。
内山理名が登場。疑惑の人のひとり。
役柄からか、老けた印象をうける内山理名。
美沙と塔子、仲が悪いのは偽装でありそうな雰囲気が漂う。最初から先が共犯であることは予想できる。
過去の事故に責任を感じている塔子。美沙の足が悪いのはそのせい。
他人の課題への介入、課題の分離がテーマの事件。
蘭子が抱きついた男性は一体誰なのか?
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