仰げば尊し村上虹郎・真剣佑・北村匠海・佐野岳・太賀の演技力は？
日曜劇場の「仰げば尊し」の出演者たちの演技は？
ドラマが始まれば、そのキャスティングや演技には様々な意見があるもの。
このSclaps！でも、演技やキャスティングについて検証してみた。
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青島裕人（村上虹郎）の演技
（村上虹郎については、Sclaps！村上虹郎の演技力は？仰げば尊しで熱演の注目俳優の障害のウワサ真偽 を参照）
グループのリーダーで、バンド演奏中にケガを負い、音楽から遠ざかっていた青島。
最後まで吹奏楽部への入部を拒否していた、挫折を抱えた青年。
仲間を大切に思いで、クールで影のある青島は村上虹郎にぴったり。
感情を表にださないタイプだが、仲間のことは誰よりも大事に思っているところが演技に現れる。
音楽で挫折して、また音楽をやりたいと心の奥底で思っていても自分は道を外れたものとして、素直に音楽と関わることを受け入れられない。そんな苦悩を微妙な表情で表現する。
リーダーとして、仲間が信頼するのは青島の人柄であることが村上の演技を見ていて感じ取れる。
木藤良蓮（真剣佑）の演技
（真剣佑については、Sclaps！ 真剣佑、ちはやふるから仰げば尊しまでサックスも披露の注目若手俳優 を参照）
冷静沈着で、頭がキレるタイプ。音楽の腕も一流で、青島のことを誰よりも理解し、気にかけている。
3人が樋熊のハートに気持ちが動かされ、吹奏楽部に入部したときも、仲間がバラバラになることを見通していた。知的だが、不良であるあぶなっかしさをもつ木藤良の役をものにしている。
役柄の音楽の才能と同じように、演技についても素晴らしい才能。ハイスペックな真剣佑。
彼の魅力に釘付けになっている視聴者は数多い。前に前にでてくるタイプではないが、存在感と安心感がある。
不良の木藤良の役ということで、今まで演じてきた役とは顔立ちまでもが違って見えてくる。
役に入りきっているとはまさにこのことを言うのではないだろうか。
安保圭太（北村匠海）の演技
正直な性格で、青島を気遣う安保。一番素直な彼は、樋熊の言葉が最初に響いた青年。
その素直な性格がが綺麗な顔立ちからにじみ出てぴったりな役どころ。
4月期のドラマ「ゆとりですがなにか」では、文字もまともに読めない、おバカなおしゃれメガネの静磨を熱演。
その演技とはうって変わって不良の役でガラリと印象を変える。それでいて違和感を感じさせない俳優。
音楽ユニットDISH//のメンバーでもあり、多彩な才能を持つ。安保の一生懸命さに心をうたれた視聴者は多いのではないだろうか。
トロンボーンを吹いてみたくて、楽器店のショーウィンドウを眺めたり、試しに吹かせてもらったり、こっそり音楽室に入って演奏してみようとしたり、希望を持った子どものように、ワクワクとキラキラが共存するような演技。
安保の素直さが伝わる。
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桑田勇治（佐野岳）の演技
おしゃれ番長的で表面上は軽いがハートの熱い青年の役。
制服も、他の生徒達と違い個性的に着こなす。わりと喧嘩っぱやいタイプの青年。
おしゃれで肉体派の佐野向きの役がら。
ジュノンスーパーボーイのグランプリ受賞歴をもち、運動神経バツグンの佐野はおしゃれ番長的な不良役は向いている。
この物語の中では、桑田の役は注目されるエピソードが少ない。
見ていて不自然さはないので、演技が下手というわけではないし、熱さも伝わってくるが、印象に残りにくい。
スター性があると言われる俳優なだけに今後の演技に期待したい。
高杢金也（太賀）の演技
（太賀については、Sclaps！太賀ゆとりですがなにかで大注目の俳優！父や兄の家族や演技力検証 を参照）
おバカキャラでムードメーカー。
ストレートな性格でお調子者の高杢役は、笑顔が魅力的な太賀にぴったりな役といえる。
北村と同じく、4月期のドラマ「ゆとりですがなにか」では、主人公の正和をパワハラで訴える、ゆとり後輩社員、山岸を演じ、
その豹変ぶりに主役を飲むほどの演技を見せた太賀。
視聴者も山岸の身勝手ぶりに心底憎しみを覚えた人も多いだろう。
マスコット的な存在の高杢を演じる太賀は、佐野と同様、それほど出番は多くはないが、強烈なキャラと、愛らしさと、「～だし！」という言葉でキャラを確立。いいアクセントとなっている。
笑顔が最高に素敵な太賀。まわりをほんわかとさせる空気を作るのが上手い。
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