吉良奈津子最終回のあらすじとネタバレ感想。営業開発部の行く末は
9月22日放送の「営業部長 吉良奈津子」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。
最終回視聴率:6.9% 最終平均視聴率:7.10%
最終回のあらすじ
「シティドリンク」のコンペ当日に臨時の役員会が開かれ、そこで東邦広告の合併が決定するという情報に吉良奈津子(松嶋菜々子)は困惑する。
そんな奈津子は、ついに小山浩太郎(原田泰造)と向き合うことに。気まずい雰囲気が漂うなか、浩太郎は坂部深雪(伊藤歩)との件を説明すると、ごめんと言って、頭を下げた。それを聞いた奈津子は、きっぱり忘れて前を向こうとは思えない、と心情を吐露。さらに、浩太郎が予想もしなかったことを告げた。別の日、出社した奈津子は、斎藤良一(石丸幹二)の元へ出向き、営業開発部がコンペに勝ちノルマを達成したら、廃部撤回を社長に進言するという約束を守ってくれ、と念を押す。斎藤は、すべては取締役会で決まることだから、直接そこに乗り込んで社長に直談判したらどうだ、と揶揄するように言う。
困った奈津子は、高木啓介(松田龍平)を訪ね、コンペで戦いに挑むより、部員たちの再就職先を探すのが部長としての自分の仕事なのかもしれない、と弱気な発言をする。そんな奈津子に高木は怒りをあらわにする。
プレゼンが迫るなか、米田利雄(板尾創路)、川原義雄(岡田義徳)、今西朋美(中村アン)、神崎あすか(足立梨花)、丸尾裕人(白洲 迅)、郷 貴志(高木 渉)ら営業開発部員は、一丸となって準備に奔走していた。そんな部員たちを見た奈津子は…。営業部長 吉良奈津子 番組公式サイトより引用
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最終回のネタバレ
奈津子の病室に訪れた一条。
一条はシティドリンクのプレゼン資料を見せ、自分が盗んだことを告白。
一条はシティドリンクのコンペの日に、合併の話があるため、盗んだ資料は不要になったと奈津子の元に置いて立ち去る。
なぜそんなことを教えにきたのか聞く奈津子に、一条は黙って立ち去る。
家に戻ってきた奈津子。浩太郎も一緒に家に戻る。
浩太郎と話し合うことになった奈津子。謝罪する浩太郎。深雪と一線は超えていないことを伝える。
しかし奈津子は深雪に心が動いた事実に、何もなかったことを素直に喜べないと話す。
なんでも話せる関係じゃなくなっていたことが辛いと奈津子。すぐには前を向いてすすめないと奈津子。
それでもいいかと浩太郎に尋ね、さらに、会社をやめようと思っていることを話す。
退院した奈津子。斎藤に来週の役員会の話をきりだす。約束を守ってもらえるかと念を押すが、全ては役員会で決まると斎藤。
乗り込んで直談判をすればと役員会の開始時刻を伝える斎藤。
奈津子は高木のもとを訪れる。悩む奈津子は高木に弱音をはく。そんな奈津子を見た高木は、部下たちが頑張っているのに弱音をはく奈津子に怒りを露わにする。
高木に喝を入れられた奈津子は、部下たちに頑張るわよと前向きに話す。
ライバルのスラッシュについて解析する。その上で、東邦広告なりの戦略をたてる。
メッセージボトルにしてみてはと高木は提案。とてもカワイイ、使ってみたくなるメッセージカード。
一条は斎藤に、退職届を提出。自分は二重の裏切り者だと話す。
辞める覚悟があるなら話があると斎藤。
翌朝奈津子が目覚めると、浩太郎が朝食を作っていた。今日は大事な日だから後悔ないように頑張ってと浩太郎。
戦うという奈津子に壮太はおもちゃのちいさな剣を貸してあげると手渡す。
奈津子は直前になり、コンペには行かないと話す。奈津子は役員会に直談判するとコンペをみんなに任せる。
高木は奈津子の意思を受け取る。
有名タレントを使うスラッシュに対して、作戦の変更を提案する高木。
合併が決まる直前、奈津子は会議室に入室。奈津子はプレゼン資料を社長に見せる。
結果が出る時間まで合併の決定は待って欲しいと奈津子。必死で提案する奈津子に、斎藤がおもしろいと口添えをする。
営業開発部の社員ひとりひとりの説明をし、それぞれ東邦広告には必要な人材であることをアピール。
高木の静かな闘志に助けられたと奈津子。
高木はプレゼンする。スローガンとメッセージボトルの提案する高木。部員たちはそれぞれの商品にメッセージを書き紹介。
高木は奈津子の姿に思いついたスローガンについても説明する。奈津子になぞらえ、新たに背負うものが増え強くなり、輝きをはなつ、働く母親の姿を伝える高木。
東邦広告のプレゼンに心を動かされたシティドリンク。それだけに決定が遅れている様子。
待ちきれないと言う役員たちと同時に、連絡がはいる。
シティドリンクのコンペを頂いたと奈津子。廃部を撤回して欲しいと社長に伝える。
斎藤は、社長に不正を正し会社を立て直すべきだと言う。社長の不正を話す斎藤。
連絡をうけた一条が入室。僕が証拠だと一条。
一条は営業開発部で働いたことで初心を思い出し証言者となることを決意。
斎藤は社長の解任を提案。役員たちはそろって斎藤の提案に賛成する。
驚きを隠せない奈津子。
コンペ成功に祝杯をあげる営業開発部。
めでたい席だが、うかない顔の奈津子。打ち上げをそうそうに切り上げ部屋を出る奈津子。
机の上の壮太の写真をバックにしまう奈津子。
奈津子は斎藤に退職届を提出。
斎藤から米田に内線電話。祝杯をあげる高木のもとへ相談があると米田。
自宅では奈津子の退職にそれでいいのかと浩太郎。浩太郎は奈津子が羨ましかったと本音を話す。そして今の奈津子だから出来たこともあるのではと話す。
東邦広告の封筒でDVDが届く。それは営業開発部で働く社員たちの姿。そして、空席の部長席。涙が溢れる奈津子。
「私たちにはあなたが必要だ」というメッセージ。
その後姿をみつめる浩太郎は奈津子の背中を押す。
斎藤は辞表について、クリエイティブに戻るなら撤回を申し受けると話す。
しかし、奈津子はクリエイティブでなく営業に戻りたいと話す。斎藤は笑顔で退職届を返却。
高木にお礼を言う奈津子。
高木はフリーになって、海外で勉強しようと思っていると伝える。全力で応援する奈津子。
高木と握手をかわす。
奈津子は営業開発部に出勤。部員たちは信頼の笑顔で見つめる。
今日も一日頑張ろうと奈津子。部員たちは気持のいい返事で返す。
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最終回の感想
一条は奈津子なら何かかえてくれそうと期待している様子。
退院し、浩太郎と向き合った奈津子。一度動いてしまった気持にすぐに許せないというのは本音だろう。
しかし、時間がかかっても浩太郎と向き合うことを選ぶ。
高木は弱気になる奈津子に喝を入れる。
奈津子のことを昔から知っていて、誰よりも理解し、とても頼りになる高木。
新しい戦略にますますやる気の営業開発部。
奈津子の必死さに斎藤はやらせてみようと口添え。
奈津子も、高木もお互いの事を、守るべきもののために戦う。同時に進行し、リンクするドラマ展開。
一条は斎藤に退職届を出したものの、斎藤の真の計画を聞き、社長の不正の証言者に。
斎藤は奈津子の味方だった。奈津子の力を知った上を先をよんでいた。
浩太郎の夫として優しい言葉が素敵。
高木が作った営業開発部のDVDが感動的。それぞれの表情がいい。
高木は奈津子にコンペが終わったら伝えようとしていた言葉。それはフリーになることだけでは無いようにもとれる。
浩太郎のことを聞き、危機を乗り越えたことを聞いた表情に含みがあるように思える。
視聴者の想像の範疇だが、高木は奈津子に惹かれていたのではないかと思える。
高木は夢に向かって、営業開発部はますます仕事にやる気を出す。
一条の姿がないのが残念に思う。
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