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神の舌を持つ男は低視聴率で打ち切りか?映画化白紙?前評判との落差

神の舌大

向井理、木村文乃危うし!

チョイださイケメン、舌で舐めたものの成分を分析する朝永蘭丸、ウザカワで自己中で2サスマニアの甕棺墓光、宮沢賢治の末裔の宮沢寛治。
この濃いキャラの3人が、蘭丸の恋する温泉芸者ミヤビを探し、温泉地をめぐり、そこで遭遇する事件を蘭丸の舌で解決する物語。
かなり詰め込み過ぎた設定に、初回はよいものの、ずっと同じテンションのキャラに、3話目くらいから見ていて飽きた感は否めない。
さらに現実離れしていて、共感がもてない感じさえもする。現実離れするならばもっと離れているほう見ていて入りやすい。
近くにいそうな人物象で、特殊能力を持っている感じが受け入にくさの原因か。
蘭丸という役が向井理の魅力が活かしきれていない感じや、木村文乃の演技も「頑張っている」感が出てしまい、残念な設定。

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前評判のよさ

このドラマは、演出は「TRICK」をや「SPEC」を手掛けた、堤幸彦監督。脚本は「ATARU」を手がけた櫻井武晴氏という、最高コンビ。
この最強コンビに放送前から番組への期待が高まった。
タイトルは「神の舌を持つ男」と料理ともとれるが、推理サスペンス、舌を使って事件を解決する、向井理がふんどし姿で奮闘するなど、想像もできない内容で、かてない面白さのドラマになるのではと期待されていた。
さらに、サスペンスの女王をゲストとしてむかえたり、主題歌も異色の演歌であったり、さまざまな温泉地も見れるなど話題性は十分にあった。

 

下がり続ける視聴率

それだけ高い前評判ではあったものの、期待のたかまる初回視聴率は、6.4%と、今シーズンの21時、22時台のドラマの中で最下位という結果におさまった。
その後も、視聴率はどんどん下がり続け、盛り返すこともなく、中盤の第4話では5.3%まで落ち込み、平均視聴率は5.93%となった。
中盤あたりでは、物語もキャラの設定もマンネリ化し、他の話とほとんど同じという代わり映えしない状況が視聴者離れが進む原因となっているようだ。
さらに最大の注目だった、謎の温泉芸者、「ミヤビ」の存在。このミヤビを演じるのは誰なのかと視聴者は想像をふくらませるも、第4話の冒頭でその正体が明らかになり、その想像や興味も絶たれてしまった。さらに一緒にいたスキンヘッドの正体もわかると、今度はまた別の謎の男という、とってつけた感が残ってしまう。
今の残る謎は、「なぜ蘭丸にキスしたか」「なぜ成分が検出されなかったか」「なぜ蘭丸から逃げ続けるのか」という3点だけだが、それだけでは視聴者をつなぎとめておくのは難しそうだ。

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打ち切り、映画化白紙の可能性

このドラマは前評判のよさでもわかるように、期待が高く、当初は続編や映画化の話もあがっていた。
それだけ力を入れていたにもかかわらず、驚きの視聴率の悪さに、続編や映画化の話には暗雲がたちこめる。
それどころか下がり続ける視聴率に打ち切りのウワサまで囁かれている。
7月期、7月8日から放送開始と、どのドラマよりも早く始まり、勢いづいていたこの作品だが、打ち切りによる早期終了の可能性があり、どのドラマよりも早く始まり、どのドラマよりも早く終るドラマとなってしまうかもしれない。
(当初から全5話と決まっていた「時をかける少女」は例外とする)

 

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 - 2016年7月期ドラマ