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ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の第2話のあらすじとネタバレ感想。

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7月19日放送の「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第2話のあらすじ、ネタバレ感想。

第2話視聴率:9.2% 平均視聴率:9.47%

第2話あらすじ

空き地で、乗り捨てられた冷凍車と椅子に座った冷凍遺体2体が発見された。解剖の結果、両者は兄弟で、殺害後に冷凍、遺棄されたと判明。警察は遺体の身元を割り出すため、冷凍車の足取りを追跡する。
一方、東京拘置所では一人の死刑囚が変死する。妙子(原田美枝子)によると、先日留置所で自殺と思われる不審な死を遂げた殺人犯の大友(三浦貴大)と同じケースだという。比奈子(波瑠)は検死のため拘置所へ向かう妙子に同行。そこで受刑者の面談をしている中島(林遣都)と再会するが、大友の事件を振り返った中島は、比奈子が殺人犯の犯行の動機を“ある種の衝動”だと決めつけたことを指摘。「犯罪者の心理は一筋縄で解き明かせるものではない」と比奈子の考え方に苦言を呈する。

やがて、冷凍遺体遺棄事件を追っていた厚田(渡部篤郎)たちは冷凍設備のある一軒の商店にたどり着く。しかし、比奈子や東海林(横山裕)が現場へ向かうと、3カ月前に閉店した店はもぬけの殻。そこに住んでいるはずの父親と3人の子供の姿もない。ところが、裏庭にはなぜか今も動いている大型の冷凍庫があり、ドアを開けると、そこにはテーブルセットの前に座っている老人と女性の冷凍遺体があった――!

ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 番組公式サイトより引用

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第2話のネタバレ

暴走するトラック。盗難車両として追う警察。逃げた犯人を追う警官。その途中、座ったまま凍死する2人の遺体を発見。

夢の中では犯罪者の比奈子。すると母の声が聞こえ、七味の缶が置いてある。目が覚める。

凍らされた遺体の現場へ向う比奈子。奇妙な事件と感じる東海林。比奈子は興味深いという。
署にもどり、東海林と話す比奈子。10日ぶりに口を聞くと比奈子。大友をコンビで追っていたと報告した東海林。お互い単独だとするといろいろ面倒なので、そう報告していた。そして、二度と単独行動するなと比奈子に釘をさす。

男は、冷凍の遺体をおいてきたと落ち込む。父親と女性は表情のないロボットのように話す。
2人の遺体は兄弟である可能性が高いと石上。石上は拘置所ででた変死体を一緒に見に来て欲しいと比奈子とでかける。
大友の自殺体からかすかに香水の香りがしたという石上。拘置所で中島と会う。

強引な石上のはからいで、比奈子と中島を昼飯に一緒に行かせる。
鮫島は服を引きちぎって、首をしめて自殺していたという中島。
衝動だけで殺人を説明するのは難しいという中島。今回の冷凍遺体の犯人は遺体に愛着をもっているとも推測する。

捜査である閉店したある商店にたどりつく。その家には誰もいない。冷凍庫を確認する東海林たち。そこにはダイニングテーブルをはさんで2体の凍死体。ふたりはロボットのようだった人物。そして女性はその長女。さらに最初に発見された遺体はこの父親の二人の息子。父子家庭の父親とその子供たちが凍っていたのだ。

比奈子は凍死体の長女の顔をみて、笑っていることに気づく。

家族で商店をきりもりしていたが、父親が体調をくずして以来、姿をみていない近隣の人。長男は家業を次頑張っていたが、次男はどうしようもない男だったよう。長女は父親が姿を消したころ家をでている。
借金まみれの家族。遺体を分けて放置した犯人。
長女の内縁関係の男は、長女は家族は狂っていたと言っていたという。

比奈子は家族の中に犯人がいたのではと推測する。家族全員は凍っていると東海林。
家族の話しになり、亡くなった母に形見でもらった七味の話しをする。東海林の家族を聞く比奈子。妹がいたと話す。
すると電話が鳴る。比奈子は中島からメール。そのメールをみた東海林は自分にも送れとなにかに気づく。

遺体の解剖の結果、長女が笑っていたのは、死んでから笑わせたという。そして、子どもたち3人の体から虐待のあとが見つかった。本当に冷えきった家族だと石上。

解剖の結果を東海林の元に持っていく比奈子。東海林はメールを見てその場から去る。
中島はこの事件の犯人は家族を強く求めている。家族を引っ越しさせようとして、警察にみつかり、一時的にかくしてにげた。
家族とはみとめられない存在、非嫡出子とプロファイリングする。

比奈子は犯人に会えそうですと中島返事を送る。東海林を尾行し、同行する比奈子。
厚田たちも家族以外に別の人物が暮らしていた形跡があることをつかむ。

父親がかつて愛人のために買った家に向う。その家を訪ねる東海林と比奈子。家はかなり冷房がきいていて寒い。2階を調べる東海林。1階を調べる比奈子。
東海林は振り返りざまにスタンガンで気を失わされる。階下におりてきた犯人。1階にもイスに座った女性の凍死体。犯人は彼女も家族だという。この家に住んでいた父親の愛人も既に凍っていた。

比奈子は男の名前を呼ぶ。比奈子は自己紹介する。ケンジと呼ばれている犯人。父親は子どもたちを虐待していた。病に倒れるとき、ケンジに父親は冷凍してずっと側においておけば、ケンジを認めてやるという。
父親を恨んでいた息子たちは、凍った父親に罵声を浴びせる。ケンジは家族がバラバラにならないようにと他の子ども達も凍らせたと言う。
しかし、比奈子は、ケンジが愛されたかったのは、父親と長女だけ。他の家族は邪魔だった。だから先に捨てたと言う。
ケンジは父親と長女の間にできた子ども。だから出生届をだせなかった。
無理やり生まされ、ケンジを汚点という長女。一度も笑ってもらったことのなかったケンジは、遺体を笑わせた。
理想の家族が出来上がったとケンジ。

家族の遺体が回収されても、新しい家族を作ればいいと言い、比奈子に水をかける。液体窒素で比奈子を凍らせてしまおうとする。
凍らせれば誰も自分を拒めないと言う。比奈子を凍らせようとケンジ。比奈子はその顔が見たかったと言う。

意識をとりもどした東海林は間一髪で助けに入る。戸籍のない自分は捕まらないとケンジ。自殺しようとするケンジを投げ飛ばす東海林。ケンジを殴り続ける東海林。とめる比奈子。死のギリギリを叩き込むという東海林。

電話する東海林。厚田は正当防衛として報告を聞き入れる。
東海林の腕の傷を聞く比奈子。5年前に妹が変質者に殺された。その犯人を追った東海林は、抵抗した犯人が斬りつけた。

中島にお礼をいう比奈子。中島は比奈子に無理をするなと笑顔を指摘する。自分の前では作り笑いしない、素のままでいいという。中島はどうしてそこまでの殺人事件に興味をもつのか聞く。比奈子はバッグからナイフを取り出して中島に見せる。

石上は共通点が解ったという。

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第2話の感想

比奈子の中の殺人の衝動をとめるのは母親。
母親の形見の七味缶を持ち歩くことで比奈子のバランスは保たれているのかも知れない。
冷凍された人々がとても怖いが、比奈子にとっては興味深いと興味の対象。
冷えきった家族。犯人は家族を求める。
世にみとめられなかった子ども。存在すらしていないことになっている。
比奈子の殺人犯に対する興味。殺人犯を心から憎む東海林。
どちらも狂気じみている。

 

 

 

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