ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の第3話のあらすじとネタバレ感想。
7月26日放送の「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第3話のあらすじ、ネタバレ感想。
第3話視聴率:8.2% 平均視聴率:9.15%
第3話あらすじ
比奈子の自宅の近所の、近隣住民から幽霊屋敷と呼ばれている廃虚で、それぞれ体の一部が切り取られた4体の遺体が発見される。被害者はいずれも若い女性で、犯人は殺害後、遺体に自らが用意した服を着せ、切り取った体の一部を持ち去ったと見られる。先日の冷凍殺人の一件で、中島(林遣都)が犯人像の特定に一役買ったことを東海林(横山裕)から聞いた厚田(渡部篤郎)は、今回の事件のプロファイリングを中島に頼むことに。
一方、倉島(要潤)と聞き込みに行った比奈子(波瑠)は、遺体発見の前日、幽霊屋敷に雨がっぱを着たオバケがいるのを見たと証言する少女・吉田遙香(住田萌乃)に出会う。さらに遙香は、一週間前にも自宅近くで同じオバケを見たという。聞き込みを進める中で、比奈子と倉島は遥香とその母親・佐和(中島亜梨沙)と親しい仲で近所のクリーニング屋を営む佐藤都夜(佐々木希)と知り合う。都夜は、佐和が以前から男性のストーカーに付きまとわれており、雨がっぱを着たオバケと関係しているのではと比奈子と倉島に相談する。
やがて、遺体に着せてあった服が、あまりに被害者にぴったりのサイズだったことから、犯人がデザイナーではないかと推理した比奈子。そのうえ、遺体を切り取った道具が、デザイナーが使うような特殊なハサミだったことも判明する。そんななか、妙子(原田美枝子)は先日、自殺と思われる不審な死を遂げた宮原、大友、鮫島の3人に共通点を見つけたと比奈子に話す。3人の脳内には、同じ箇所に腫瘍が発生していたというのだ。しかし、その原因はいまだ謎のまま……。その頃、捜査本部には中島がやって来て――。
ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 番組公式サイトより引用
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第3話のネタバレ
吊り下げられた女性。雨ガッパの人物が近づいてくる。ハサミを取り出す。
比奈子に殺人犯への興味を聞かれ、比奈子は自分を知りたいからという。
そしてバッグの中にいつもナイフ持っている。
比奈子は結果的に正当防衛で人を殺してしまうと言い、怖いという感情も表情もないとも言う。
中島はずっと気づいていた。
中島のもとに院長の早坂が来て、比奈子の事を聞き、中島に信頼していると意味深なセリフ。
中島は机の中からハンカチを取り出し、そこには飴の包み紙が。
幽霊屋敷と言われる家から、4体の遺体が発見される。そのうち1体は足が切り取られていた。
身元不明の若い女性。一体は両腕を切り取られた赤いドレス、一体はエプロン姿の、一体はネグリジェで腹部切られ、そして両足切断の緑のドレスの女性。
衣服は犯人が殺害後着せていた事が解る。
倉島と比奈子が組むことになる。厚田は中島にプロファイリングをお願いしたいと比奈子に言う。
歩いていると一人の少女が嘘つきと他の子たちにいじめられている。助けに入った倉島。にげる少女は転んでしまう。
そこに一人の女性。クリーニング店を営む都夜だった。
遥香の母親のもとに連れて行く都夜。ケガの手当を終えたあと、比奈子は遥香に話しを聞く。
遥香は家の近くで雨ガッパの男がいたという。佐和はストーカー被害にあっていた。
遥香は雨ガッパの男はオバケ。佐和をつけていた男もそうではないかという遥香。
都夜は佐和親子の事をほっとけないという。都夜は比奈子の連絡先を教えて欲しいという。
現場に向う比奈子と倉島。比奈子は体にフィットしたサイズの衣服を着ていたのはおかしいという。デザイナーでなければ難しい。
石上は凶器はハサミ。犯人は切り取った部分を保管しているという。
自殺事件の状況を教える石上。3人の自殺者は脳内に腫瘍があるという事が解った。腫瘍は自然なのか、意図的なのか。石上は、意図的にはほぼ不可能だという。
中島は特別な意図が感じられるといい、資料を持ち帰って分析するという。
比奈子と二人で話していると、東海林が現れ、会話が中断。東海林は赤いドレスの女性の身元が解ったという。
モデルの被害者は雨ガッパの男にストーカー被害にあっていた。
遥香は雨ガッパのオバケが幽霊屋敷にいたと言っていた。
ひとりの男が容疑者として浮かび上がる。佐和のストーカーの永山という男。しかし決定的な証拠がでない。
比奈子はそれそれの女性の美しいパーツと切り取り、集めていたと考える。
佐和は被害届を取り下げた。保釈された永山。永山の弁護士からお金を受け取り引っ越すという。
公園でひとりブランコに乗る遥香。遥香は比奈子が嘘っぽいから怖いという。
母の話しする遥香に比奈子も自分の母のことを思い出す。
遥香と帰る途中、都夜をみかけた遥香はあの人も怖いといい先に帰る。
都夜から、佐和が男に車で連れて行かれたという電話が入る。
佐和の家では倒れていいる遥香と都夜の姿。都夜は比奈子にお茶を出し、飲んだあと遥香の病院に向う。
中島からプロファイリング結果が。犯人は自らの体が不完全。自分が不完全になったコンプレクスから、被害者たちから完全なパーツを奪うことで完全な自分になろうとしている。自分が完全な美しさを奪われた同じ苦しみを被害者にぶつけ、成り代わろうとしているという。犯人を聞くため電話する比奈子。眠気が襲い、意識が遠のく。
幽霊屋敷には雨ガッパを着た永山の遺体。
目をさます比奈子。比奈子と同じく縛られた佐和の姿。雨ガッパの人物が入ってくる。その人物は都夜。
都夜はあるマネキンをみせる。被害者たちの美しい皮膚を寄せ集めマネキンを作っていた。
比奈子の綺麗な顔が気に入ったと都夜。
東海林は都夜が連れ去ったと推理する。中島と東海林は比奈子のもとへ向う。
助けは来ないと都夜。比奈子は助けを呼ぶ気はなかったとナイフを後ろでに取り出す。
比奈子は中島に、いつか人を殺すのかという疑問を抱き、それが知りたくて警察官になったと話す。殺人という一線を越えた人間。その衝動のスイッチを押した彼らと心をもたない自分は同じ種類の人間なのかどうか。と話していた。
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第3話の感想
比奈子は、表情も感情も持っていない。だから、おかしなところでおかしな表情をしたりする。
自然にでる表情ではなく、考えて選択した表情。意識して表情を作る。
それに中島は気づいている。
比奈子はナイフを持ち歩く。今まで危険な目にあった時、バッグに手をいれていたのはナイフを取り出すためだった。
中島も何かを隠している。過去に比奈子とつながりがあるのかもしれない。
佐々木希の無表情な演技が怖い。
比奈子の殺人スイッチがはいってしまうのか。次の話しへ続く。
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