ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の第4話のあらすじとネタバレ感想。
8月2日放送の「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第4話のあらすじ、ネタバレ感想。
第4話視聴率:8.8% 平均視聴率:9.08%
第4話あらすじ
体の一部を切り取られた4人の若い女性の遺体が発見され、新たに事件現場の近くに住む佐和(中島亜梨沙)が何者かに連れ去られた。佐和と親しい佐藤都夜(佐々木希)によると、佐和は以前からストーカーの男につきまとわれていたという。しかし実際は、一連の殺人事件も佐和を狙ったのも、すべて都夜の犯行。その目的は、彼女たちの美しい皮膚を手に入れることだった。さらに、比奈子(波瑠)の顔を気に入り拉致した都夜は、顔の皮でマスクを作ろうと、比奈子にハサミを突きつける。犯人の正体に気付いた東海林(横山裕)も、中島(林遣都)と比奈子の行方を追うが――。
一方で、自殺と思われる不審な死を遂げた宮原と鮫島の死に際の映像がなぜかテレビで放送される。どうやら、何者かが匿名でテレビ局に送りつけたらしい。番組には、中島の上司でハヤサカメンタルクリニックの院長・早坂雅臣(光石研)が出演。この現象を“神の裁き”と呼び、凶悪犯罪に対する抑止力になると明言する。
テレビ局から押収したDVDには、白衣姿の医師が注射で自殺する映像も残されていた。警察が知る限り、ほかにも小学生を殺害した男が心臓をナイフで突いて自殺、殺人犯の大友も留置場で頭を砕いて自殺している。厚田(渡部篤郎)は、誰かが一連の出来事を世間に公表しようとしていると指摘したうえで、故意に自殺を誘発している人物を調べ上げ、食い止めるよう指示する。ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 番組公式サイトより引用
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第4話のネタバレ
都夜はハサミを比奈子の目の前にちらつかせる。
比奈子は後手でナイフでロープを切り始める。
一人目の被害者は衝動的な犯行だった。しかしその綺麗な体の一部を貰うことにした。
殺害されたストーカーはもともと一人目の被害者のストーカー。都夜に一目惚れし、都夜の言いなりになった。
そして佐和のストーカーをしていた。
昔モデルもしていた美しい都夜。都夜はストーカー被害にあい、美しい体に硫酸をかけられていた。
佐和を引きずっていく都夜。比奈子は都夜を醜いと言い、完全になんてなれる訳ないと言う。
狂気のスイッチのきっかけが知りたいと比奈子。生まれつきなのか、夢を絶たれた時なのか。
比奈子はロープを切る。興味深いという比奈子の肩にハサミを突き立てる都夜。比奈子はナイフで斬りつける。
顔を傷つけられ都夜は比奈子に襲いかかる。東海林たちは場所を突き止め間一髪で都夜をとめる。
出血した比奈子はそのまま気を失う。
中島は思わず比奈子の持っていたナイフを隠す。
都夜のクリーニング店を調べる倉島。比奈子がケガをさせたことに深い後悔。
倉島は責任をとって比奈子にプロポーズしようと思うという。
東海林は鑑識の三木に凶器の事を尋ねる。凶器はハサミだけしか見つからなかった。
夢の中で都夜と話す比奈子。殺してみてもいいかもと比奈子。都夜は子供の頃からずっとそうだったんだろうと語りかける。
過去の自分を見る比奈子。父親はいつか比奈子が人を殺すと話していた。
目をさます比奈子。側には中島の姿。比奈子は初めて殺すつもりでナイフを振るったと話す。
子どもの頃の破壊行動を話す比奈子。時計などをよく分解したという。
父親の言葉も中島に話す。中島はまだ誰の命も奪ってないと伝える。
石上がお見舞いに現れ、中島は帰る。
復帰した比奈子。署内では比奈子と中島が付き合っていることになっている。
誤解と知り、喜ぶ倉島。石上が言いふらしていた。こういう仕事をするなら人との縁を大事にしろと石上。
いつものカフェに中島と食事に来る比奈子。個室に入ったふたり。比奈子は表情を気にせず話す。ナイフを返す中島。
中島は比奈子に人として好意をいだいていると言う。
中島は怪物などいない、犯人は人間。人の罪は人して裁かれるべきと話す。
父に怪物と言われた比奈子。中島の人として向き合う姿勢に好意を抱くべきだと判断したと比奈子。
会計のあと、飴のつかみ取りのサービス。掴んだ飴玉を落とす比奈子。
それを見てはげしく動揺する中島。飴をくわえさせられた少女の遺体がフラッシュバックする。
宮原と鮫島の謎の自殺行動の映像がマスコミに流れた。
自宅に帰った比奈子にテレビをつけてみろと厚田。
早坂はテレビでコメント。この行動が自然発生したものならば、「神の裁き」と言うべきと話す。
その言葉に違和感を覚える比奈子。
その映像は「スイッチを押す者」から送られてきた。
早坂に話を聞く、比奈子と東海林。第三者が誘発させる可能性はと尋ねる。外科的でなければ難しいと早坂。
映像を分析する厚田たち。最後には白衣の男性が自ら注射を打っている。このほかに小学生を殺害し、ナイフでさして自殺した犯人。仁美を撲殺し、頭をかちわり自殺した犯人がいる。一連の事件との関係を調べる。
白衣の男性の映像から、場所を特定。病院の院長。その妻はやっと死んでくれたと話す。
院長は評判も悪く、わいせつ罪を起こして訴えられていた。
鮫島が亡くなったあと、辞職した刑務官がいる。比奈子は一度会っている。
世間では神の裁きを肯定する。東海林は比奈子に妹の話をする。未解決事件に便乗した犯人のせいで亡くなった妹。
東海林はくたばれと思うのと、実際に殺してしまうのは別物と話す。
情報屋から情報を受け取る東海林。調書をみて驚く。
石上は早坂の映像をじっとみつめる。
中島はあるアパートの前に立って何かにとりつかれたような表情。
東海林は比奈子に中島との関係を聞く。自殺した犯人の資料をみせる東海林。すべて早坂メンタルクリニックが関係ある。
中島は5年前の事件の第一発見者であることも解る。中島は診療所のデスクで虚ろな目つきで「神の裁き」とつぶやく。
比奈子と東海林は、新たな被害者を目にする。飴玉を食わせされられ死亡している少女。
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第4話の感想
都夜という狂った犯罪者を熱演する佐々木希。
普段のカワイイのんちゃんというイメージを覆す。
感情のない演技。一歩間違えば、大根に見えてしまう。
中島は機転をきかせ比奈子のナイフを隠す。
比奈子はもしかしたら人を殺したかもと話す。しかし、誰も殺してないと中島。
中島は比奈子の一番の理解者。比奈子の心も中島の前では楽になっているのよう。
復帰したときの比奈子の笑顔が、選んで笑っている表情に見える。つくられた表情に見えるさすがの演技。
中島も暗い過去をもつ。第1話の最初で比奈子が見ていたシーン。飴の包み紙が宙を舞う。
早坂の行動があやしい。外科的でなくても、解らないように脳内に腫瘍をつくる方法がありそうだ。それを早坂は知っていそう。
ここにきて中島があやしい行動。被害者家族ではなく、犯人側なのか。
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