そし誰、第5話のあらすじとネタバレ感想。謎の迷宮からの脱出
8月14日放送の「そして、誰もいなくなった」の第5話のあらすじ、ネタバレ感想。
第5話視聴率:6.1% 平均視聴率:8.09%
第5話のあらすじ
新一(藤原竜也)に襲いかかった斉藤(今野浩喜)は、もみ合ううちに自分の胸にナイフが刺さり、絶命してしまう。ショックを受けた新一はその場から逃げ出し、日下(伊野尾 慧)のアパートへと戻った。自分の目の前で友人2人を死に追いやってしまった新一はパニックに陥る。そんな新一を日下は信じると言って抱きしめるのだった。その優しさに疑問を感じた新一だったが、日下もパーソナル・ナンバーを持たない同士ということを知り驚愕する。
日下に励まされ、気持ちを落ち着かせたのも束の間、そのとき部屋の窓ガラスが割られ、得体の知れないガスが充満し、新一はその中で意識を失ってしまう――。一方、早苗(二階堂ふみ)は新一の部屋で思い出の品を片付けていると、出会った頃のことを思い返していた。その時、小山内(玉山鉄二)が新一の行方を捜して家を訪ねてくるが「知らない」と答える早苗に小山内はすぐに引き下がる。新一の留守を確認した小山内は外で待っていた人物の元へ。そこで待っていたのは弁護士西条(鶴見辰吾)だった――。
意識を失っていた新一は、殺風景な真っ白い部屋で目を覚ます。部屋にいたのは見知らぬ少女・砂央里(桜井日奈子)。部屋のドアには、問題文の書かれた紙が貼ってあり、どうやら問題を解かなければ先に進めない仕組みだと気付く。新一は難なく問題を解き、ドアを開くことに成功。しかし、ドアの向こうにはいくつも同じような真っ白い部屋と問題文の貼られたドアが続いているだけだった。問題を解き進めて行く新一。やがて、6つのスピーカーが転がった部屋に辿り着き、そのスピーカーから聞こえてきたのは、かつての仲間たちの声で――。
最後のドアを開くと、新一はビルの屋上にいた。胸にはライフル銃の赤いポインタが当てられ、どこからか声がする。「お前には、選択肢が2つある。このまま私に撃たれるか、そこから自分で飛び降りるか」――!!
果たして、新一が選んだ選択肢とは――?
そして、誰もいなくなった 番組公式サイトより引用
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第5話のネタバレ
病院に一人のあやしい男。斉藤の死体の側にいた。
日下は新一を信じるという。そして、日下もパーソナルナンバーを持たない人物だった。
新一は何故なくなったかと聞く。高校を卒業をした頃、お金に困って売ってしまったという。
突然、窓が割れる音がして、ガスが立ち込め、新一はそのガスを吸って意識を失う。
刑事の鬼塚は、斉藤殺しは正当防衛だと推測。そして、斉藤の死体が消えたと連絡が入る。
リスクを犯してまで死体を盗むメリットについて鬼塚は考える。
早苗は新一のマンションにやってきて、部屋を見て、過去を思い出す。五木を付き合っていた早苗は、デートをドタキャンされる。すると同じ店に新一がいて、パソコンと格闘。難しい言葉で早苗に説明する。その話しを聞かせてと早苗。それが二人の出会い。早苗は家にある自分の荷物を片付ける。
すると小山内がやってきて、早苗にバーKINGの話しをする。新一の行方のわからなくなった夜から閉店していることを伝える。
小山内は日下がみつかれば、新一のことも解るかもしれないと言う。
マンションをでた小山内は、新一がいないことを西条に伝える。西条に言われ盗聴器を仕掛けてきた。
新一は目をさます。真っ白い部屋にいた。ドアをには鍵、そして部屋の片隅には砂央里がいる。砂央里はだれでもないと話す。
日下のことを聞くが、見ていないと答える。砂央里のパーカーのフードに問題文が入っている。
そのクイズを解けば鍵が開くよう。壁にはテンキーがあり、数字を押すようになっている。砂央里のアドバイスで、鍵が開く。
その先も白い部屋。
今度は壁にクイズが貼ってある。砂央里は最初の部屋から動かない。砂央里を置いて次に進む新一。その先も同じく白い部屋。
何度か同じ事を繰り返していると、スピーカーのある部屋に。電話の会話が流れてくる。五木の声。会社の電話のよう。
スピーカーには数字が書かれてある。
今度は西条の声。偽新一と会話している。
田嶋の携帯の会話。人事の田村との会話。田嶋は新一を売った人物だった。
万紀子はKINGを訪れる。すると店の近くで占い師の格好をして店を見守っていた馬場が万紀子の車いすと押さえる。
動揺しながら万紀子は帰宅する。
今度は万紀子の電話の会話。鬼塚と話す万紀子。鬼塚は万紀子が新一の父親と結婚した疑問をつきつける。
聞いていられなくなった新一。
6つのスピーカーからは新一を裏切っているだろう人たちの会話。仲間はずれを探すクイズ。それは7つめの自分が仲間はずれと新一。7を押す新一、鍵が開く。
その先は屋上。7のスピーカーが置いてある。
物語の冒頭であった屋上。飛び降りるか、撃たれるかの選択肢を突きつけられる。
フェンスを乗り越え、屋上の際に立つ新一。新一は第3の選択肢があるはずと言う。
それは「孤独」。人は群れると暴動起こす。孤独な世界をつくるために手を組もうと話す。
するとスピーカーから銃声、そして日下の声。
言うことを聞くから、日下を傷つけるなと新一。
シーンがかわり、小山内が「ショータイムだ」と発する。
弥生は先輩介護士を手伝いにやってくる。その世話をまかされたのは、「川野瀬」という男性。
テレビをみて怒っているおじいちゃん。弥生は、偽新一が「川野瀬猛」だと知る。そして誰かに電話する。
新一はKINGに向う。すると馬場が現れる。中には砂央里、日下がいた。日下は手にケガを負っていた。
全員が揃った。4人ともナンバーを持っていない仲間、それを理由に脅迫されている。
封筒をあずかった日下はみんなにみせる。
世界を孤独に。
そのために、
君たちは今から7つの罪を犯す
とかかれてあった。
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第5話の感想
日下は新一の新しい名前を考える。
インパクトありすぎるもの、なさすぎるもの極端。
緊迫感のある状況にほっこりするシーン。日下はナンバーがなくても、生活出来ている。
鬼塚はこの不可解な事件の謎を追う。のちに味方となる存在になるのか。
砂央里は誰でもないというが、パーソナルナンバーを持たないだけなのか、それとも記憶自体がないのか、新一の問いかけにもこはっきりと答えない。
日下、砂央里、馬場は以前バーKINGで乾杯していた関係。どうつながっているのか。
スピーカーをなげつけ「あーしまった!」というのが棒読み感があるが、藤原竜也らしい演技。他の誰にもできないだろう。
万紀子までも裏切っているのか、血の繋がらないという理由で親子の絆を信じ切れない新一。
それをつきつけることで新一をさらに追い込む。自分には味方がいないという絶望感を味合わせる。
新一、日下、砂央里、馬場は4人共ナンバーをもたない、そして誰かに脅されている仲間。
これから4人は行動をともにすることになるようだ。
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