地味にスゴイ!で大反響、ツッコミを入れたリニアモーター牛とは?
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子で、熱い言葉、「リニアモーター牛」!
第2話の予告から、石原さとみ演じる悦子がツッコむ。
悦子:リニアモーター牛ってなんだよ!?
言葉だけではかなり意味不明。
この「リニアモーター牛」とは一体何なのか。
リニアモーターカーと牛が関係しているように想像できるが、摩訶不思議な単語。
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この言葉が出て来るのは悦子が校閲を担当した作家、是永是之(これながこれゆき)の作品、「犬っぽいっすね」に出てくる単語。
タイトルが「犬っぽいっすね」というが、犬は一切出てこず、唯一出てくる動物がリニアモーター牛という音速で走る牛車という小説。
是永是之は高校生の時に史上最年少で文芸新人賞をとった文学界期待のホープだったのだが、本人が顔出しするのを嫌がって授賞式にもマスコミにも一切出なかっため世間に忘れさられ、今に至る。
受賞後スランプに陥る作家も珍しくない世界で、文学センスは抜群だと言われる。
貝塚は必ずまた浮上するとふんでいる。
その正体は、折原幸人であることは2話の終わりで明かされる。
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悦子の想像する「リニアモーター牛」
(写真:日テレオンデマンド 第2話放送画面キャプチャー)
列車のようなスタイルで、新横浜駅のホームに停車するリニアモーター牛。
通勤するサラリーマン的なひとがドアを開くのをまっていて、駅員らしきひとが安全を見守る。
あたまはリアルな牛。体は列車のようで何両かで編成されている。
注目は車輪の部分が、車輪でなく牛の足になっている。
しかも足の爪のふたまたにわかれた部分で線路を挟んでいる。
初校の悦子のイラストに笑う幸人。
そして校閲者の悦子に対してのメッセージは
はじめまして。
こんなツッコミだらけの校閲は初めてで感激しています。
文字を通して
あなたと心がつながった
気がしました
と書かれてあった。
しかし悦子の校閲は1つも反映されていない。
文字を通して心がつながるという校閲者にたいしては最上の言葉だが
悦子はなんとなくもやもやしている。
是永是之の中の「リニアモーター牛」
(写真:日テレオンデマンド 第2話放送画面キャプチャー)
作家が想像するリニアモーター牛は、足に車輪がついていて牛と機械が融合されたスタイル。
メカっぽい羽まで生えている。
引っ張っている牛車両は、平安時代の牛車のように御簾がさがっているが、車輪は高速回転するマシンっぽい。
ドラマの中でこの時点で是永是之=幸人だと断定していないが、なぜか表記は「幸人のリニアモーター牛」になっている。
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