嫌われる勇気最終回のあらすじとネタバレ感想。メシアの正体とは?
3月16日放送の「嫌われる勇気」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。
最終回視聴率:5.7% 最終平均視聴率:6.53%
最終回あらすじ
病院を抜け出した青山(加藤シゲアキ)は、大文字(椎名桔平)の研究室に駆け込むと室内を物色し、古びたファイルを見つける。そこには、18年前の蘭子(香里奈)の誘拐事件の記事とともに、赤い印が付いた森の地図があった。
一方、監禁された蘭子のもとへ、大文字がやってくる。大文字は、気を失っていた蘭子を起こし、拘束を解いてやる。自由になった蘭子は、何者かに撃たれ倒れている土方(寿大聡)と、そのそばに自分の銃が落ちているのに気付く。そこへ、青山と道子(飯豊まりえ)が入って来る。青山は、銃を拾い大文字に向けると、蘭子から離れろ、と命じた。大文字は、ゆっくりと手を挙げた。その後、梶(正名僕蔵)らが行った検証の結果、現場に残された足跡が、土方と警察関係者を除くと、大文字のものだけだったことが分かる。
半田(升毅)は、大文字を取り調べ、監禁場所にいた理由を問いただす。大文字は、蘭子が監禁されているのなら、18年前と同じ場所の可能性があるからだと説明。しかし半田は、当時、監禁場所が公開されていなかったことを指摘する。そんな中、大文字は、自分と土方が共犯関係だと考えるのは浅はかだと反論。蘭子とともに取り調べを見ていた青山は、取調室に乱入すると、あなたが土方らの狙撃を指示した「メシア」だろう、と怒りを爆発させる。
取り調べが終わり、部屋から出た大文字は、すれ違いざま蘭子にハンカチを手渡した。そこには、メモがはさんであり…。嫌われる勇気 番組公式サイトより引用
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最終回のネタバレ
監禁された蘭子。土方に銃口を向けられる。
青山は大文字の部屋を調べる。道子も一緒に探していると、14年前の事件に関するファイルが。
その中に地図もあり、赤い丸印がされてある。
目隠しをとられた蘭子。そこには大文字が。蘭子を助けにきた様子。
周りをみると、拳銃で撃たれた土方。
かけつけた青山は、土方の拳銃を拾い、大文字に向ける。蘭子から離れさせ、手を上げるように言う。
現場を調べる、梶と村上。現場には土方と蘭子を除けば、大文字の指紋しかでなかった。
青山がみつけた地図。赤い丸印はかつての蘭子の監禁場所。
大文字を取調べる。監禁場所は公開されていないかった。犯人でなければ知っているのはおかしい。
青山は大文字に「あなたがメシアだ」と言う。任意の取り調べに部屋をでる大文字。
帰り際、研究室に置いてあったとハンカチを渡す。間にはメモが入っていた。
土方は至近距離で撃たれた。
犯人の衣服には発射残渣が残っているはずだと三宅。
大文字が渡したメモには、あとで大文字の研究室にくるようにとの指示が。
過去の事件について話すという大文字。
18年前の事件の犯人はメシア。神奈川県警の上層部から誘拐事件を深追いするなとの指示があった。
しかし、愛する娘のために調べつづけた蘭子の父。1人で捜査するのに限界を感じた蘭子の父は大文字に助けをもとめた。
事件のファイルは父が持っていたもの。誘拐時の写真はメシアから神奈川県警に送られてきたもの。
メシアにたどりついた蘭子の父。メシアは身内のものだったと父。
危険なため、資料を処分してくれと大文字に言い含める。明日メシアに会ってくると父。
それ以来姿を消した父。父がたどりついたメシアの正体は蘭子が知っていると大文字。
父は蘭子に見られたと大文字に話していた。
アドラーの理論では、人は記憶を改ざんするものだと大文字。蘭子はなにか見ているはずだと言う。
蘭子は実家を訪ねる。ソファーに座ったまま寝てしまった蘭子。
翌朝、神奈川県警の関わった事件を調べた資料の一部を持って訪れた、青山。
蘭子は封印した記憶をとりもどすべく大文字に協力を依頼。
青山は半田たちにメシアが警察内部にいると話し、一緒に資料を調べようと言う。
膨大な資料に、みんなでやれば終わると、三宅。
蘭子の父親が指揮をとった強盗殺人事件。
裁判で被告人は無罪を訴える。警察の冤罪事件と被告人。物証もなく犯人にされた被告人。
大文字は蘭子の記憶を呼び起こす。
記憶を辿る蘭子。イメージを書き起こす蘭子。出来上がった絵は家の庭。庭に埋められた赤い箱。
少女蘭子は泣きながら庭に赤い箱を埋める。その箱に入っていたのは血のついたナイフ。
それは父親が持っていたものだった。
誘拐された現場に梶をつれてきた蘭子。
鑑識の梶に花が咲いていた場所を調べさせる蘭子。梶は、みたところ白い花は咲いていないという。
蘭子は花が白いとは言っていないという。
メシアは梶。鑑識用の足カバーをつけていた梶の足音は独特。その音を聞いていた蘭子。そして気づいた。
18年前、強盗事件が発生。そのナイフには被告人とは別の指紋がついていた。
冤罪事件の証拠。それを蘭子の父に相談。隠蔽しようとする神奈川県警が冤罪を公にする材料として蘭子を誘拐した。
上層部に犯人だとバレた梶。誘拐事件の罪には問わないから、冤罪のことは黙っているように言われた。
蘭子の父は冤罪は見逃しても、自分の娘の事件は見逃さなかった。
話し合ったが、蘭子の父は冤罪はなかったという。その言葉に逆上した梶は蘭子の父を殺した。
まともではないと笑う梶。そんなはずはないと青山。
まともでない人間は冤罪にこだわらない。最愛の妻の死と冤罪が重なり自暴自棄になった梶。
今も妻が生きているように話していた梶。蘭子は梶は臆病者だと言う。
電話で梶に訴えると言われた父は怖くなり証拠のナイフを埋めていた。
警察組織にとって上からの指示は絶対という言葉を蘭子は受け入れられなかった。
しかし、蘭子をつつみこんでくれていたのは、父親、父を殺した梶を許せないと蘭子。
梶に銃口を向ける蘭子。だけど、自分は刑事、殺人で物事を解決しない。明確に否定する蘭子。
梶が連行されたあと、青山と話す蘭子。優しくて正義感のある父であって欲しかった蘭子は、現実から目をそむけた。
8係全員は蘭子に優しく笑いかける。次の瞬間、青山は倒れる。
18年前の冤罪を告発する決心をした蘭子。大文字にそう話し、お礼を言う。
大文字は青山から預かっていた手紙を渡す。万が一のことがあったら蘭子に渡してくれと言われていた。
お墓参りにくる蘭子。その手紙を読む。
刺されていなければずっと蘭子のバディでいたかったと書いてある。
すると、青山と悠真がかけてくる。
蘭子がお参りにきていたのは庵堂家のお墓だった。3人で参る。
悠真は青山は蘭子の事を好きだと言う。
蘭子は飼っていた犬に似ているから好きだと言う。
青山は大文字に、万が一のときじゃない時に手紙を渡したことに抗議。
青山は大文字に幸せになる勇気について聞く。
蘭子は最初にケーキを食べていたシーンと同じように、最後もケーキを食べるシーンで締めくくる。
しかし、そこには携帯が置いてある。
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最終回の感想
今は青山は生きているが、第9話では既になくなっているようなフリ。
序盤で大文字が容疑者となっているなら、実際のメシアは大文字ではないことが伺える。
そのすぐあとには、大文字が犯人説は消える。
イメージ画を書いて、記憶の呼び覚ます。本当にこんなことが出来るのだろうか。
イメージにしてはしっかりと庭の絵ができすぎている。ドラマ用の演出か。
最初からちょこちょこでていた梶。
村上に話していた妻との話のフラグをここで回収。
実は妻はなくなっていた。さも生きているかのように話していた、梶。
冤罪が許せなかった正義感の強い人間の成れの果て。
殺人で物事を解決するという方法も明確に否定する蘭子。最近聞いていなかったこのセリフ。
青山死亡説は明確に否定された。
庵堂家の近くには青山家の墓。青山がもういないというギリギリまでのフリ。
しかし、やっぱり生きていてよかったという視聴者の期待を裏切らない展開。
蘭子が昔飼っていた犬が「エマ」。主題歌のフラグも回収する。
ドラマの初回のオープニングとと、最終回のラストは蘭子がだれにも遠慮せずケーキを食べるシーンでくくられる。
携帯をもたない主義だった蘭子が持っているという変化がそこには見られる。
今は孤独ではない蘭子。
第9話 ≪PREV | NEXT≫ 次ドラマ
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