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はじめまして、第3話のあらすじとネタバレ感想。壮絶な試し行動に

はじめまして大

7月28日放送の「はじめして、愛しています。」の第3話のあらすじ、ネタバレ感想。

第3話視聴率:8.4% 平均視聴率:9.94%

第3話あらすじ

特別養子縁組に向けた里親認定の許可が正式に下り、梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)が男の子(横山歩)を家に迎える日がやってくる。といっても、まだ二人が親として認められたわけではない。一緒に家庭生活を送る中で、適切な親子関係が築かれたと裁判所が判断して初めて、戸籍上正式な親子になるための手続きが取られるのだ。
「これからの方がもっと大変」。堂本真知(余貴美子)の言葉を思い出し、気持ちを引き締める美奈。しかし、過食や偏食といった里親の愛情を図る子どもの“試し行動”は、ほぼ100パーセントの確率で現れると改めて聞かされ、つい不安が顔に出てしまう。
一方の信次は朝から興奮状態。美奈をいつもの根拠のない語呂合わせで励ましつつ、いまだ名前が分からない男の子に新しい名前を授けるといって、隠し玉のように用意してきた名前を披露する。美奈も知らされていなかったその名前とは…。
男の子は、梅田家に来てからも無言のままだったが、心配していた試し行動もなく、拍子抜けするほど穏やかな日々が過ぎていく。ところが…
三日目にしてついに嵐が襲来。美奈、絶叫の日々が幕を開ける!!

はじめまして、愛しています。 番組公式サイトより引用

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第3話のネタバレ

いよいよ男の子を迎える日の朝。
施設で再度堂本から説明を受ける。一緒に暮らした後に正式に親となれる。
試し行動について聞く美奈。堂本は気の済むまでさせ、受け止めてくださいと言う。
名前を決めていいかと聞く信次。堂本の許可を得て、信次は男の子に「一(ハジメ)」とつける。

ハジメは美奈の顔を見た後、信次の手を握り、3人で出を繋いで家に帰る。
家の中を案内する夫婦。ハジメは黙ったまま。家を見回す。食事を食べる3人。
ハジメは美奈のオムライスを食べる。親子の時間を過ごす。あまりの素直さに拍子抜けする美奈。

3日後、ついに嵐はやってきた。突然ふたりの寝室にオレンジジュースを撒き散らすハジメ。家中に食物や飲み物を撒き散らす。
ほかにもいろいろと試し行動が始まる。叱れない美奈は限界寸前。

信次が家に帰って来ると床を吹いている美奈。冷蔵庫にはハジメが買いまくった食料品、得体のしれない料理はテーブルにならぶ。
美奈は堂本に電話。3日ずっと試し行動が続く。堂本にアドバイスを貰うが、美奈は納得出来ない。堂本はハジメは美奈より何倍もつらい思いをしてきたと言う。
ストレスで持病の痔がでてきた美奈。美奈の信次に対する苛立ちも最高潮。

ピアノ教室をする美奈。そこにハジメが入って来て、美奈の手に噛み付いたりつねったりする。美奈はトイレに叫びストレスを発散していたが、痔のためそれも出来なくなっていた。
春代の親子を家に呼ぶ信次。ハジメを紹介する。巧も訪れる。相変わらず黙ったままのハジメ。
小競り合いを始める家族。信次は美奈の父も呼んでいた。怒る美奈。美奈のピアノが好きだと話す信次。
それを聞いた美奈の父はピアノを弾く。「白鳥」それは美奈の父との思い出の曲。それすら覚えていない様子の美奈の父。
ハジメはピアノに近づき、弾いているのをじっとみつめる。曲の説明をする父親。これから教えてやると父。
美奈は余計なことをするなと怒り出す。

みんなが帰ったあともずっと怒っている美奈。食事をするふたり。ハジメも席につく。ハジメはナイフとフォークを持ち、ソファーを刺し始める。とめる美奈の手を噛むハジメ。手はやめてと思わず突き飛ばす美奈。ハジメは美奈をじっと見据えて、お漏らしをする。わざとやったと気づく美奈。
美奈はもうやめようと言う。どうしても養子にしたいなら別れるしかないという。信次は自分たちの仲を壊してまで養子を取るべきではないと言う。

ハジメを施設に連れてきた梅田夫妻。信次に里親委託の取り下げをしてくださいと事務的つたえる堂本。
美奈は怒られると思ったと言い、これまでの事を話すが、もういいですか。と堂本。番大切なのは子どもの幸せ。時間を無駄したくないと部屋を出る。

美奈は信次の母のもとを訪ねる。義母はお酒で母親失格になった。子たちに背を向けてきたと話す。

家にもどる美奈。ハジメの試し行動の残骸をみてげんなりし、ピアノを弾き始める。ケガをした手を見て、ハジメの事を思い出す。
美奈は深い後悔にさいなまれ、施設に駆け込む。もう一度ハジメの母になりたいと美奈。信次は里親委託の取り下げをしていなかった。美奈を説得するから待ってくれと頼み込んでいた。
美奈は信次の会社に訪れ、ハジメを迎えに行こうと話し、信次の妻であることを改めてよかったと思う。

大声で名前を呼ぶ信次。ハジメはその名前に反応し振り向く。帰るよという言葉に、二人のもとに駆け寄るハジメ。
ハジメを抱きしめる美奈。

家にもどったハジメに、好きなだけどうぞとジュースを渡す。美奈は今日は一緒にやろうと言う。
ハジメは、ジュースをテーブルに戻し、美奈に抱きつく。

しかし、あらたな試練は始まっていた。

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第3話の感想

笑顔で弱音ははけないという松岡修造の言葉を実践し、笑顔で「辛いよ~、苦しいよ~」という信次の表情が面白い。
試し行動に叱ってはいけないのはかなり大変なことだと思う。
赤ん坊の頃からずっと育ててきた血のつながりのある子でさえ、叱ってはいけないと言われてじっと我慢できるかは疑問。
かなりの愛情を持って接しなければならない。それだけ傷ついている施設の子どもたち。
どうしても怒らないことで美奈を試すハジメ。突き飛ばされた時の美奈の見る目は、全て解っているといわんばかりの表情。
限界を迎えた美奈。このままでは離婚しかないと言う。信次は、自分たちの仲を壊してまで養子ととるべきではないと決心する。
美奈は深い後悔。信次は取り下げ申請をしていなかった。
信次とはじめを迎えに行き、はじめが名前に反応、駆け寄るシーンが感動的。
そして、家に戻りふたりの愛情をくみとり、試し行動をやめるハジメ。美奈に抱きつく感涙のシーン。

 

 

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