日暮旅人の第5話のあらすじとネタバレ感想。白石と旅人の接点に迫る
2月19日放送の「視覚探偵 日暮旅人」の第5話のあらすじ、ネタバレ感想。
第5話視聴率:9.4% 平均視聴率:9.83%
第5話のあらすじ
事件現場で古株の刑事・白石(吹越満)を見た旅人(松坂桃李)は、白石こそが20年前に自分を誘拐、監禁した犯人の一人であったことに気づくのだった。一方の白石は、売人のヒカル・レイこと川村(三浦貴大)が使用していたドラッグが、20年前のごく短い期間だけ出回った特殊なドラッグ『ロスト』だと知り、なぜか激しく狼狽していた。かつてロストが出回った時期は、旅人が監禁されていた時期と重なっていた……。
そんな中、旅人の主治医・榎木(北大路欣也)が、耳の聞こえない女性・静香(三吉彩花)のために、彼女がファンだというジャズミュージシャン・犬飼啓(吉田栄作)の行方を探してほしいと依頼する。犬飼は少し前から行方不明なのだと言う。早速犬飼を探す雪路(濱田岳)と亀吉(上田竜也)は、麻薬取引の元締め・リッチー(北村有起哉)から、犬飼がドラッグの売人で警察からも追われていることを知らされる。目を大切にしたいことを理由に今回の依頼を雪路たちに任せると言っていた旅人は、犬飼がリッチー絡みの売人だと聞いた途端、なぜか捜査に参加すると言い出すのだった。
犬飼の住処で見つけた静香のファンレターに“強い悲しみの感情”を視た旅人は静香に会い、耳が聞こえなくても犬飼の音楽が不思議と伝わったこと、しかしある時から演奏から何も伝わらなくなったことを聞かされる。捜索が難航する中、ライブハウスに貼ってあった犬飼のサインからただならぬ感情の模様を視た旅人は、飲食店の壁に書かれた謎の音符の落書きにも奇妙な共通点を見つけ、単身犬飼に近づいていく……。
その頃、増子(シシド・カフカ)たちが集めた『ロスト』に関する資料をこっそり漁っていた白石は、20年前に監禁し死んだと思っていた子供が旅人であることに気づき、旅人の計画の前に立ちはだかろうとしていた……!!
視覚探偵 日暮旅人 番組公式サイトより引用
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第5話のネタバレ
榎木は友人の娘と言って連れてくる。
その娘は耳が聞こえない。旅人の目を心配する榎木は雪路に依頼する。
旅人は手話で女性に語りかける。
今回は素直に目をつかわない旅人に拍子抜けする雪路。
榎木は静香が就職が決まり、お祝いをしてあげたいと、サプライズをしたいという。
榎木は犬飼啓というジャズミュージシャンのサインが欲しいという。今では売れっ子の犬飼だが、静香は売れる前からファンだったと言う。
灯衣と会話する旅人が会話しているのを不思議がる静香。
旅人も耳が聞こえないが、視えるからと手話で話す。
リッチーの捜査をする増子たち。
ロストと言われるドラッグの話しになった瞬間に白石は突然あわてる。
ドラッグの小買人として犬飼の名前が上がる。
ロストは20年前に一瞬だけ出回ったドラッグ。
丁度、旅人が誘拐された5歳の頃。
雪路は犬飼の行方を探す。
そこにリッチーが現れる。犬飼を探している雪路を殴りつける。
犬飼を見つけたら必ず連絡しろとリッチー。
帰ってきた雪路のケガに事情を聞く旅人。
犬飼が売っていたドラッグに興味をしめす旅人。早く見つけて警察に引き渡さないとと旅人。
急にやると言い出す旅人。
白石は居眠りをする。ロストの事でうなされる。そこに息子から電話。
残業だと話し、大好きな息子に優しい声で答える。
亀吉は犬飼のすみかを見つけたと案内。
プレハブ小屋を開けようとするが、中から増子たちが出てくる。
いろいろと質問する増子。旅人にロストの事を話すとあきらかに反応する旅人。
旅人は目をつかって犬飼の部屋を見る。
部屋の一部から愛情の模様。中にはファンレターが。中には静香のファンレターも。
その静香のファンレターの1枚だけは違う模様が。
旅人は静香を訪ねる。そして1通のファンレターを見せ、「強い悲しみ」が、視えたと手話。
読んでみてと静香。
耳の聞こえない静香は犬飼の演奏は伝わると書いてある。希望に満ちた文章に思うと旅人。
この手紙を書いた時の犬飼の演奏から何も伝わらなかった。元にもどってほしくて手紙書いた。
悲しい気持ち。絶望感をも感じる。
静香は旅人のように視えるようになりたいと話す。
ライブハウスで聞き込みをする雪路。
壁に貼った犬飼のポスターをみて、どんな演奏をするか聞いてみたかったと旅人。
ポスターを貰った旅人。
公園で話をしていると、とある店の落書きに目をとめる。
ポスターのサインと壁の落書きは同じ人物。落書きは毎週消しているが書かれている。
最近書かれたもの。
白石は一人残って残業。土井の机を探る。旅人の捜査資料をみて、自分に行きついていないと安心する。
今度は増子の机を探る。旅人の事件を調べていると知り、旅人が生きていると知る白石。
雪路は壁に落書きをする。メッセージのような落書き。
旅人は犬飼を見つけ、手錠をかけある場所まで連れていく。タクシーに乗るふたり。
車中でサインしてと旅人。サインが違い、昔のほうがいいと旅人。
川原に連れてきた旅人。そこにはガラの悪そうな人たちが。
増子たちも張っている。
壁にの落書きはドラッグを売る場所や時間を現していた。
雪路が書いた暗号を見て買いに来た人たち。
旅人は犬飼の荷物を取り上げる。中からカップ麺が。未開封カップ麺を踏みつける旅人、中からドラッグが。
リッチーが犬飼の口封じをしようとしていると旅人。自首してみないかと話す。
犬飼にロストの事について聞く旅人。犬飼は知らないという。
今度は静香の元に連れていく旅人。
ドラッグを買いに来た男の一人は、電話。犬飼はが取り引きをしないで帰った、早く来たほうがいいと言う。
昔路上ライブをしていた場所に連れてきた旅人。そこに静香を連れてくる。
こんな変わり果てた姿をみせたくなかったと犬飼。昔を思い出させる旅人。
一度もサックスの音を聞いたこと無い静香の心に犬飼の演奏は響いていた。
昔のサインの音符からは喜びの模様が見えた。犬飼の感情のファン。静香も同じ。
楽器なんかなくても伝わると旅人。
犬飼は目を閉じ、口笛で演奏する。その姿をじっとみつめる静香。口笛が上手く吹けずメロディーを歌う犬飼。
静香に犬飼の感情が伝わる。旅人にもその感情が視える。あの頃の犬飼いだと静香。
いつの間にか周りに人が集まる。みんな拍手喝采。
離れたところで犬飼を見るリッチー。もう用済みと銃口を犬飼に向ける。
増子がとめるが、逃げられてしまう。
連行される犬飼に感謝を伝える静香。
旅人にもお礼を言う。そして、旅人からも強い悲しみを感じたと静香。
静香にだけ強い悲しみを持っていること、それに気付いてくれたことを嬉しく思うと伝える旅人。
でもどんな悲しみかは言えないと言う。
その姿を盗撮する白石。カメラの画像を見ると一瞬旅人は白石の方を見ている。
上司に呼び戻される白石。
封筒の中には告発状。昔の事件について書かれてある。
そこには山田手帳の写真も。旅人の父、山田手帳、ロスト。僕は破滅だとひとり呟く。
一人部屋で手帳を隠す旅人。
灯衣が呼びに来て、笑顔になる旅人。灯衣がいなくなると険しい顔に。
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第5話の感想
白石と旅人の接点がみえてきた。白石は旅人の誘拐事件になんらかの形で絡んでいる。
そして、20年前に出回った「ロスト」。そのドラッグの存在と旅人の関係がこれからの展開のカギ。
犬飼という有名な奏者までもが、ドラッグ売買に絡んでいる。残念ながら犬飼はロストの事は知らないよう。
ブラックな旅人が現れる頻度が高くなっている。それだけ事件の核心に近づいているよう。
白石は誘拐犯の一人なのか。また、子供から電話がかかってくるなど、白石の子供に危険のフラグがたつ。
旅人の誰にも言えない強い悲しみを、聞こえない静香だからこそ気づいた。
その悲しみの内容は誰にも言えない。
最後のシーンで告発状を送ったのは旅人だと連想させるようなシーン。
徐々に追い詰めていく旅人。過去の事件に少しずつ迫る。
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