下剋上受験の第1話のあらすじとネタバレと感想。中卒一家の挑戦!
1月13日放送の「下剋上受験」の第1話のあらすじ、ネタバレ感想。
第1話視聴率:10.9% 平均視聴率:10.9%
第1話あらすじ
下町の古い集合住宅に暮らす桜井家は、大黒柱の信一(阿部サダヲ)、妻の香夏子(深田恭子)、小学5年生の一人娘・佳織(山田美紅羽)の三人家族。桜井家は代々中卒で、信一も同じ道を辿った。そして、同じく中卒の香夏子と結婚し、現在は不動産業の熱血営業マンだ。そんな学歴とは無縁な桜井家に、佳織が受験した「全日本統一小学生テスト」の結果が届く。“トンビが鷹を生む”ことを願っていた信一だったが、その結果は散々なものだった。
翌朝。出勤した信一は上司から新入社員の楢崎哲也(風間俊介)を紹介される。楢崎は物腰柔らかな男だ。そんな楢崎に対して先輩風を吹かせながら教育係を担当する信一だったが、いきなり楢崎に高級物件の担当客を奪われてしまう。楢崎が名門大学出身だったことが一因らしい。学歴が与える将来への影響を感じた信一は、佳織に入塾テストを受けさせようと考えるが、妻の香夏子は大反対する。
数日後、テストの結果を心待ちにしていた桜井家に緊急の連絡が入る。それは、信一の父・一夫(小林薫)が入院する病院からだった。一夫は、病院ロビーのテレビ画面に映るトクガワ開発社長・徳川直康(要潤)を見た途端、突然暴れ出し、テレビを壊したのだという。一夫はその他にも数々のトラブルを起こしており、見かねた病院から強制退院させられてしまう。そんな不甲斐ない父を見て信一は頭を抱える。佳織の入塾テストの結果は最悪で、勧められたのは一番下のクラス。さらに、信一の思い描く高学歴な大学を目指すには佳織の学年や学力ではもう手遅れだと言われてしまう。その帰り道、落胆する佳織の姿を見た信一は、自分と佳織の二人三脚で中学受験を目指すことを決意。ここから中卒の父が奇跡を起こしていく・・・。
下剋上受験 番組公式サイトより引用
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第1話のネタバレ
合格発表の当日からドラマが始まる。
偏差値72のトップの名門校。
塾にも入れず、家庭教師もつけず、一緒に勉強を頑張ってきた桜井親子。
1年半前、早朝公園で一人ラジオ体操をする信一。郵便屋さんと会った信一は手紙を受取り急いで帰る。
全日本統一小学生テストの結果に期待を膨らませ開封。
読み上げる信一は言葉が止まる。偏差値41、下から数えたほうが早い順位。
落ちこむ佳織。破り捨てなかったことにする信一。
親子仲良く朝食を食べる。朝からドタバタの一家。楽しく幸せそうな家族。
不動産会社の熱血営業の信一。
新人の楢崎を紹介する上司の長谷川。信一につくことになる。
内覧の準備で掃除をする信一。楢崎は物件の情報を入れようと資料を確認。
信一は情報より不動産屋が信頼できるかどうかだと説く。
お客を案内する信一たち。信一の横で情報を入れた楢崎はお客と意気投合。
高学歴の話しにおいてけぼりの信一。
中卒仲間とお酒を飲む信一たち。楢崎も一緒。絶好調な信一。
香夏子の自慢話。かわいい妻にデレデレの信一。しかし、香夏子がバカだという。
信一はバカ同士の子なのに佳織は頭がいいと自慢する。
夜、香夏子と話す信一。佳織を塾に通わせようと提案するが香夏子は反対する。
翌日、昨日紹介したタワーマンションの客が担当を楢崎一人にしてくれと言ってきた。
信一とは学歴も価値観が合わないので外してくれという。
強がりをいい、楢崎に任せて出かける信一。
学校では痴漢が出没していると話す担任のみどり。
佳織は香夏子にたのまれたDVDを借りに一人でDVD店へ。その店の店員が痴漢ではとウワサがたつ。
テストの結果が悪かった健太郎と出くわした佳織。自分も下から数えたほうが早かったと告白した佳織。
信一は気持を切り替えて、若夫婦を案内。高卒同士の夫婦。そこでも学歴の話しになる。
中卒仲間と飲み、うっぷんをはらし帰った信一はポストの塾のチラシに目を留める。
香夏子に塾の試験を受けてから考えようと話す。佳織はかわいいからいい男捕まえると香夏子。
契約がとれず、稼ぎの少ない信一、売れなかったら佳織の塾も諦めると入塾テストを受けさせることに。
入塾テストに挑む佳織。外で落ち着かない様子でまつ信一。
テストを終え簡単だったと佳織。
とある病院。トクガワ開発の社長がテレビに映った瞬間、チャンネルを変えろとテレビを殴りつける男。
男は信一の父親。呼び出された信一。これ以上一夫を入院させられないと言われてしまう。病院ではやりたい放題だった一夫。
一夫も中卒。この親子でも学歴の話しが出て来る。
一夫も一緒にすき焼きを食べる。香夏子のいい奥さんぶりを褒める。
テレビをつける一夫。誤認逮捕ニュース。「ごにんたいほ」を5人逮捕だと思う香夏子と一夫。
夢をみる信一。佳織は落ちぶれている。佳織の将来を案ずる信一。夢だったとホッとする。
入塾テストの結果を聞きに来た信一と佳織。
成績からして、一番下のクラスをすすめられる。5年生からでは東大をめざすのは無理だと言われる。
塾なんか入らなくていいと信一。
「そしたら佳織、中卒かなぁ」
その言葉が刺さった信一。信一は休日出勤して学歴社会や進学率、偏差値について調べる。
夕食の前にこの前みた悪夢を話す信一。佳織の将来について話す。佳織のようないい子はいい暮らしをするべきだと信一。
人生は途中からじゃ変えられないと信一。見えない天井に阻まれていると話す。
佳織は今からなら間に合うと信一。塾には行かせず偏差値72を目指して一緒に中学受験しようと話す。
佳織はなにも答えなかった。
翌日佳織の気持を考え、自分本位の考えだったと後悔する信一。
店に戻ると楢崎とタワマンの客が出て来る。ぎこちなくも笑顔で話す。
中に入ると、若夫婦の妻がいて、そちらの契約もとれなかった。
トクガワ開発の社長は忙しく家に帰らない。
娘の麻里亜は文句は言わないが不満げ。
佳織は決意した表情で走り出す。営業で回る信一と出会う。
駆け寄る信一。佳織は中学受験の決意をつたえる。うれしそうに佳織を抱き上げる信一。
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第1話の感想
安心できる演技の阿部サダヲ。見ていて楽しくなる。
深田恭子はとってもかわいいお母さん。
佳織もとても可愛い女の子。元気で子供らしくてチャーミング。
学歴はなくても仲の良い親子ぶりが伝わる。
信一の人柄のいい演技が完璧にはまる阿部サダヲ。
信一の夢のくたびれた佳織が上手。すばらしい演技。このドラマで一番注目したい役者。
佳織が「中卒かなぁ」と呟くシーンは切なくて胸を打つ。
真剣に話す信一にボケた受け答えで切り込む香夏子と一夫。中卒一家のかけあいが絶妙。
佳織にの将来を案じて人生をかたる信一の父親の姿が素敵。
感動的なシーンを切り裂く、レンジの「チン」。オチが完璧。
決意した佳織を抱き上げる信一。素敵なシーン。
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