ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の最終回のあらすじとネタバレ感想。
9月6日放送の「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。
最終回視聴率:7.1% 最終平均視聴率:8.14%
最終回あらすじ
東海林(横山裕)に異常性を暴かれたことで辞職を決意した比奈子(波瑠)。ところがその矢先、比奈子に強い執着を抱く佐藤都夜(佐々木希)が脱走し、命を狙われる危険性の高い比奈子は東海林の警護の元、ホテル住まいすることに。
しかし、そんな警察の計画をあざ笑うかのように、都夜は比奈子の居場所を突き止める。一方、警視庁・片岡(高橋努)は都夜を追跡し、追い詰める間際で、突然現れた女性に切り付けられる。その女性こそ、高校生だった比奈子にナイフを渡し、「自分らしく人を殺せばいい」と進言した真壁永久(芦名星)だった!ぼう然とする比奈子に何事かを語りかけ、永久は再び姿を消す……。
一方、ホテルから行方をくらませた東海林は永久に拉致・監禁されていた。彼女の恐るべき計画に恐れ戦く東海林……。永久に翻弄(ほんろう)され、最悪の窮地に陥る比奈子は、かつての進言通り、殺人者になってしまうのか―!?
これまで殺人者への強い探究心で犯罪者と対峙(たいじ)し、「人を殺す者と殺さない者の境界線」に立ってきた比奈子は、最恐かつ因縁の女性・永久との再会をきっかけに、どんな答えを見出すのか?闇を抱える女刑事の物語が、衝撃のクライマックスを迎える。ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 番組公式サイトより引用
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最終回のネタバレ
比奈子はナイフを渡された永久と再会。
片岡は切りつけられ救急車で運ばれる。
防犯カメラの映像から、都夜と永久が仲間であることが判明。
厚田は比奈子に中島から送られてきたメールを見せる。比奈子の名前が浮かび上がった画像が映っている。
都夜は比奈子を拉致する予定だったと永久に怒る。東海林が拉致された。
永久は養護施設で育った。そして、世界の全てを憎んでいると話す比奈子。
都夜は反抗する東海林を殺すつもりだったが、それが永久の計画の邪魔になり、都夜をいとも簡単に焼死させる。
火だるまになる都夜を見て笑う永久。
東海林は永久の話を聞く。永久は藤川を殺した犯人。東海林のことを調べあげていた。
人は人殺しはしないし、殺されると思っていない、自分は無関係だと思っていると永久。
木箱からフィルムケースを取り出す。過去に殺してきた人間の体の一部を保管している。そこには自分を死なせるほどの虐待を繰りかえした父親。それを見て見ぬふりをしていた母の一部も入っている。
それを見せ楽しそうに笑う、異常な永久。
都夜のもとに届いたファンレターから5人の被害者が浮上。それは永久によって殺害された人物だと推測する。
比奈子はまだ刑事だと、厚田に事件の捜査を願い出る。
比奈子をこっち側にひっぱると永久。
捜査の途中、比奈子は自宅に戻る。ポストに封筒に入った携帯電話。それを取り出す比奈子。
中島は比奈子の今までを振り返る。
推測したとおり、DNAが一致したと石上。石上は比奈子を抱きしめる。母親の言葉を思い出す比奈子。人との繋がりがあるとギリギリのところで踏みとどまれると話す。そして、石上は中島のもとに顔を出してと話す。
中島と再会する比奈子。
永久のことを話す比奈子。未だ人を殺していないから比奈子の前に現れたと思うと話す。
中島は、比奈子は母親が死んでいなくても、人を殺す可能性は低かったと話す。
自分自身を知りたいというのは何かに縛られた結果だと話す。比奈子に大きな影響をあたえた言葉に心当たりは無いかと聞く。
母は、比奈子に、心配しなくていい、間違えずに正しく生きていくことができると伝えていた。それを確かめるために警察になったんだと言う中島。
比奈子は自分が殺さない人間かどうが確かめてきた、答えを探し続けてきたと中島。
永久は立ち去る前、ひとりで来て東海林を助けるか、警察と来て東海林を死なせるかの選択を迫っていた。
比奈子は永久の指示に従い1人で向かう。警察は永久の居所をミスリード。ポストに入っていた藤川の携帯を利用し比奈子がそうさせた。
永久と話す比奈子。永久と東海林どちらを死なせるか選択を迫る。ガソリンをまいた永久。手錠の鍵は飲み込んでいた。東海林を助けるためには永久のお腹を切り裂くしかないと言う。
比奈子は嫌いじゃない、殺されてあげたくなったと永久。出会った時からこっち側に来てほしかったと永久。
初めて殺す相手が私でもいいと話す。
比奈子はナイフと取り出し、一歩ずつ永久に近づく。中島から比奈子を託された東海林。比奈子を怒鳴りつける。
お前は怪物じゃない、殺すんじゃないと東海林。信用している人間を裏切るなと叫ぶ。
中島が言った、殺人衝動を抑えているのは七味缶ではなく、母のぬくもりだと言った言葉を思い出す。
ナイフを仕舞う比奈子。永久は火のつたライターを投げる。あたりは火の海に。
東海林が繋がれたパイプを必死で壊す比奈子。あんたもそっち側かよとナイフで襲いかかる永久。
直前で倉島が抑えつけ逮捕する。厚田たちもかけつけた。三木が都夜に送ったファンレターの暗号を解き明かした。
連行される永久を抱きしめる比奈子。あたなもこうしてもらっていたらと話す。
突き飛ばし取り乱す永久。その姿を悲しそうに見つめる比奈子。
永久は殺すことで殺すことで人と繋がろうとしていたのかもと比奈子。
踏みとどまった比奈子を信じてみると東海林。
涙を流す比奈子。比奈子に助けにきた全員と繋がっていると東海林。
比奈子の退職願は、厚田の洗濯物と一緒に石上が洗濯して受理されなかった。
かつて夫婦だった厚田と石上は今も繋がっている。
中島にメールでこれまでの報告する比。中島やみんなが信じてくれたように自分を信じたいと比奈子。
帰宅した比奈子はスイッチをオフにする。
夢の中で永久と対話。受け取ったナイフをしまい、手錠をかける比奈子。
そして、私は刑事だからと話す。その姿を笑顔で見ている母。
比奈子は光のほうへ歩き出す。
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最終回の感想
美しき殺人鬼として、脱獄までした都夜をいとも簡単に殺害する永久。
笑っているが表情が読めない永久。青い目が不気味。
悲惨な環境から怪物に育て上げられた永久。
その生い立ちは比奈子と似ている。影の部分で繋がる二人。
しかし、比奈子とは違う点がある。それは比奈子には母の愛であり、周りの人間との絆があること。
それが比奈子を殺さない人間にとどまらせていた。
永久の笑顔がとても異様で怖い。世間を憎み、蔑んだ永久の演技。
芦名星のいろんな意味をもたせた笑顔が抜群。
人との繋がりが正しい道へ踏みどどまらせた。
自分は刑事だからと道を歩き出すラストのシーンがまばゆい。
第8話 ≪PREV | NEXT≫ 次ドラマ
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