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そし誰、最終回のあらすじとネタバレ感想。明らかになる犯人と目的

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9月11日放送の「そして、誰もいなくなった」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。

最終回視聴率:8.5% 最終平均視聴率:8.27%

最終回のあらすじ

新一(藤原竜也)に襲いかかる万紀子(黒木瞳)。その時、万紀子の元に一本の電話が入る。「どう?殺した?」聞こえてきたのは、日下(伊野尾慧)の声だった。

とある古い日本家屋へと万紀子に連れて来られた新一。そこには一人で待つ、日下の姿があった。「全部、君が仕組んでいたのか?」と問う新一に対し、日下はこう答える。
「さすがに俺一人じゃない。一人じゃ、全部は無理でしょ」。

日下の目的は一体何だったのか!?そして、死んでいった新一の周囲の人間たちはなぜ新一を破滅へと陥れようとしていたのか。

信じていた仲間たちに裏切られ続け、日下の口から思いもよらない言葉を浴びせられた新一は怒り狂って、日下の挑発に思わずナイフを振り上げる――。
ついに、すべての謎が明らかに。次にいなくなるのは、誰だ。
そして、最後まで生き残るのは一体・・・誰だ?

そして、誰もいなくなった 番組公式サイトより引用

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最終回のネタバレ

日下の家にもどった新一は、万紀子と会う。
田嶋がお金を盗んだことを知った早苗は殺されそうになる。

万紀子は人殺しと自分で話す。
川野瀬の父親と出会い、偽新一の正体を知った弥生は万紀子に電話。
万紀子はそこを動かないでと居場所を聞き、ほかの誰かに電話する。

万紀子に言われ、バッグの手帳から一枚の写真を見る新一。振り向くと万紀子が刃物で新一に襲いかかる。
写真の中の男の子は新一の弟と話す。
25年前、藤堂と結婚する際、新一を息子とし、実の息子を施設に預けるように婚前契約を結ばせた。

川野瀬に直接に接触する日下。これで終わりにしようと言い、お金を渡すふりをし、川野瀬を刺殺し立ち去る。
万紀子に電話する日下。新一を殺したかと聞く。日下は母親という生き物に絶望した場所に連れて来いと話す。

万紀子は新一の父親のお葬式の話をする。幼き新一は万紀子になぜ父と結婚したかと聞く。財産目的で結婚したと噂を聞いた新一は、父亡き今、家を出て行かれる不安を感じる。新一をやさしく抱きしめる万紀子。

新一の実家に連れてきた万紀子。日下は全て自分がやったと話す。馬場と協力して手まで撃たせて信用させる。
すべてが自分の計算どおりだと日下。計算違いは西条だと話す。
なりすまし、はるか、斉藤のこともすべて日下かと聞く新一に、さすがに一人じゃ無理と話す。

新一が思うほど、人は強くないと日下。小山内も出世のために新一を裏切った。それを影であやつる日下。小山内も日下の甘い誘惑に乗ってしまう。横領のネタを握る日下は田嶋までも操る。
人は裏切るものだと日下。

ばかばかしいと新一は万紀子と帰ろうとする。一番誰に裏切られていると思うか聞く日下。毎年クリスマスは仕事と言っていた万紀子は、毎年日下に会いに行っていた。
今まで日下に協力し続け、ボイスチェンジャーの音声も万紀子。幼い新一までをも殺そうとしていた。日下に財産を残すためには新一を殺すしか無い。自分で殺そうとした万紀子は怖くなり新一をかばった。それで車イス生活になる。
数々の人に裏切られていた新一。最愛の母、家族のような日下。

葬式の日に日下はこの場所にいた。新一と話す万紀子の姿を見かけた日下。血の繋がった息子のもとに帰ってくると信じていた日下はショックを受ける。
捨てきれずに甘えてきた万紀子を憎む日下。万紀子は日下を愛するからこそと言ってきた。

お金の為に結婚した万紀子はその家の子など好きになるはずないと思っていた。
しかし、新一の愛情に心を動かされ本当の息子のように思うようになった。罪悪感からは日下の言うことにNOとは言えない。

一番重い罪は殺人だと日下。新一に自分を殺せというが拒否する。万紀子にナイフを向ける日下。日下を殺すか、万紀子が殺されるか。
日下を押し倒す新一。4人の生活の中では友情は確かにあったと話す新一に日下はさみしいやつは操るのが簡単だと言う。
人を憎むのは簡単、許すのは難しい。でも人は誰かを許し、誰かと一緒に生きている、お前を殺さないと新一。
自分の手で新一を殺すと日下。新一にナイフを突き立てる。その日下を刺す万紀子。
倒れる日下を抱きしめる万紀子。日下は万紀子を刺す。ふたりは抱き合ったまま崩れていく。
新一の手を握り、自分の事を全部消してと万紀子。

早苗は田嶋に殺されそうになったが、強盗が入ってきて田嶋を殴って殺したと警察に話す。
五木は田嶋があやしいとはりこんでいて、早苗を襲う田嶋を殴り殺した。お金を持ち逃げしようとする五木をとめる早苗。それは新一の無実を証明するための証拠と説得する。
五木はなさけで一つだけ札束を置いて出て行く。
新一は犯人じゃなかったと無実を証明する早苗。

警察で取り調べを受ける新一。現場からは万紀子の遺体しか発見されず、日下のシャツがかけられていたという。
日下は行方がわからない。
鬼塚は帰っていいと、「藤堂新一」その名前を呼ぶ。

警察からでてきた新一を待っていた早苗。日常が戻ってきた。
早苗は新一の名前を何度も呼ぶ。

2ヶ月後、KINGを訪ねる新一。すると小山内も入ってくる。二人でお酒を酌み交わす。

小山内は政府のかくしていた事実を明らかにする動きを始める。
新一は万紀子のお墓参り。家族のできた新一。

すべてを受け入れて生きるという新一は、孤独から一番遠いところにいる。

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最終回の感想

弥生の存在を消すようにしむけたのは万紀子。
川野瀬を利用し、「藤堂新一」という存在を奪い取り、さらに新一を信用させ、母親をもつかいこなす日下。
綺麗でかわいい顔をした日下のダークサイド。
幼き日に母親から見放され、心に傷を負った日下。
新一を愛していた万紀子。当時は新一を実の子と重ねわせていたのかもしれない。
どちらの息子にも愛情を持っていた万紀子。
当時、新一の父親との幸せのため、我が子を捨てた万紀子。
何もしらない幼い新一は万紀子に愛情を求める。そして大人になっても母親には愛情を持って生きてきた。
万紀子は実子も大切だがいつしか新一にも本当の子のように愛情を持っていた。
実子に罪悪感を感じる万紀子は、日下の言う事に逆らえない。
新一に生まれた愛情に苦しんできた万紀子。それもお金のために自分が起こした行動のため。
万紀子に刺された日下は安堵の表情にも見えた。
そして万紀子も刺しふたりは抱き合って倒れる。
死体が見つからなかったのは、よくある最後のシーンといったところだろうか。
真実が明らかになり人の裏切りをみせつけられる新一だが、変わらない、新一が信じ続けるものがあった。
過去にあった出来事を受け入れる新一のその気持は、孤独をも寄せ付けない。

 

 

 

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