ラヴソング視聴率は?最終回までの展開とネタバレと月9の看板危うし
6月13日月曜日に最終回を迎える「ラブソング」今後の展開はどなってゆくのか。
最終回に向けての視聴率は?
ドラマ枠では別格の月曜日21時のフジテレビドラマ枠。その別格とも言われているドラマ枠だが最近は苦戦気味。月では15%は普通とも言われていたものの、最近では10%の壁が大きく立ちはだかる。
その月9の前3作品の平均視聴率は、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が9.71%、「5→9~私に恋したお坊さん~」が11.73%、「恋仲」が10.74%、と視聴率は低迷気味、「5→9」までなんとか10%超えの視聴率を保ってきたものの、前作品の、「いつ恋」では10%を切ってしまう結果に。
また、せつない恋で注目されたドラマの「いつ恋」は、裏では暗いと「鬱ドラマ」とささやかれるほどに。そこで、明るく前向きなドラマとして、福山雅治という人気俳優の起用により、負の流れを断ち切りたいところだったが、苦戦を強いられる。
「いつ恋」は過去の最低平均視聴率を塗り替える記録を出してしまう。そして、悪い記録を塗り替えたばかりの「いつ恋」の記録をもこの「ラブソング」は塗替えようとしている。
この「ラブソング」は第7話までの平均視聴率が、8.67%という結果。さらに、6話、7話は6.8%という月9ではありえないような視聴率。今後どれだけ盛り返したとしても、10%を超えるのはかなりの至難の業と言える。というのも、このドラマは、一番視聴率が高い、第1話でも10.6%しか視聴率がとれていないからだ。
今後の視聴率によっては、最低記録を残すドラマとなってしまうかもしれない。
3年ぶりの月9ドラマ主演の福山雅治がこの記録を更新するのはなるべくなら見たくないところだ。
■追記:第8話終了後の平均視聴率は8.52%に下がる
■追記:第9話終了後の平均視聴率は8.47%に下がる
■追記:最終回終了後の平均視聴率は8.54%に上がる
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最終回までの展開ネタバレ
第8話(5/27放送)
喉の調子が悪かったさくらが、耳鼻科医の増村に精密検査をしてもらう。喉の違和感に不安を覚えていたさくらは、昔のように真美に頼らないよう、
一人でその不安を抱え込む。そして手術が必要となったさくらは、手術で声帯摘出の可能性があることにショックを受ける。
一方、神代は弦巻の依頼の、大物女性アーティスト「シェリル」の楽曲提供をするのを受けるかどうかで思い悩む。
第9話 (6/6放送)
神代はさくらの症状を知り、過去の経験から自分の責任を感じるようになる。
空一の気持ちを受け留めたさくら。
声が残る可能性が低いことを知ったさくらに、空一はやりたいことをやろうと提案する。
さくらが本当にやりたいこととは。
最終回予想(6/13放送)
そして最終話へと向かう。ともに音楽を築きあげてきた恋人の春乃の死により、音楽から遠ざかり、自分は音楽をやってはいけない人間とまで思っていた。
神代の心動かしたさくら。そして夏希もまた過去に囚われている人物。
さくらは、歌で自分を表現することができ、やっと一人でも行きていける強さを身につけつつあったところに、一番の武器である歌までも奪われてしまうかもしれないという仕打ち。
このドラマの脚本の倉光泰子氏は手がけた作品が少なく、傾向が読みにくいが、ヤングシナリオ大賞授賞した「隣のレジの梅木」さんがハッピーエンドであったことから、最終回はそれぞれみんなハッピーになれる結果だと予想する。
ネタバレ:さくらの手術は成功。神代への気もちを断ち切れないさくらは、行き先を告げず姿を消す。神代は音楽業界で働く。さくらに恋していたことを認めた神代。さくらの曲のカバーの話を伝えるため、会いに行く神代。路上ライブで今もいきいきと歌うさくらとそれを支える空一。歌うさくらに熱い思いがこみ上げる神代。さくらの歌声を背に会わずに立ち去る神代。さくらの歌に拍手喝采が。
さくらへの気持ちに気づいた神代だが、さくらの一番の幸せを考えて、声をかけずに立ち去る。さくらが歌っていることが神代にとっても嬉しいこと。単純なハッピーエンドではなく、それぞれの人生、前向きに歩む気持ちで晴れやかになるようなハッピーエンド。
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藤原さくらの演技
無名のヒロインの大抜擢で、かなり厳しい目でみられていた藤原さくら。
初回の演技は少しの大げさ感があったが、徐々に「佐野さくら」という役を自分のものにしてき、キャラクターの魅力を引き出しているように思う。演技も体当たりで、他の先輩俳優たちと一緒に演技をしていても、違和感なく役に入り込んでいる。
また後半にいくほど、佐野さくらを通して藤原さくらの魅力が出てきている。
このドラマのプロデューサーの草ケ谷大輔氏は、藤原さんは感受性が豊かで、緊迫したシーンではドライでも、ワンワン泣いちゃうんです。本番を何回もやると慣れちゃうので、なるべく一発目の収録を大切にしています。と言う。
そのワンシーンにかける演技への熱意はまさに女優。
今後は藤原さくらは、女優としても活躍するミュージシャンとなりそうだ。
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