嫌われる勇気第3話のあらすじとネタバレ感想。天才女子高生VS蘭子
1月26日放送の「嫌われる勇気」の第3話のあらすじ、ネタバレ感想。
第3話視聴率:6.6% 平均視聴率:7.12%
第3話あらすじ
名門女子高の数学教師・吉野沙織(上野なつひ)が自宅マンションで殺害された。部屋は荒らされ、財布、パソコン、携帯電話などが持ち去られていることから、浦部(丸山智己)は強盗殺人だろうと推測。沙織の教え子で、遺体の第一発見者の仁科恵(高月彩良)は、犯人らしき男を見たと証言した。蘭子(香里奈)は、小宮山(戸次重幸)と浦部からの事情聴取を終えた恵に声をかけた。なぜ沙織のマンションを訪ねたのか、と聞く蘭子に、恵は、事件とは関係ない、と言い放つ。
沙織を司法解剖しためい子(相楽樹)は、右の手のひらに赤いかぶれのようなものがあると報告。早急に原因を調べてくれ、とそっけなく返す蘭子に、それが人に物を頼む態度かと、いら立ちをあらわにする。めい子は、蘭子に不満を募らせていて、それを大文字(椎名桔平)に相談していた。
蘭子は、青山(加藤シゲアキ)と沙織が勤めた高校へ行き、恵の同級生に話を聞いた。沙織が優秀な教師で生徒からも信頼されていたこと、特に恵と親しかったことなどを確認。一方、恵は入学以来学年トップの成績だが、同級生の誰とも交流をしていないことがわかった。その後、蘭子と青山は恵の自宅を訪問。母親の美子(霧島れいか)は、恵が学業でとった数々の賞状やトロフィーのに驚く青山に、恵が優秀なのは自分ではなく夫に似たせいだろうと話した。娘のため、自分にできることは何でもしてきたと話す美子に、蘭子はある違和感を抱く。
嫌われる勇気 番組公式サイトより引用
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第3話のネタバレ
沙織という教師が殺害された。部屋は荒れ放題、犯人は何かを探す。
柔道がめちゃくちゃ強い青山。蘭子と組み合う。
柔道3段の青山をやすやすと投げる蘭子。小宮山のもとに電話。殺しだとみんなに告げる。
めい子は蘭子にリベンジするために大文字に蘭子の弱点を聞く。
蘭子には弱点はないと話す。人生は他者との競争ではないと蘭子は言うだろうという。
殺害された沙織は名門女子校の数学教師。蘭子は部屋に落ちている物やスマホを確認。
第一発見者は教え子の恵。夕方に部屋をたずねることになっていたと恵。
犯人はまだ部屋にいた。後ろから襲われる恵。顔は見ていない。
蘭子は恵に沙織と仲良しのわりには冷静だと指摘。蘭子におばさんと言いたちさる恵。
めい子の司法解剖の結果に妄想だといい、赤いかぶれについて詳しく調べてと部屋を出る蘭子。
学生に聞き込み。恵はだれとも仲良くしない。そんな恵にやさしくしていた沙織。沙織には心をひらいていたようだ。
他の生徒は、1週間ほどまえ、恵と沙織が口論しているのを見たという。
恵は犯人はずさんで素人の強盗ではという。明確に否定する蘭子。
指紋は拭き取ってあるし、パソコンを売却するつもりで盗んだなら、付属品も盗むはずと蘭子。
アリバイを聞くが、恵は忘れた、知りたければ勝手に調べてと言い放つ。
被害者の身辺を洗ったところ、レイコという女性が浮かぶ。沙織がレイコの婚約者に手を出しトラブルに。
レイコは誘ったのは沙織ではなく、婚約者だと思っていたが、学校を去る時に、勝ち誇った沙織の姿に、沙織が誘ったということを知った。
蘭子は恵の家を訪ねる。メダルや賞状などが飾られている。数学の天才少女。夫に似たのだと美子。
1週間ほど帰ってこない恵。娘のために一生懸命頑張っていますと美子。
沙織のツイッターのアカウントを解析。リア充な沙織。
大文字に沙織のことを相談。アドラーの他者との競争についての話をする。大文字は競争の中に事件をひもとくヒントがあるという。
恵に声をかける女性徒。小学校からずっと一緒だった生徒を友達でもないと切り捨てる。
頻繁に沙織に電話をかけていた恵だが、1週間前に止んだ。恵が家を出たころと一致。
女生徒は蘭子に、他の学生からバッシングを受けている。恵は誰に嫌われてもかまわないと言っていた話す。
沙織の裏アカのパスワードを突破。そこで毒を吐いていた沙織。
現場近くを探す鑑識の梶たち。村上は血の着いたナイフの包を見つける。
婚約者を誘惑したのは沙織。レイコは学歴、結婚、恵からの信頼をえて何でももっていた。
そんなレイコを妬んでいた。
沙織は自分が落ちた学校で、理想の生徒を教える理想の教師を演じていた。
しかし、ストレスが溜まっていた沙織は裏アカでストレスを発散していた。
それを偶然見つけてしまった恵。本性を現した沙織。
だから殺したのかと聞く蘭子。証拠はないと恵。
帰ろうとすると小宮山と浦部が恵を連れていく。凶器のナイフから恵の指紋を検出。
以前チェスを知ていた時の駒から指紋を採取していた。
取り調べを受ける恵。上手くかわす。犯行時刻にネットカフェにいたと恵。
防犯カメラに映っていた。
家に帰った恵。帰った母親は、勉強は知していたのかと聞く。全国模試が近い。
心配の言葉をかけるでもなく、恵のためと勉強をさせようとする。
かぶれの原因が解ったとめい子。素直にお礼をいう蘭子。張り合っているのは自分だけと気づくめい子。
かぶれの成分をみて髪をほどく蘭子。空想の中で恵とチェスをする蘭子。蘭子がチェックメイト。見つけたと呟く。
恵の家を訪ねた蘭子。沙織の家に入った犯人は最初は殺すつもりではなかった。
その後に訪れたのは恵。沙織の手のかぶれの後は、カトレアの花粉が衣服についていた。
美子は仕事でカトレアを栽培。その衣服を触った沙織。沙織を殺したのは美子。
それに気づいた恵は疑いの目を自分に向けようとした。そして、ナイフに指紋をつけた。自分にはアリバイがあるから。
恵が家出をして講義しに来た美子。恵みのためと言うが、それが重い、クラス中に嫌われていると話す沙織。ここにはいないから帰ってと沙織。
美子は恵と沙織と2人で映った写真を見て殺意が湧く。
恵のためだけに頑張って生きてきた、沙織のもとにいれば恵は不幸になると美子。
恵をとおして人生の劣等感を拭おうとしていた美子。沙織もまた恵を利用した。恵は大人たちの犠牲者と蘭子。
恵は母親の劣等感に気づいていた。だからこそ沙織に惹かれた。沙織もまた劣等感を抱いた女性。
何故母を助けたのかと恵。それは弱さと蘭子。離れる勇気がなかった。本当に自立していれば反抗などしないと蘭子。
蘭子の言葉をフォローする青山。頷く恵。
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第3話の感想
「明確に否定します」が流行るかが微妙なフレーズ。
蘭子は何でもできる。普段は愛想をふりまかない徹底ぶり。しかし、事件解決のためなら他人のようにまでなれる。
女子高生の前でもひるまない。流されず冷静に分析。
天才少女は何を考えているかわからない。沙織の前では別人。
沙織もまた表と裏の顔が違う。その豹変ぶりが凄い。表情がかなりの悪女。
3話になってくると蘭子の魅力があまり感じなくなってくる。
変わり者であるが意外性がなくなってきた。
張り合っているめい子でさえもそれほど魅力的なキャラと言えない。
子供ため、子供のためと価値観を押し付ける母親。
物語ににしやすそうな母子の形。
青山は、少しづつ蘭子を理解し始める。次は自由についての議論。
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