はじめまして、最終回あらすじネタバレ感想。本当の家族になれるのか
9月15日放送の「はじめして、愛しています。」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。
最終回視聴率:11.6% 最終平均視聴率:9.86%
最終回のあらすじ
梅田美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)の二人は、自分たち夫婦の方がハジメ(横山歩)を養育するのに適していると、家庭裁判所に監護者指定を申し立てる。堂本真知(余貴美子)から「勝つ確率はゼロに近い」と言われても、二人の気持ちは変わらない。ハジメと再び暮らせるようになるまで何があってもあきらめない、そう二人は決めたのだ。
それからの二人は、自分たちの愛をすべての人に伝えようとの思いで、周囲の人々と向き合っていく。信次は母親に、美奈は父親に、これまでのわだかまりを捨て初めて愛の言葉を伝える。また、美奈はハジメを生んでくれた黒川泉(志田未来)にも思いを込めて手紙を書くのだが…。
監護者指定の申し立ては真知の予想通り却下される。美奈たちは高等裁判所への上訴をすぐさま決断。そんな中、泉が「死なせてほしい」との遺書を残して姿を消す!
泉はどこへ行ってしまったのか? ハジメ出生の真実は明かされるのか? そして美奈、信次、ハジメの3人は本当の家族になることができるのか?
最後に誰も予想できない奇跡が起こる…!?はじめまして、愛しています。 番組公式サイトより引用
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最終回のネタバレ
堂本に可能性の低いと言われた監護者指定を申し立てる決心した、美奈と信次。
堂本は夫婦の強い意志を感じる。
まわりのひとに愛を伝えることに決めたふたり。
信次は母親と一緒に暮らすことを提案する。嬉し泣きする母に、愛していますを伝える。
春代たちも病室に入ってきて、報告する。春代夫婦にも新しい命が。
巧の息子と同級生。そして、かほにプロポーズした事を報告する巧。
美奈は父親を訪ねる。コンサートを中止にすると言った父に話しをする美奈。
ブラームスの話しで父の気持ちをゆりうごかそうとする美奈。
そして美奈も父親に、愛していますを伝える。感涙の父。世界で一番言ってもらいたい相手に言われ嬉し泣きの父。
監護者指定が却下されたと報告する堂本。美奈は今度、黒川家に行く際に渡してほしいと泉あての手紙を渡す。
堂本は、ヒカリを呼ぶ前におもわずハジ..と言う。
堂本はハジメと泉の関係を聞くが、横から月子が上手くごまかそうとする。
堂本は泉と話そうと部屋に入る。泉と話そうとするが邪魔をする月子にきっぱり娘と話しさせてと言う。
ハジメを連れてきて、話しかけ、抱きしめてくださいと説得する堂本。
おそるおそるハジメに近づき、手を出すが、泉はその場から逃げて行ってしまう。
堂本は美奈に手紙を受け取ってもらえなかったと返す。ハジメは少し元気がないようだと堂本。
特別養子縁組の申請を断られた女性は堂本に、飲み物を投げつける。
堂本は自分は地獄におちるつもりでこの仕事をしていると覚悟を話す。
すると月子から電話。泉は死なせて欲しいと言い、行方不明だという。東京行きの新幹線に乗ったことしか解らない。
美奈はハジメを産んだ母だし、虐待の理由を知りたいと探すことを決意。
堂本に電話をする美奈。3ヶ月前に自殺しようとして発見された場所を教える。
その場所の海岸にくる美奈たち。泉をみつけた美奈は泉を追って海に入る。逃げる泉。
水中に姿を消した泉。美奈は母との記憶がよみがえる。海にもぐる美奈。
病院で目を覚ます泉。美奈は死んで欲しくない、一人で苦しまないでと話す。
理由もなく虐待する親などいない、自分たちでよければ聞くと信次。
暗い世界から抜け出したくて「ヒカリ」という名前をつけたのではと美奈。
泉と話しをさせてほしいと美奈。お金で追い返そうとする月子の腕を握る泉。
美奈と泉はふたりで母親の会話。
美奈は堂本に託した手紙を読み上げる。
ハジメが家に来たことから書かれていた手紙。壮絶な試し行動、赤ちゃん返り、出産ごっこ。子育ての悩み、ハジメの起こした奇跡、ハジメに親にしてもらえたこと、ハジメへの愛が綴られている。
最後は、ハジメを育てさせて欲しいと懇願の言葉。
何を聞いてもクビをふる泉。どうすれば心を開くことができるのか、ハジメのように奇跡を起こせるのか考える美奈。
美奈はピアノを弾き始める。
その音に俯いていた泉は反応する。そしてゆっくり立ち上がり美奈の側によってくる。
教えてもいないのにハジメが弾けた曲と説明する美奈。
泉はそのメロディーで歌い始める。美奈も一緒に歌い始める。
子どもの頃、母に歌ってもらっていたと泉。ハジメがお腹の中にいるときに歌っていたと泉。
お腹の中で母の愛が伝わってきたと美奈。
泉は愛なんかないと言い、流産するためにお腹をたたいたり、冷たいお風呂に入ったりしたと言う。
誰かに相談しなかったのと美奈。泉は、ハジメの父は、実の父親だと話す。
拒否すると殴られたと泉。姙娠したのが解った泉は家を出たが、お金もなく、トイレで出産し、置いて行こうとしたが、泣くハジメにそれもできず、ストレスがたまり外にでかける事が多くなった泉。
出ていこうとする泉から離れないハジメを鎖につないだ。
それ以来、アパートに戻るのが怖くて、死んでしまったのではと恐れていた。
誰にも言えず悩み続けた泉。
美奈は泉を優しく抱きしめる。一人で辛かったねと美奈。
泉はハジメに謝らないとと泣き崩れる。きっと許してくれる、ハジメは優しくていい子と美奈。
いつか泉にも「僕を産んでくれてありがとう」と言うはずだと美奈。
ハジメを産んだことを恥じないで、愛してあげてと美奈。
泉と自分にとって大事なのは、ハジメにとって幸せが何か考える事と美奈。
そして、子ども大切にしないことは人間として間違っていると厳しい言葉をかけ、さらに強く抱きしめる。
夜が明け、泉は月子にハジメは美奈たちに育てて貰おうと話す。
反対する月子に、今まで母から逃げてきたが、本当の自分を受け止めてもらわなければならないと泉。
そうでなければ、自分たち親子も幸せになれないと話す。
ハジメとの再会。嬉しそうなハジメの顔。
堂本にお礼をいう。二人は最高の母親、父親と誇らしげに言う堂本。
ハジメは堂本に手紙を渡す。「愛しています」の一言。堂本は涙に潤む。
裁判所からハジメが特別養子と認められたふたり。
梅田家の家族みんなで喜び合う。巧はみんなに報告。ハジメのピアノを応援できないかと考え、調律師になる道をめざすことを報告。
あとで訪れた美奈の父たちも一緒にハジメのピアノを聞く。
そのピアノに全ての人が幸せそうな顔。
特別養子縁組の届けを市役所に届ける。
二人は正式にハジメの両親となる。
これからも二人はハジメに自分たちの愛を伝えようとする。
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最終回の感想
タイトルバックは、美奈がハジメの名を呼び、駆け寄るハジメを抱きしめ、ふたりを抱きしめる信次。
信次と美奈は、まわりのひとに愛していますを伝える。
長年わだかまりのあった親子が和解。こころから向き合え、こころから喜び合う。
堂本のこの仕事に対する覚悟。
恨まれても、憎まれても子どものことを一番に考えるが、ハジメの一件に関してはほんとうにこれでいいのか疑問に思うところはあるようだ。
泉の固く閉ざされたこころ。
信次が美奈を信じ、それを邪魔するものを阻止する。それに感謝する美奈。
二人の母親が歌う子守唄。
ハジメの出生の衝撃の真実。
泉は誰にも言えず、苦しんできた。
美奈は泉に対しても愛を持って接する。強くなった美奈。
最期には美奈も縁起を担ぐ。似てきた夫婦。
第8話 ≪PREV | NEXT≫ 次ドラマ
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