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カインとアベル第9話のあらすじとネタバレ感想。追放された兄に梓は

カインとアベル大

12月12日放送の「カインとアベル」の第9話のあらすじ、ネタバレ感想。

第9話視聴率:7.9% 平均視聴率:8.13%

第9話のあらすじ

高田総合地所の役員となった高田たかだ優ゆう(山田涼介)は兄でもある副社長・隆一りゅういち(桐谷健太)の不正を暴いて会社から放逐。優の情熱は、ますます仕事へと傾斜していく。

優には、仕事の他にもう一つ手に入れたいものがあった。それは、仕事を通じた信頼感から芽生えた隆一のフィアンセ・矢作やはぎ梓あずさ(倉科カナ)への禁断の想い。役員室に梓を呼び出した優は、隆一との結婚式が中止になったことを理由に仕事を続けてほしいと頼む。しかし、梓はかたくなに退職すると言う。優には、なぜ梓が仕事を捨ててしまうのか?隆一にこだわるのか?が、理解できなかった。
仕事も、そして梓をも失ったことにショックを受ける隆一は、別荘に身を隠していた。そこに、梓が訪ねて来るのだが…。

一方、隆一が会社から抜けた穴は大きかった。抱えていたプロジェクトが多岐に渡っていたからだ。貴行たかゆき(高嶋政伸)は頭を悩ませながらこれを役員たちに分配する。もちろん優にも仕事が割り振られたのだが、貴行が手元に残した古いファイルが気になる。貴行は、会長の高田たかだ宗一郎そういちろう(寺尾聰)が社長の時代から検討されていた巨大プロジェクトだが、リスクが大きすぎると封印され続けた案件だと話す。もちろん、隆一も検討はしたが断念していた。興味を示す優に、貴行は社長命令として、このプロシェクトに手を出すことを禁じる。
仕事における禁断の果実。隆一すら成し得なかったというプロジェクトにひきつけられた優は、黒澤くろさわ幸助こうすけ(竹中直人)に、ある事を頼むのだが…。
カインとアベル 番組公式サイトより引用

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第9話のネタバレ

朝、階下に降りてきた優。
隆一は別荘にいる。貴行は元気のない様子。
朝早くでかける優。優は梓に電話して仕事前に来てくれと言う。
結婚式が中止になった梓に、新しい都市計画のリーダーになって欲しいと言う。
結婚式がなくなっても自分は隆一の婚約者。退職すると話す。優を役職で呼ぶ梓。
何もない隆一に、梓は隆一がいれば幸せだと言う。

挨拶を終えて会社から去る梓。ひかりに笑顔を向ける。
梓は別荘を訪れる。チャイムを鳴らすがカギを開けない隆一。又来ると会わずに帰る梓。

隆一が去ったあと、残った仕事がたくさんある。仕事を振り分ける貴行。
その中に古いファイル。会長の頃から残されたファイル。隆一も取り組もうとしたが中止した。
リクスが大きく危険な仕事。優は担当したいという。その開発に興味をひかれる優。

HIROSEで梓とひかりは飲む。梓を心配するひかり。
梓は結婚式に隆一が来ない予感はしていた。
早希は隆一は梓の幸せを思ってこなかったのかもと話す。

優は貴行が禁止したファイルを持ち出していた。
優は黒沢を呼び、ある政治家を紹介して欲しいと話す。その代議士は噂の多い男。
段取りをつけてやると黒沢。

梓は貴行から預かった万年筆をドアノブにかけ、今日も会わずに帰る。
同じ頃、隆一からもらった万年筆を眺める優。
桃子が優の部屋を訪ねる。貴行もいつもと様子が違うと桃子。
この決断は高田の未来のためと優。
仕事は一人じゃできないと桃子。まわりの声に耳を傾けてと言う。

帰る梓を追う隆一。
何故自分を責めないかと聞く隆一。父も梓も裏切った。
家族だからと梓。何も持っていないと隆一。隆一がいればそれでいいと梓。
再度梓にプロポーズする隆一。梓を抱きしめる。

アポがとれたと黒沢から電話。優は貴行に呼ばれる。
禁止したプロジェクトに手を出していると叱りつける貴行。
勝手な行動の優に、社長命令だと貴行。
優は納得の行かない様子で部屋を出る。

部屋にもどると宗一郎が訪れていた。
もっとせめて行かないとと優。優の変貌ぶりに言葉を失う宗一郎。
全ての勝負に勝ち続けることはできない。身の丈に会わない経営は危険だと宗一郎。
勝つことにこだわりすぎると大切なものを失うと話す。
大切なものは何か、側にいるのは誰かを考えて行動しろと宗一郎。

ひかりに電話する優。一緒に食事をしようと誘う。しかし予定があって断るひかり。
優はふと寂しさに襲われる。

久々にHIROSEに来た優。するとひかりもドタキャンになったと訪れる。
取締役になって責任の重さにピリピリする優。一人で背負い込みすぎなんじゃないかと早希。くってかかる優。
気まずいムードになり帰る優。追いかけるひかり。戻って飲み直そうというひかり。
優はHIROSEでなくて高級フレンチに行こうと誘う。変わってしまった優に距離をおいてしまうひかり。

昼食をとる代議士に会いに来た優。
プロジェクトの地区を手に入れるために手を回す優。

黒沢に会いに来た隆一。
新しい事業を立ち上げるという隆一。黒沢は隆一が変わったと言う。
自分と組んで高田をのっとるかと言う黒沢。
優に代議士先生を紹介してくれと頼まれたという。
察しがついた隆一はその場を去る。

優は役員会で正式に禁断の新宿のプロジェクトを立ち上げると発表。
これで高田は日本を代表する会社になると優。
怒りを爆発させる貴行。優はなにかに取り憑かれたように目を輝かせる。

隆一は優のもとへ乗り込む。新宿の土地開発から手をひけと隆一。
裏工作しようとすれば危ない橋を渡ることになる。優がしようとしているのはビジネスではないと隆一。
優は上にたたないと見えない景色があると言う。とめる隆一。今なら間に合うと必死で訴える。
さらりと受け流す優。隆一に帰るように促す。

貴行と優の話をする宗一郎。優の暴走は誰にも止められなかっただろうと宗一郎。
優はお世話になったと先生へのお礼について電話で話す。

電話をうける貴行。隆一にも電話。
高田に検察が押し寄せる。絶体絶命の高田。
社内を調べる検察。
テレビで土地開発の見返りに代議士に金銭の授受があったと報道される。

宗一郎、貴行、隆一はそれぞれ頭を抱える。
贈収賄の容疑で同行を求められる優。

 

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第9話の感想

すっかり変わってしまった立場。優のキャラのもすっかりブラックに。
今までの明るく優しい優の姿はない。
落ちぶれた隆一。しかしそのおかげで梓は自然な隆一を見れているように思う。
時々、桐谷健太の演技が大げさに思える。
山田涼介の自然な演技とくらべてしまう。難しい役どころではあるが。
はにかむ笑顔にどうしても「浦島太郎」のイメージがよぎる。
すっかり変わった優は大物の振る舞い。
かつての優の姿はない。エリートの嫌なヤツのになりつつある。
顔つきまでも変わっている、さすがの演技。
勘違いして何処かでぶつかってしまうのも時間の問題の優。
仕事の魅力にとりつかれた優の狂気じみた表情がすばらしい。
このまま優の転落が始まるのか。

 

 

 

 

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