FFが題名のない音楽会で再現!ケフカ、ザナルカンド、片翼の名曲が
2016年9月30日発売決定 3/31限定オンエアのTVCM FF15
これまで、シリーズでさまざまなヒーロー・ヒロインを生み出してきたファイナルファンタジー。そのキャラクターの魅力はもちろん、おなじみの音楽はFFファンでなくても一度は聴いたことがあるかもしれない。
そのファイナルファンタジーの音楽の世界が、4月3日の「題名のない音楽会」により、感動がよみがえる。
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ファイナルファンタジーとは
1987年にシリーズ第1作がファミリーコンピューターソフトで発売される。以後、1作から6作まではファミコンで、7からはプレイステーションで発売される。その後も12がXboxで発売されるなど、PCや様々なゲーム機で楽しめるように変化し続ける。
このファイナルファンタジーは「FF」として親しまれてきたが、このゲームの名前は「FF」と名付けられたのが先だった。候補には「ファイティングファンタジー」などがあがったが、すでにこの名前のゲームがあったため、ファイナルファンタジーと名付けられた。
魅力的なキャラクター
FF7でプレイステーションになってから、グラフィックの綺麗さがダントツにあがり、魅力的なキャラの虜になる人も続出。人気の高いキャラクターは以下のとおり。
◆FF人気キャラクター◆
男性編
- クラウド・ストライフ(FF7)
- ジタン・トライバル(FF9)
- スコール・レオンハート(FF8)
- ティーダ(FF10)
- バッツ・クライザー(FF5)
女性編
- ユウナ(FF10)
- エアリス・ゲインズブール(FF7)
- セリス・シェール(FF6)
- ディナ・ブランフォード(FF6)
- ライトニング(FF13)
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FFの音楽の世界
音楽は植松伸夫氏が担当。植松氏は作曲を任された際、FFよりも先に発売され、後に、FF派かドラクエ派かと言われるほど人気を
二分した人気ゲームの「ドラゴンクエスト」にはならないようにと注文を受けたという。
FINAL FANTASY(メインテーマ)
FFといえばこの曲。植松氏は当初、この楽曲がテーマソングだとは意識していなかたという。しかし、勇気と希望がもてるこの曲は、ゲームの中でも曲調を替えて使用され、知らぬ間にすりこまれ、思わず口ずさんでしまうほどFFの代表曲となる。
プレリュード
静かでこころ落ち着く曲。ハープの美しい音色はどこか物悲しくも、癒される。
戦闘
戦闘シーンで流れる音楽。敵と闘いコマンドを入力するときにかかる曲。闘争心をかきたてる曲
ファンファーレ
緊迫した戦闘シーンの後に勝利した際に流れる曲。ドラクエのレベルアップの曲と同様、有名なメロディ。
題名のない音楽会 4月3日放送
吹奏楽によるファイナルファンタジーの音楽会。
シリーズ14作、派生作品が40種類以上もあるファイナルファンタジー。全世界で1億1千万本以上も売り上げる人気ゲームソフト。
そんなゲームの世界観を見事に表現してしいるのが使われている楽曲の数々。
作曲をしたのは植松伸夫氏。700曲以上も手掛ける。
ファイナルファンタジー プレリュード
主にゲームのオープニングなどで使用され、ファイナルファンタジーを象徴する曲
ファイナルファンタジー メインテーマ
約30年続くシリーズの記念すべき第1作から愛されてきた曲
- 植松:この曲が完成した時に「ファイナルファンタジー」というゲームの音楽性が定まった
ファイナルファンタジー作曲家 植松伸夫氏が選ぶ特に思い入れのある曲ベスト5
第5位:ビッグブリッジの死闘(FF5)
植松伸夫氏のアイデンティティ。ロックがルーツのバトル曲。
「ギルガメッシュ」のテーマ曲。いさましい風貌とは裏腹に、どこか抜けているところが植松氏自身に重なってみえるそう。
- 植松:昔のハードロックとか好きなんですけども、なおかつ民族音楽っぽい音楽も好きなんですよ。すごく自分ぽいというか、自分の裸をみているような曲
ゲームの中盤の攻防戦を盛り上げるためにこの曲が使われた。
いまや「ギルガメッシュの曲」としてファンに親しまれ、その後のシリーズでも登場曲として使用されている。
第4位:魔道士ケフカ(FF6)
悪役にも背景を。悪役にも愛を込めて
曲作りのポリシーが選曲理由。ケフカはFF6に登場する悪役。自分のためなら味方まで裏切る卑怯なキャラ。
- 植松:ゲーム中の悪役のテーマをどういう風につくるかは悩みどころで、どういうストーリーでこいつは悪役になったのかというのを意識してつくる。
植松氏はこの曲は残忍な性格のケフカに真逆のコミカルな音楽を合わせることで不気味さを出しましたと語る。
第3位:モーグリのテーマ
ゲーム音楽の未来形。FFシリーズに共通して登場する人気キャラモーグリのテーマ曲。モーグリは幅広年齢のゲームファンから親しまれている。
未来のゲーム音楽は演奏して楽しむものにしていきたいと語る植松氏。この曲は観客もボディーパーカッションで参加した。
会場一体が楽しめる音楽となった。モーグリの格好をした人物と一緒にパーカッションを踊る植松氏の姿も。そのモーグリのスタイルは、ヘルメットに風船に、背中に羽。腕にはモーグリのぬいぐるみ。服装はタキシードに蝶ネクタイととてもシュールな光景だった。植松氏も隣でニコニコしながら踊る。
第2位:ザナルカンドにて(FF10)
実はボツだった。 ファンが最も泣いた名曲。
2011年「泣けるソフト20選」で圧倒的な支持で1位を獲得したFF10。そのオープニングで流れる曲が「ザナルカンドにて」。
みごとなバラードは泣けるゲームの象徴として熱い支持を受けている。
- 植松:当時FF10を作ってたんですけど、なかなか10の曲をつくらない僕に、10チームからなんでもいいから早く曲を下さいと言われ、お蔵入りしているのを渡したら、使ってくれて、それが意外とシーンにピッタリあったんですよ。オープニングの「最後かもしれないだろ?だからぜんぶ話しておきたいんだ」のセリフがバッチリとあったんですよ。
第1位:片翼の天使(FF7)
超実験的作曲法。植松氏が700曲から選んだ第1位。
FF7の英雄でありがなら人類の敵となるセフィロスのテーマ曲。
- 植松:朝PCを立ち上げて、思いついたフレーズをとりあえず打ち込むんです。そういうバラバラにつくった曲を順列組み合わせで実験的につくった曲なんですね。こういう実験的な音楽の作り方ができる、ゲーム音楽ってそういうフィールドだと思うんですよ。
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