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【花ソング】2016春夏秋冬の花を歌った名曲の花言葉や意味を解明

 

春夏秋冬、冷たい冬にだって花は咲く。
さくらを歌った曲はたくさんあるけれど、楽曲の中にはさくらだけでなく、春夏秋冬、四季折々の花を歌った曲がある。
花は心を癒やしてくれる。季節を表現するだけでなく、花に込められた意味も深い。
そんなたくさんの花の歌の中から、春夏秋冬それぞれ一つずつ厳選した人気の「花ソング」を紹介。

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春:鈴懸✕AKB48 「鈴懸なんちゃら」

鈴懸の学名はプラタナス。楓ににた大きな葉が特徴的でヨーロッパを中心に広く分布する。4月から本格的に花をつける。
その鈴懸がでてくるのが、AKB48の「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」。
この曲には直接花はでてこないが、鈴懸の木漏れ日の下で揺れるセンチメンタルな恋心を歌っている。
正式タイトルは全76文字。鈴懸の花言葉は天才(諸説あり)で、このタイトルを覚えられたら天才という意味も込められているのかもしれない。

  • 鈴懸(プラタナス)
    科名:プラタナス科プラタナス属
    分布:ヨーロッパ全域
    分類:落葉広葉樹

 

夏:蓮の花✕サカナクション 「蓮の花」

インドが原産で広く分布していた蓮の花。初夏から夏にかけて白やピンクの花が水辺を彩り、幻想的。この美しい花から楽曲を作ったのはサカナクション。
サカナクションは、この曲は歌詞が浮かばずに苦しんだ日々をそのまま歌にしたという。苦しい自分を引っ張りあげて欲しいという思いからたどりついたのは、芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」。
その中に出てくる蓮の花言葉は救ってください(諸説あり)で、古典小説とリンクした、風情を感じる曲。


  • 科名:ハス科
    分布:インド
    分類:水生多年草

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秋:コスモス✕三代目J Soul Brothers 「C.O.S.M.O.S~秋桜~」

秋の桜と書いてコスモス。メキシコ原産で日本にも定着する秋の花。
秋の風景に映えるこの花を歌っているのが、三代目J Soul Brothers。
コスモスの花言葉は色によって違いがあり、赤は「愛情」、黒は「恋の終わり」(諸説あり)。
MVでも様々な色使いで心情の変化を表現しながら、コスモスのイメージを演出している。

  • コスモス
    科名:キク科
    分布:メキシコ
    分類:一年草

 

冬:スノードロップ✕L’Arc~en~Ciel 「snow drop」

スノードロップはアダムとイブが花も咲かない冬を嘆き悲しんでいると天使が現れ、降りしきる雪を花に変えた。そんな物語をもつ冬の花。
そして、その花を音楽に変えたのが、L’Arc~en~Ciel。
MVで描かれたのは荒廃した世界から生まれる希望の光り。そしてスノードロップの花言葉は希望(諸説あり)。
花に込められた意味と音楽が見事にリンクしている作品。

  • スノードロップ
    科名:ヒガンバナ科
    分布:ヨーロッパ、コーカサス山脈
    分類:球根

 

なんとなく聞いていた曲にも実は深い意味のあった四季折々の花ソング。図鑑を手にきくと、さらに深い楽曲の世界が見えてくるかもしれない。

 

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