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「木蘭の涙」を蟹江一平が熱唱しスタレビの名曲がランキング急上昇!

2015、7/15~21の音楽配信ランキングで懐かしの名曲、スターダスト・レビューの「木蘭の涙」がランクイン。なぜ22年前の名曲が今ランクインしたのか?
この前の週の放送された「今夜復活/歌がうまい王座決定戦」で俳優蟹江一平がこの曲を歌い、見事優勝したからである。オリジナル曲を知らない若者世代が涙した。世代を超えたこの名曲を解明。

 

「木蘭の涙」とは

この木蘭の涙(もくれんのなみだ)スターダスト・レビューが歌う楽曲で、作詞は山田ひろし氏。作曲はスターダスト・レビューのベース、ボーカルの柿沼清史氏。
木蘭の涙」の木蘭とは木蓮の漢語(中国から伝わり日本語になった言葉や日本で漢字を組み合わせて作った言葉のこと。)の表記である。
この曲は天へ旅立ったいとしい人へのラブ・バラードで、「逢いたくて、逢いたくて」とくりかえすフレーズのせつない気持ちが涙を誘う。

 

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カバーしたアーティスト

  • 坂本サトル シングル「ドライヴ」の両A面として
  • 小田和正 「クリスマスの約束」にて根本要とセッション
  • 佐藤竹善 「木蘭の涙 with コブクロ」として
  • 小野正利 オリジナルアルバム『冬色物語-Winter Stories- 』内で
  • 佐田玲子 自身のクリスマスコンサートで
  • September アルバム『FLOWERs』の5曲目で
  • 藤田恵美 アルバム『ココロの食卓 〜おかえり愛しき詩たち〜』の4曲目で
  • 石井聖子 アルバム『When a woman loves a man 〜女が男を愛するとき〜』の6曲目で
  • 高畑充希がアルバム『PLAY LIST』で

と数々のアーティストがこの名曲をカバーしている

 

スターダスト・レビュー

  • 根本要(ねもと かなめ)・・・ギター、ボーカル。1957年5月23日生まれ 埼玉県行田市出身、身長162cmのA型。埼玉県立不動岡高等学校卒業。日本大学芸術学部放送学科中退。
  • 柿沼清史(かきぬま きよし)・・・ベース、ボーカル。1957年11月11日生まれ 埼玉県羽生市出身、身長172cmのB型。埼玉県立不動岡高等学校卒業。東洋大学工学部卒業。
  • 寺田正美(てらだ まさみ)・・・ドラム、ボーカル。1959年7月26日生まれ 埼玉県熊谷市出身、身長162cmのO型。埼玉県立熊谷工業高等学校卒業。
  • 林“VOH”紀勝(はやし・ボー・としかつ)・・・パーカッション、ボーカル。1960年1月28日生まれ。埼玉県熊谷市出身、身長170.5cmのAB型。埼玉県立深谷高等学校卒業。東海大学中退。
  • サポートメンバー
    添田啓二(そえだ けいじ)・・・キーボード・コーラス
    岡崎昌幸(おかざき まさゆき)・・・ギター・キーボード・コーラス

1979年、グループ名「(ジプシーと)アレレのレ」としてコンテストに出場。「おらが鎮守の村祭り」で優秀曲賞を受賞。
デビューに際し、スターダストレビューに改名。ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」とグループが持つ多様な音楽性をレビュー形式で披露したいということから、スターダスト・レビューと命名。

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木蓮の花

モクレン(木蓮、木蘭)また、女郎花とも呼ばれる。昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることからそう呼ばれた。
しかし、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった。白木蓮と紫木蓮とあり、総称し「木蓮」とよばれる。開花のシーズンは春で3月中旬から5月頃。花そのもの命は3、4日程度。花ことばは、白木蓮は「高潔な心」「慈悲」、紫木蓮は「自然への愛」。

 

名曲、木蘭の涙の解釈

この曲は天に旅立った愛しい人へのラブ・バラードだが、男性が(天に召された)女性への歌とも、女性が(天に召された)男性への歌ともとれる。
世間では女性が「わたし」と言う事の方が多いことから、女性が男性を思った歌。とも解釈できるし、木蓮が「女郎花」と呼ばれることと、木蓮の可憐な花の姿から、女性を思った歌とも解釈できる。
この曲の「あなた」と「わたし」はどちらでも当てはまる呼び方であるがゆえだ。そのどちらでも当てはまるという解釈の広さが男女問わずに共感でき、感涙する一因と言えるだろう。
開花時期が春の木蓮からやわらかな日差しのある春の日に眠るように旅立ったという穏やかさが感じられる半面、愛しい人がもういないという哀しさがこみ上げる。
また、「わたしを置き去りに」したことや「木蓮のつぼみが開くのをみるたびに」というフレーズから若くして天に召されたイメージを受ける。木蓮の花の短命さがはかなさを表現しているようにも思える。

 

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