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99.9第3話のあらすじとネタバレ感想。立花の担当事件はどうなる

99.9大

5月1日放送の「99.9-刑事專門弁護士-」の第3話のあらすじ、ネタバレ感想。

第3話 あらすじ

刑事事件専門ルームでは、深山 (松本潤) が 藤野 (マギー) の弁当にマイ調味料で味付けをして食事を楽しむ中、新たな案件が舞い込んでくる。その案件とは、川口建設の金庫に常備していた非常用資金1,000万円が盗まれた事件。経理を担当していた 果歩 (山下リオ) が逮捕され、娘を助けて欲しいと母・冴子 (麻生祐未) から依頼があったのだ。

被告人が女性であることもあり、自分の実力を見せたい 彩乃 (榮倉奈々) が担当したいと申し出て、佐田 (香川照之) に了承される。

金庫の暗証番号は、社長と専務、経理の果歩しか知らず、犯行日に、社長と専務はそれぞれ出張に出掛けていたという。さらに、家宅捜索では、果歩のカバンの中から金庫に入れていた現金の封筒が見つかり、自宅の押入れから現金1,500万円が見つかる。そんな状況でも、果歩は無罪を主張。彩乃は果歩に話を聞こうと、深山と共に拘置所を訪ねるが、冴子からの依頼で弁護を担当することになった旨を伝えると、果歩が顔色を変え 「私には母はいません。お断りします」 と拒まれてしまい……。
99.9-刑事専門弁護士- 番組公式サイト より引用

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第3話のネタバレ

深山は藤野の弁当を試食するが、マイ調味料で味を調整する。
調味料で味付けされた弁当に舌鼓をうつ藤野たち。

会社の金庫から1000万円盗んだという容疑で吉田果歩という女性が逮捕された。
その娘を思った母、冴子は弁護を依頼する。末期のすい臓がんの母は、お金をいくらかけてでも救って欲しいという。
主任は立花。はりきる立花。

経理を担当していた果歩。その日金庫を開けられたのは果歩のみ。家から1000万が発見されたが、果歩の給与ではとうてい貯めれるはずもない額。
果歩と接見し、依頼をしたのが母親だと知ると、果歩はあんな女の世話になりたくないという。

冴子は一度、果歩を置いて逃げてしまった。父の暴力、借金で離婚した。父親は果歩を手放さず、連れて逃げることができなかった。
父親が死んだあとも果歩を迎えにいかなかったのは、新しい家庭を持っていたから。
冴子は果歩に謝罪したいと思い施設に連絡すると、この事件の事を知り、最期に助けたいという。

主任はどうします?と立花まかせて返るフリをするが、深山は窃盗のあった川口建設に単独で出かける。
金庫の番号を知るのは果歩以外に社長と専務だけだったが、果歩以外のふたりは当日、出張にでかけていた。
暗証番号は1月ごとに変えている。
果歩の私物を調べる。立花と深山以外は引き上げて帰る。

果歩は夜中まで帰って来なかったという。果歩は風俗で働いていた。2年前から働いていたという。

果歩と接見する立花。果歩は頑なに拒否する。貯めたお金に話がおよぶとさらに怒り出す果歩。

果歩のいた施設で話を聞く。昔から堅実だった果歩。そこには三角屋根の家の絵が。社会人になってからも三角屋根の家にこだわり続け、雑誌のページに付箋をつけていた。果歩は小さいころ、三角屋根の家に母親と住むといっていた。
その事を伝える立花。立花は母が余命1か月である事を告げる。しかし関係ないと果歩。
冴子からの手紙を読み上げる立花。
新しい家族のために、無罪を勝ち取ってくださいと書かれていた。
しかし、果歩は罪をみとめると言い出す。そうすれば早く出られるから。母に会いたいと。

納得の行かない立花。佐田に相談する。佐田は依頼人の利益を優先。深山は事実を曲げれないという。
ゆれる立花。深山はまたも立花にどうしたいか尋ねる。
依頼人の利益について説く斑目。立花にアドバイスする。
決断する立花。

その決断に佐田は好きにしなさいと穏やかに言う。
佐田は誰かに電話する。

佐田から情報を得た立花。証拠を押さえる。
深山は字の書き方の癖から、事件の真相にたどりつく。

立花は、川口建設の社長は仕事を貰うため、大帝工業に袖の下を渡していた。当日も出張せずに大帝工業の社長と会っていた。
金庫の暗証番号は社長が4桁の数字をふたつ書き、それを足したものがその番号となる。
しかし社長の文字の癖から、別の暗証番号と思っていたふたり。
つまり、事件当時の金庫の番号を知っていたのは社長のみ。
その罪を果歩にかぶせた。

立花は無罪を証明した。
佐田は立花と握手する。深山とも握手する佐田。
ともに闘う弁護士たち。

無罪が確定した果歩は冴子の元に急ぐ。
果歩は無事に最後の別れをすることができた。
その姿を見た深山は、過去がフラッシュバックする。

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第3話の感想

今回は立花が主役となる回。しかし深山はいつもとおりに調べる。
どんな状況でも人をたてない深山。それがいいところと言えばいいところだが。しかし優しさが時折みえかくれする。
寝袋につつまれ深山と一緒に張り込んでいた明石は、不審者として連行される。
その姿はかなり面白い。
果歩は母をつっぱねているが、母を思う気持ちは残っているよう。
そのお金は母のためだとして、その果歩を陥れようとしているのは誰なのか。
果歩は母に会いたい一心で罪をみとめる。その決断は間違っているとは言えないが、納得はいかない。
悩み、依頼人を考える立花の複雑な気持ち。それをあらわす苦悩の表情。
刑事專門弁護を嫌がっていた佐田だが、深山や立花の姿をみて穏やかになってゆく。
弁護士たちが協力し合い事件を解決する。
果歩と冴子の再会が感動的。その姿をみつめる。深山の過去のフラッシュバック。
深山の隠された過去とは。

 

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