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ゆとりですがなにかドラマ裏話。撮影秘話とネタ検証と柳楽優弥の演技

ゆとり大

岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥主演、「ゆとりですがなにか」のドラマをみているだけでは解らない撮影裏話とそのネタを検証。

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検証1:主演3人は仲がいい?

ゆとりですがなにかの3人は今回初共。にも関わらず撮影現場は和気あいあいとし、とても仲がいいようだ。
また、主演の3人だけでなく、ゆとり世代ということで、同世代が集まっていて、みんなとても仲がいい。
撮影ときには、亡き父に線香をあげるシーンで長時間正座していた岡田将生は、足がしびれて苦笑いする和やかな雰囲気、テープチェンジの間にも、松坂桃李と、佐倉役の吉岡里帆は談笑したり、ときにはしゃべりすぎて喉が乾いてお茶を飲むこともあるくらい。そして、第3話で全員が正和の家にする集結シーンの撮影では宴会さながらに盛り上がった。セリフのテンポが早いシーンも、絶妙なコンビネーションで一発OK。
吉岡は、「撮影前にじゃんけんをして負けた方が自腹でごちそうするジュースじゃんけんがある」という良さぶりを明かす。

 

検証2:柳楽優弥の演技

岡田将生や、松坂桃李にくらべれば、ドラマの出演が少ない柳楽優弥。
しかし、彼は、2004年カンヌ映画祭で、14歳で史上最年少かつ日本人初の最優秀主演男優賞を受賞という経歴の持ち主。
若干14歳にして脚光を浴びた少年は、天才子役をもてはやされ、自身でも天狗になっていたと話す。生意気で、わがままだった自分に、今の柳楽からみるとぶん殴ってやりたいほどだったという。
その後、2008年まで映画などの仕事を順調にこなしてきたが、カンヌ授賞のプレッシャーに悩まされ、体調を崩し休養へ。
翌年豊田エリーと結婚するが、仕事のない柳楽は1日8食で激太りや薬物などで闇の時代を迎える。
そんな柳楽は2010年に、居酒屋でアルバイトなど、家族に支えられ、前向きな兆しを見せる。
その後、舞台や、映画、ドラマなどで復活。記憶にあたらしい信長協奏曲の織田信行役では、主演の小栗旬にもひけをとらない演技をみせ、1話ながらも強烈なインパクトを残した。圧巻の演技から1話だけじゃもったいない!という声も。
そんな大復活を果たした柳楽だが、今回は主演の連続ドラマ。これは再ブレイク間違いなしの予感。
柳楽の演じる道上まりぶは、口は悪いが、友達思い。物怖じする友達の背中を押す人物。しかし、他人なら関わりたくないという役どころで、そんな、嫌悪感も愛すべきところも見事に演じている。さすがカンヌ授賞の経歴はダテではない。
このドラマを機に岡田や松坂のようにドラマでもたくさん活躍して欲しいところ。

 

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検証3:ゆとりってどんな人

そもそもゆとりと呼ばれる世代とはどういう世代なのか。簡単に一括りには言えないが、傾向としてトラブルや、叱られる事を「悪」と捉えてしまう。そのため付き合いが悪く、問題点はスルー。しかし裏を返せば常に空気を読んでいる。一度打ち解ければ、その気遣いは長所となる。

ゆとりの仕事

2010年以降に社会に出た若者達をいい、欲求が薄い、受け身の姿勢、リスク回避に敏感で仕事よりも余暇に重きを置く。ストレスに弱い反面、真面目で優秀。
上の世代は、常識を逸脱するぐらい覇気を持っていてほしいと思いがちだが、ビジネスの細分化した今、彼らには仕事の全体像を示し、与えられた役割を「逸脱」する目線を持たせれば、その優秀さを引き出せるかもしれないとのことだ。

 

会社の雇用が変化する昨今、彼らは社会に順応していると言っても過言ではない。ドラマの山岸はゆとりの悪い部分を分かりやすく寄せ集めたような存在だが、そういった人も全くいないわけではないし、そういう人ばかりでもない。
中には仕事に熱意を持って働くものたくさんいる。逆にその世代でなくても働かないものもいるので、ゆとり=やる気が無いという概念は捨てていきたいところ。
ドラマでは様々な目から彼らの世代を見ることができ、ゆとり世代でないものもいろいろと考えさせられる。

 

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 - 2016年4月期ドラマ