黒木渚 革命の文学系アーティスト。文学的歌詞で桑田佳祐も絶賛!
黒木渚 2nd Single「はさみ」 ミュージックビデオ(Radio Edit Ver.)
■追記:3月6日行列のできる法律相談所に出演
黒木渚とは
「黒木渚」とは、ボーカル、黒木渚の本名であると同時に、バンド名でもある。もともとバンド活動をしていた黒木渚は、プロを目指す上で、バンド名をしっかりと決めようということになり、思案した結果、いくつかの候補があがったが、メンバーの内2人がピンときたバンド名が「黒木渚」という彼女の名前だった。
バント活動を続けていくうちに、黒木渚は、「音楽は民主的に作るものではなく、もっと曲を作った人間がイニシアチブをとって曲作りしないと個性が薄れていく」と考えるようになる。民主的でなく、個人が自己の責任をもち主導権を握っていかなければならない。頭の中の楽曲のイメージを細部まで再現することまでが自分の責任としていくために、バンドを解散し、個人としての活動を選択をする。
スポンサードリンク
文学的歌詞
桑田佳祐が自身のラジオ番組「やさしい夜遊び」で「歌詞が良い!今時、こんな歌詞書ける奴いる?凄い」と大絶賛。楽曲「はさみ」についてそう語った。また、独特の「文学的歌詞」が黒木渚の代名詞とも言えるその曲を、女性の強さや心理を生々しく歌い上げる。日本舞踊をやっていた祖母の影響で、幼き頃から、ステージに対する憧れを抱く。厳格な寮制学校に通っていたため、世の中から切り離された環境で中高時代を過ごし、読書・絵画などの芸術を通し自己表現に目覚めてゆく。大学時代には、独学でギターを学び、バンド活動、作詞作曲をするようになる。在学中は文学の研究にも没頭し、文学や演劇への道も考えたが、「自分の中の衝動を表すには音楽が最速」と本格的に音楽活動を始める。一時は文学の道をも選択肢にもっていた彼女の歌詞が文学的なのは自然の事とも言える。
スポンサードリンク
華麗なる経歴
- 2012年、12月にデビューシングル「あたしの心臓あげる」をリリース。九州限定にもかかわらず、有線インディーズチャート1位を獲得。
- 2013年、iTuneが選ぶブレイク期待アーティスト、「ニューアーティスト2013」に選ばれる。1stミニアルバム「黒キ渚」、2ndシングル「はさみ」をリリース。12月のCOUNTDOWN JAPAN 13/14の出演を最後にバンドを解散。
- 2014年、ソロ活動スタート。4月に1stフルアルバム「標本箱」リリース。収録曲「革命」が全国のラジオ局20局でパワープレイに選出され、USEN総合チャートで3位にランクイン。
- 2015年、1月 3rdシングル「虎視眈々と淡々と」をリリース。オリコンチャート初登場17位。ビルボードAirPlayチャート4位にランクインする。10月、2ndフルアルバム「自由律」をリリース。オリコンチャート初登場10位にランクイン。
デモンズゲート・ふざけんな世界、ふざけろよ
2016年3月に配信限定リリースされる「原点怪奇」「懺悔録」。この2曲はゲームのオープニングとエンディング曲になる。ゲームアプリ、「デモンズゲート」というゲームで、話が来た瞬間に曲のイメージが湧いたという。荒れゆく世界の中で人々の気持ちの乱れにつけこんだ魔人達が暴れ回るのを制してくゆくゲーム。黒木は、自身のもつ魔成分をここぞとばかりに解き放ち、制作がとても楽しかったという。
「ふざけんな世界、ふざけろよ」
2016年4月6日リリース。「チクチョー!チクショー!ふざけんな!」と思いながら生きているわりには、愉快にやっている。ネガポジを反転させてひょうひょうと生きていくために、自身が知っている一番簡単な卑屈を歌った1曲に仕上がっている。
この記事を読んだ人はこの記事も読んでいます