DAOKO、ニコ動出身の新たな渋谷系女子ラッパー。顔出しの悩み
DAOKO / ShibuyaK2015年10月21日リリース
Double A Side 1st Single「ShibuyaK / さみしいかみさま」
DAOKOとは
DAOKO（だをこ）は1997年生まれの東京都出身の18歳。神秘的な声、独特の歌詞で美しいラップを作り出す。
m-flo+daokoによる楽曲「IRONY」が映画「鷹の爪～美しきエリエール消臭プラス～」の主題歌に起用されたり、庵野秀明氏率いる、スタジオカラーによる短編映像シリーズ「日本アニメ(ーター) 見本市」で第 3 弾作品「ME!ME!ME!」の音楽を TeddyLoidと担当するなど活躍する。
第一弾は、アニメーションミュージックビデオ「GIRL」。
第二弾は、DAOKO初の顔出しとなり、天才・児玉裕一監督によるミュージ ックビデオ「ShibuyaK」を発売する。
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注目のガールズラップ
今、音楽業界をにぎわせているキーワード、「ガールズラップ」。
以前Sclaps!「水曜日のカンパネラ「桃太郎」が耳から離れない彼女たちのプロフは？」でも紹介した、水曜日のカンパネラや「カリスマドットコム、ゴンチといつかの毒舌OLが愛を込めた」のCharisuma.com、更にはアイドルラップグループLyrical schoolが活躍するなど、現在注目アーティストが続々と活躍している。
そんな中、新たは「渋谷系」として注目されているのが、DAOKO。
わずか15歳でニコニコ動画に投稿したラップが話題となり、その翌年には、高校1年生でインディーズデビュー。日本アカデミー賞受賞監督、中島哲也氏の映画「渇き。」の挿入歌に「Fog」が起用されるなど、多くのクリエイターから注目される存在に。
2012 年に 1st Album「HYPER GIRL- 向こう側の女の子 –」をリリース。そして2015年3月、女子高生にしてTOY’S FACTORYから1stアルバム「DAOKO」にてメジャーデビュー。
注目すべき初のワンマンライブが2015年8月17日に渋谷WWWで行われ、チケットは即日完売となる。その初ワンマンライブでは、浮かび上がる映像とのコラボレーションが話題となった。
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Q＆A DAOKO基本データ
いまだ謎多きガールズラップシンガー、DAOKOにQ＆A。
- Q:今、18歳？
- A：はい。
- Q：中学生からやってるんですか？
- A：中学3年生の時にはじめてニコニコ動画に投稿してからなので、そっから火がついて・・・そのとき、女性のラッパーの方があんまりいらっしゃらなくて。
- Q:そうですね。
- A:ちょうどその・・つけこんだとういか（笑）
- Q:なるほど、これはいいぞと。今ここあいてるぞと。友達からなにか言われたりとかしました？
- A:ずっと隠していたので、顔出してなかったので。実は校則で芸能活動禁止だったので、（顔を）見せられなくて。
- Q:どういうかたちで見せてたんですか？
- A:（目のあたりをを手で隠すしぐさをして）こういう感じとか・・・（笑）
- Q:それは男性は条件反射でみたいなこの子ってなりますよ（笑）
と、顔を出していない時から、その歌声で魅了し、さらには顔を見せていない神秘性にファンは虜になっていたようだ。
現在は顔を出しての活動。その素顔もミステリアスな美しい顔だちで、さらにファンが増え続けることが予想される。
DAOKOの悩み
顔を見せるようになり、悩みも出てきたようだ。
- Q：普通にしているつもりなんですけど、私生活でも「怒ってるの？」とか「不機嫌そうだね」って言われることが多くて。
- A:そんなに表情が大きく変わらないし、おとなしいからイメージ的に。普通の子だったら、もっと笑顔を見せればいいんだよとか言いますけど、DAOKOさんはこのままでいいと思います。この、ちょっと誤解されるぐらいの感じ。本人は「いっつも誤解されちゃうんですよ」ってところをひっくるめてDAOKOさんのキャラクターとして（やっていけばいいんじゃないかな）。今は取材とか全然顔出してますから、普通に「どうもよろしくお願いします」とピンマイクでぎりぎり拾うか拾わないかぐらいの声で（笑）。一度やってみて。
- Q:「今度ともよろしくお願いします」（小さい声）
- A:（一同笑）それでいいと思います。
と笑いにも上手に機転をきかせて、乗っかるDAOKOの愛らしさに今後も一層注目である。
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