サカナクション、2015ライブ休止中のボーカル山口一郎の行動
2015年8月5日リリース
「ホーリーダンス」
人気バンドの活動休止
メジャーデビューから8年、アルバムをリリースすればチャート1位を獲得。シングルのタイアップも数多い。音楽シーンのど真ん中を泳ぐ5人組バンド、サカナクション。毎年夏フェスではおおとり、ヘッドライナーを務め、数万人のハートを一本釣りしていた。ところが今年の夏フェスシーズン、各地で繰り広げられる熱いステージにサカナクションの姿はなかった。その理由は、ベース草刈愛美の妊娠出産のため、ライブ活動を休止しているからである。
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僕にとっての今の音楽は・・・
その休止期間には何をしていたのかいうと、なんと釣りをしていたという。もともと、バンド名の由来となるほど魚が好きで、釣りが趣味。時間があった時は1か月に15日くらい釣りに行くほど。最近は忙しくてあまり行けなかったため、山口が初のMV監督をつとめる楽曲「ホーリーダンス」は釣りに行きたくても行けないジレンマがテーマとなっている。
そんな釣り船の上で山口はこう話す
- 僕にとって今の音楽が釣り。僕にとっての今のリスナーは魚
- (釣りは)音楽と同じく人生だと思う
- 釣りって生き物と遊ぶわけじゃないですか。魚の命がけな感じと自分の釣りにかける思いみないなのを比例させないと申し訳ない気持ちになる
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プロモーション??
もちろん今回は休止中にただ山口の釣りを取材したわけではなく、これも「ホーリーダンス」が収録されているアルバムのプロモーションの一環だった。しかし東京湾で午前3時半には海でるガチ釣りとなった。「撮影がついて来ていますし釣らないわけにはいかないので、緊張感にあふれています」と笑いながらも本気モードな山口。夜があけてくると船長の金子さんや山口の釣りの師匠である辺見さんたちのサポートを受けて本格的に獲物を狙う。山口自身も顔の日よけも完璧に釣りに没頭する。
- (つり逃がしてがっくりしたポーズをとりながらも)「釣りおもしろ~」
- 「あ~、バレる(外れる)」「バレた~」
- 「なんでだぁ」
などとプロモーションもそっちのけで釣りを楽しむ。
「(山口)一郎さん 魚が釣れたら音楽の話をして下さい プロモーションなので」と取材スタッフがレコード会社から届いたメールをよみあげると、山口は「無視です」って伝えて下さい(笑)と答えた。その後も釣りを続け、50cm以上もあるスズキなどをどんどんを釣ってゆく。3匹目が釣れたときには思い出したように「8月5日サカナクション懐かしい月は新しい月」とつぶやき、4匹目を釣り上げた際には「サカナクションの裏側が詰まった素晴らしい作品集です」と釣った時だけプロモーションをした。スタッフが「釣れるシーンはもう十分撮れた」と伝えるもそのまま釣りは続行。メインが釣りとなったプロモーションに終わった。そんな山口は最後にこう名言を残した。
プロモーションよりサカナツリ サカナクション 山口一郎
そんなサカナクションも10月には活動再開(ライブ)が決まっており、ファンたちは再開を待ち望んでいる。
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