SiM、バンドがほれるバンド。斬新なIDチェックやギャップが極上

メンバープロフィール

▪︎MAH （マー）Vocal
唯一のオリジナルメンバー。ツーブロックの黒髪で、タイトなポロシャツにネクタイとスキニージーンズが特徴。要所にオートチューンを挿入するボーカルが特徴。辻堂出身。
▪︎SHOW-HATE （ショウヘイト）Guitar
2006年加入。Schecterのオリジナルモデルを使用。
▪︎SIN （シン）Bass
サポートを経て2009年正式加入。辻堂出身。Fender Jazz Bassをメインに使用。
▪︎GODRi （ゴリ）Drums
1986年6月24日生まれ。 2009年加入。兵庫県姫路出身。

引用：wikipediaより

スポンサードリンク

バンドがほれるバンド

SiMは今人気のバンドがほれるバンドである。つまりプロがリスペクトするバンドだ。レゲエパンクバンド、レゲエロックバンドというべきか、激しいパンク、あるいはロック中にレゲエテイストを融合させたサウンドを作りだす。

●頭はオオカミ、身体は人間という外見の究極の生命体の人気ロックバンド、MAN　WITH　A　MISSIONは「今　日本ノ　ロックシーンノ　中ノ　確実ニ　ソノ渦ノ中心ニイル　バンド」と語る。

●ヤンキー系ロックバンドの氣志團は「演奏超うまい　楽曲いい　ルックスいい　我々にとってはすごい脅威なバンド」と語る。

●人気急上昇中バンド、キュウソネコカミは「一筋縄ではいかない事をしてくれるから対バンしたら真似したくなる。あんな曲欲しいなって話になる」

などと、プロの人気バンドからも称賛されるバンドである。

ランダムIDチェック制度を導入

ライブ会場に入るのにIDチェックが必要だというから驚きだ。普通の人なら、「なぜそんな面倒くさい思いしてライブにいくのか？」と疑問に思うところだか、彼らのファンはこの制度を納得し、IDチェックを受ける。なぜなら、このランダムIDチェック制度の導入の経緯や真意などがきちんと説明されているからだ。

この制度はダフ屋行為やオークションなどでチケットが高騰するケースを防ぐためにつくられた制度で、購入者本人がライブにくるという基本的な事を守り、平等にロックを楽しんでもらう為に考えられた制度である。1人2枚までチケット購入が可能で購入者は顔写真付きのID持参し、IDチェックを受けなければらない（同伴者は不要）。日程は運営が決定した日のみというランダムに決定されるということから「ランダムIDチェック」と呼ばれてる。

この制度の詳細はSiM　OFFICIAL　WEB　SITE「ランダムIDチェック制度導入のお知らせ-必ずお読みください-」に記載。

これを熟読すれば誰もが納得するはずだ。

スポンサードリンク

今のメンバーに至るまで

2004年：MAHを中心に湘南で結成。結成当初はスリーピースバンドで「Silence iz Mine」（現在のバンド名はそれの略称）と名乗っていた。
2006年：SHOW-HATEが加入。
2009年：SIN、GODRIが加入し現メンバー体制となる。
2010年：「ANTHEM」のツアー中にSHOW-HATEが脳梗塞で倒れる。急遽ツアーをキャンセルし、現Wrong CityのGuitarONO-SHiTをサポートメンバーとして迎え回復を待つ。

幾度のメンバーチェンジや、所属レーベル解雇、SHOW-HATEの病気療養などこの11年数々の試練を乗り越えてこれたのはライブハウスとそこに訪れてくれるファンがいるからだという。

SiM＝ライブハウス

2015年11月4日　最初で最後の日本武道館公演。「最初で最後」と言いきる。なぜなら、「ライブハウスで生まれて、ライブハウスで育って、ライブハウスで死んでいくバンド。日本武道館で何度もライブをするのは僕ららしくない。日本武道館でもできるライブハウスのバンド」という思いがあるからだ。ライブハウスは彼らの生き方そのものと言えるだろう。

ハードな見た目とのギャップ

音楽のハードさや、見た目はとがった彼だが、歌っていない時のとのギャップにはやられてしまう。
MAHは「話すと意外と好青年だったねって言われる」と語る。また、サンボマスターは「話したときのギャップがすごくてびっくりした」と語り、氣志團は「ボーカルのMAHはコワモテに見えてタイ料理を家で作るのが得意で意外と家庭的」との声も。彼らは人柄でも数多の人を魅了する。
音楽、ロックに対する信念を貫く強さやファンを気遣うやさしさ、話したときの気さくさと斬新な音楽を作りだす才能と実力が「バンドがほれるバンド」とまで言われる所以であるといえるだろう。

この記事を読んだ人はこの記事も読んでいます