日暮旅人の最終回のあらすじとネタバレ感想。旅人は復讐を遂げるのか
3月19日放送の「視覚探偵 日暮旅人」の最終回のあらすじ、ネタバレ感想。
最終回視聴率:9.7% 最終平均視聴率:9.30%
最終回のあらすじ
監禁され「ロスト」を吸わされた陽子(多部未華子)の元に危機一髪駆けつけた旅人(松坂桃李)。両親を殺した犯人を知るため、真相を知った陽子の心の中を目の力を使って視た旅人だったが、思いがけず陽子の心に自分に向けられた特別な感情があることを知る。しかし、復讐を果たすため真犯人のリッチー(北村有起哉)の元へと一人向かうのだった。
その頃、探偵事務所にいた榎木(北大路欣也)と灯衣(住田萌乃)の元には、鳥羽組のヤクザと雪路(濱田岳)の父・照之(伊武雅刀)の秘書(三浦力)が押しかけ、旅人が隠した「山田手帳」を手に入れようと手荒い家捜しをしていた。榎木が体を張って山田手帳を守り抜いたおかげで、駆けつけた雪路、刑事の増子(シシド・カフカ)と土井(和田聰宏)は山田手帳の内容を見る。そこに書かれていたのは照之が調整役として隠蔽してきた裏社会の悪事の数々だった。雪路は旅人のために、自分の父に罪を償わせようと増子に計画を持ちかける。山田手帳を餌に照之をおびき出し、罠にはめようとする雪路だったが……。
その頃旅人は、リッチーが姿を現わすであろう雪路家の別荘へと向かっていた。かつて5歳だった旅人が監禁されていたその場所には、今も大量のロストが隠されていた。旅人にはリッチーに復讐を果たすためのある計画があったが……。
仲間たちは、必死に旅人の行方を探すが、唯一居場所を知る刑事の白石(吹越満)もリッチーに撃たれ意識不明のまま、旅人の復讐の時が迫っていた……。果たして強い憎しみに駆られた旅人の目に最後に映るものとは……!?そして、仲間たちの気持ちは旅人に届くのか!?緊迫と感動の最終回!!
視覚探偵 日暮旅人 番組公式サイトより引用
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最終回のネタバレ
リッチーが両親を殺したと知る旅人。陽子の心を見ても気持ちは変わらなかった。
思い出のキーホルダーを陽子に渡す旅人。
白石の息子はロストの影響で正気を失う。白石に襲いかかる息子。
陽子もロストの影響で気を失い倒れる。
病院に搬送される時に雪路に話す。旅人の両親を殺したのはリッチーだと告げる。
雪路や増子たちはリッチーを追う。
亀吉は自分の不甲斐なさを思い知る。搬送されてきた白石に駆け寄る。
榎木と灯衣が事務所で旅人を待っていると、荒々しく山田手帳を探す男たち。
灯衣を手荒く扱う男に、榎木はキレて、男達を倒していくが、拳銃で撃たれ倒れる。
倒れた時に、手帳を隠してる穴を見つける榎木。
増子たちも現場に駆けつける。
榎木は病院に。灯衣も一緒に行く。
雪路は山田手帳を手に入れる。悪いことをしているやつの調整役が雪路の父親。
手帳だけでは立件は無理だと増子。
ロストが隠してある別荘に辿り着いた旅人。中を捜索。
地下室にたどりついた旅人。記憶が蘇る旅人。
免許をもたないリッチーはヒッチハイクで移動を試みる。
雪路の父親のもとに話を聞きに来る増子達。雪路が傷害事件を起こしたと言う。
雪路がキャラクター人形を壊す写真。その手には山田手帳を持っている。
手帳をもっていることを父親に知らせる。選挙が近い照之に「ご祝儀」をお願いする。
息子の事件が明るみでないように祝儀を渡す照之。
雪路は照之に電話し、今隠れている場所を伝える。
お金を渡し、選挙がおわるまで隠れていろと話す。
警察にも顔がきくことを確信した雪路。手帳について話すために呼び出した。
この手帳を使って告発すればたくさんの人が逮捕される。そうなれば全ての責任が雪路照之の責任。おおごとになる。
公表を避けるため土下座する照之、しかし油断した隙に容赦なく拳銃で撃つ。
リッチーは車にのった男をおどしてロストの隠し場所の住所を聞くが、だれも知らない。
それに忍び寄る影。亀吉はリッチーを刺す。しかし、逆にリッチーに刺され、致命傷を負う。
なにごともなかったように街頭演説で応援演説をする照之。
しかし、話を聞く有権者はスマホをみて騒ぎ出す。それは雪路を撃った時の動画。
と同時に増子を先頭に警察が駆けつける。
頭を撃つことはないと思っていた雪路は防弾ベストを着用。しかし位置がわるくかすって出血。
あとは警察で話せ、旅人の父親の件も含めてと雪路。
逮捕される照之。有権者たちは照之が逮捕されたら公約はどうなるのかと騒ぎ出す。
悲痛な声で「先生」と叫ぶ群衆。
リッチーは別荘にたどりついた。亀吉の刺した傷から血が流れる。
旅人は待っていた。ロストを見つけ駆け寄るリッチー。ケースが固くあかない。
旅人は目薬を刺し、父親を殺したかと聞く。
車のブレーキオイルに細工したとリッチー。旅人は銃口をリッチーに向ける。
病室の陽子の側で心配そうに見つめる、灯衣と榎木。雪路や増子がきて外で榎木と話をする。
白石も意識を失ったまま。居場所が分からない。
榎木は旅人がリッチーと心中するつもりでいると感じたと話す。
リッチーに両親はこの世を恨みながら死んでいったわけではない言い、両親がこと切れた場所には5歳の子供を残すことに未練の感情や愛情が視えると言う。
旅人は銃を撃ち、ロストを炙る。こんな大量のロストならタダでは済まない。
旅人はリッチーに死ぬ前に自分と同じ恐怖を体験してという。
亀吉は別の病院に搬送され、旅人の話をしていたと警官が伝えに来る。
フラフラとした足取りで、白石が現れ、亀吉と旅人にロストの隠し場所を教えたことを話す。
現場に向かう増子たち。雪路を蹴り飛ばす増子。管轄外だから一般人を連れていけないと言う。
それよりも大切なものを守れと様子を見に来た灯衣を指差す。
その後ろには陽子。陽子は旅人に携帯を渡したと話す。
メールしようと灯衣。
リッチーは幻覚が見え始める。
旅人は携帯から発せられた感情にフラフラとする。
リッチーは幻覚を視えることに興奮する。旅人の怒りの感情が押し寄せる。
それを断ち切るように携帯からの感情。怒りで満たそうとする旅人。
リッチーは悪魔を視たと喜ぶ。引き金をひく寸前、携帯に着信。
旅人は言葉を発する。言葉は聞こえない旅人。雪路は旅人の言葉を聞こうと言う。
陽子は必至で私の声を思い出してと話しかける。しかし一方的に話し電話を切ろうとする旅人。
陽子は覚えていいるはずの声なら届くはずだと、幼稚園の園歌を歌う。
みんなで歌う。携帯を耳にあてる旅人。愛情の感情が溢れ出す。
旅人は涙を流す。聞こえますかという曜子の声に旅人は歌いだす。
リッチーは初めて愛情という感情を視て死んでいく。
旅人は「これ、陽ちゃんの声だね」といい、陽子は「たあくん」と呼びかける。
そして、灯衣や雪路、榎木の声を聞く。みんなそんな声していたんだねといい倒れる旅人。
両親のもとに駆け出し、抱きしめられる幸せに包まれた場面の中意識を失う。
旅人は自分でドアを開け外で倒れていた。
それは生きる決意をした証拠だと増子。
旅人の目はもっと見えなくなっていた。
しかし、旅人の耳が少しずつ聞こえ初めていることに気づく陽子。
だとしたら、目もいずれよくなると期待する。愛情を込めて呼ぶと旅人は聞こえると陽子。
そして「日暮さん」と呼ぶ陽子。その声が聞こえる旅人。
亀吉は傷が癒えたら罪を償うと言う。
見えなくても解る、そして解ってもらえると微笑む旅人。そんな旅人と一緒に笑う仲間たち。
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最終回の感想
灯衣が荒々しく扱われキレる榎木。傘を使ったアクションがかっこいい。それに拳銃で一撃とはかなり卑劣な鳥羽組。そのおかげで手帳を発見することができた。
雪路照之の汚さが全開。息子までも躊躇なく撃つ。
役に立たないと言われた亀吉はリッチーを刺す。青くて、一生懸命な亀吉。優しい旅人に戻って来て欲しい一心。灯衣のことも大切に思っている。
リッチーは刺されても執念深く、ロストの幻覚を楽しむ。かなり違う世界にいってしまっている人間。
増子が雪路を蹴り飛ばし、大切な者をまもってやれというシーンがかっこいい。
ロストの幻覚に侵される松坂桃李の演技が凄い。
リッチーは憎むべキャラでありながらも、最後に愛情を視て死ねたことは幸せだったかも知れない。
陽子の愛情を込めた声に反応し微笑む旅人の笑顔が最高に素敵。
第8話 ≪PREV | NEXT≫ 次ドラマ
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