はじめまして、第1話のあらすじとネタバレ感想。運命を変える出会い
7月14日放送の「はじめして、愛しています。」の第1話のあらすじ、ネタバレ感想。
第1話視聴率:10.0% 平均視聴率:10.0%
第1話あらすじ
自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野真千子)のもとに、新しい生徒が母親とともにやってくる。だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。
その晩、美奈は帰宅した夫の信次(江口洋介)から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとの噂を聞かされる。変質者か、危険な動物か分からないというが、そんなことよりも今、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。
そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入する。恐る恐るその正体を確かめると、それは予想だにしなかった、幼い男の子だった!
服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何一つ分からない。ただ、美奈の差し出したドーナツをむさぼる様子から、空腹であるということだけが分かる。
その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。その親もこの一カ月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。
数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、二度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。
はじめまして、愛しています。 番組公式サイトより引用
第1話のネタバレ
10年前に結婚した美奈。プロのピアニストとして認められるまではと子どもを持たない選択をした夫婦。
ピアノ教室に新しい生徒。母親は美奈の父親のファン。父親は有名な指揮者。
練習する女の子に美奈は音楽好きと聞くが、女の子は首をふる。ではやめようかという。
母親は激怒。音楽を好きにさせるのが美奈の仕事と言い、子どもを連れて帰る。
トイレで叫びストレスを発散する美奈。
すると夫の信次から電話。夕飯の買い物を話す、とてもいい夫。不動産管理会社の営業マン。
美奈の食事を美味しそうに食べる信次。美奈が大好きな信次。美奈と温度差がある。
信次は近所でゴミ袋が荒らされる不審なものがでるという話しを聞き、美奈に伝える。
すると庭のほうから物音が。そんな時、妹の春代から、母親のお見舞いかわって欲しいと電話。
美奈は嫌味に暇だから大丈夫と引き受ける。義母のお見舞いに行く美奈。せっかくお見舞いに来た美奈を困らせる義母。
義母はアルコール依存症で入院している。美奈に辛くあたる。
コンクールを受け続け49連敗の美奈。次のコンクールがだめなら諦めるつもりにしている。
また、庭先から不審な物音。おそるおそる確認する美奈。するとそこには汚れた身なりの男の子が。
声をかける美奈。ドーナツを差し出すと男の子はむさぼるように食べる。
男の子を病院に連れてきた美奈。話しを聞いた信次はかけつける。
男の子はひどい栄養失調。虐待を受けていたようだ。
そこに児童相談所の堂本が現れる。堂本は男の子の親は探すとは思えないと話す。足首にあざのある男の子。
信次は男の子をじっとみつめる。
不動産管理会社勤務の信次は男の子の住まいの鍵をあずかり、中に入る。荒んだ住処。足かせと鎖がある。ここに繋がれていたようだ。
なんとかしたい信次。美奈は久々に人前でピアノを弾く仕事があり、そのことで頭がいっぱいだという言葉を必死で飲み込む。
会場で父親と再会する美奈。元気でやってるかと一言だけ声をかけ立ち去る父親。
美奈は父親のコネのような仕事で後ろめたい気持ちになる。
演奏会の話しをする美奈。頑張る美奈を励ます信次。美奈は自分のピアノの価値に疑問を持つ。
また庭先から物音。そこには施設から抜けだしたあの男の子が立っていた。男の子はおもらししていた。
オロオロする信次。美奈は着替えさせようとテキパキと動く。それを母親らしいと微笑む信次。熱がある男の子。
施設に連れてきた美奈たち。なぜまた自分たちのところに来たのか疑問を抱く。帰ろうとする美奈。信次は男の子について気になる。
男の子の親はアパートを借りるのも偽名で、なにもわからないと堂本。名前すら解らない。
信次は男の子が気になる。深入りするのはやめて欲しい美奈。ピアノ教室のうっぷんを叫んでいると、春代が家にあがりこんでいた。
春代は美奈に養子を貰うかもしれないと信次が言っていたことを話す。信次に説明してと怒る美奈。
信次は特別養子縁組について調べていた。6才までに手続きをしなければならない。男の子は骨格からして、5才半くらい。
時間がないと信次。男の子に運命を感じている。
また庭先に男の子が現れたと見に行く信次。そこには女性トラブルの多い弟、巧の姿が。女の子から逃げて庭先に隠れていた。
養子の話しを盗み聞きしていた巧。血のつながりの子を持つべきだと春代。
男の子がどうしても気になる信次は男の子に会いに行く。美奈は子どもたちに優しい目。男の子はいない。
家に戻り来ていないか確認する信次たち。家にはいなかった。気なる信次に探しにいけばと美奈。
ひとり家に残る美奈。信次との昔の事を思い出しながらピアノをひく美奈。庭を見ると男の子が。
施設に電話しようとすると男の子は逃げ出す。追いかける美奈。逃げる途中男の子はトラックの前に飛び出す。
トラックは寸前でとまり、男の子は無事。信次もかけつけ、優しく声をかける。
家につれて帰り、いろいろ話かける信次。男の子は未だに一言も話さない。堂本が来て連れて帰る前に、信次はどうしてもこの家に来た理由が聞きたい。
男の子はだまってピアノを見る。美奈のピアノが聞きたかったのだ。信次に懇願されてピアノを弾く美奈。
男の子は美奈の元へ歩み寄る。鍵盤を押す男の子。美奈は鍵盤を押した音を教える。その音でドレミの歌をうたう信次。美奈も歌いながらピアノを弾く。
信次はあの子には美奈が必要といい、堂本に特別養子縁組の申し入れをする。
養子縁組の厳しさを話す堂本。さまざまな問題を抱える子どもたち。母親に覚悟がなければ絶対に無理だと話す。
その話を聞き、まっすぐに美奈を見つめる男の子。自信がないと美奈。しかし美奈も運命を感じる。
男の子に愛していると言えるのは信次だけ、そして自分は信次の妻だと話す。美奈は養子縁組の決意を固める。
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第1話の感想
自分の夢のために、子どもを持つことを待ってもらう美奈。そんな美奈をよく思わない信次の家族。
辛い立場の美奈。やさしい夫。美奈は自分の居場所がないように思っている。
ピアノという長年追いかけてきた夢。そのために母親という道とは違う道を歩いてきた。
やさしい信次は子どものことは言わず、美奈の夢を応援し続ける。
男の子が気になるやさしい信次。運命を感じている。引き取りたい意思をしめす信次。
美奈は大反対。しかしどうしても気になる信次。
美奈は反対するも子どもたちには愛情をもった目をしている。
人の良い夫と、少し気の強い妻。とてもバランスのとれた夫婦に思える。
夫の深い愛と、妻の決意で男の子はふたりのもとへ。
信次の子どもを見つめる優しさ溢れる視線、不安げだが奥底には愛情がしかっりある美奈の目が印象的。
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