お迎えデス。1話のあらすじとネタバレ感想。死神と霊を送るバイト?
4月23日放送の「お迎えデス。」の第1話のあらすじ、ネタバレ感想。
第1話のあらすじ
理系大学生の堤円(福士蒼汰)は、高校時代の同級生・千里(門脇麦)の訃報を聞き、通夜に行く。その帰り道、円は不思議な光景を目にする。ウサギの着ぐるみを着た人物と、初老の男・陽造(伊東四朗)が取っ組み合いをしているのだ。
非科学的なことをまったく信じない円は、何事もないかのように通り過ぎようとする。すると、円はウサギに声を掛けられる。ウサギの中身は、死神のナベシマ(鈴木亮平)。彼は、ゆずこ(濱田ここね)という少女を連れていた。ナベシマは円に、自分の仕事を手伝ってほしいと頼む。しかし、円はナベシマたちを幻覚と決めつけ、無視することに。
円が家に帰ると、ナベシマとゆずこが待っていた。円はいつの間にか、霊や死神が見える能力を身に着けていたのだった。ナベシマは円に、この世にさまよっている霊をあの世に送り届けることが自分の仕事だと説明。円は、ナベシマとゆずこにつきまとわれるように。
円がナベシマとゆずこを連れて歩いていると、円と同じ大学に通う幸(土屋太鳳)が現れる。霊が見える能力を持つ幸は、ナベシマの仕事を手伝っていた。ナベシマは円と幸に「これからコンビを組んでもらう」と一方的に宣言。円は幸に連れられて、仕事を手伝わされることになってしまう。
成仏させるターゲットは、ウサギと取っ組み合いをしていた陽造だった。玲子は恋人の正道(矢柴俊博)と結婚するつもりだったが、陽造が大反対。陽造は、娘の玲子(菅野美穂)のことで死んでも死に切れないという。正道はフリーターで、陽造としては安心して娘を任せられる相手ではなかった。しかも玲子が妊娠していると聞き、陽造は激怒。玲子は反発し、二人は音信不通に。その後まもなく、陽造は突然倒れ、死んでしまったのだった。
玲子と正道を別れさせたいという陽造の願いを聞き、玲子の家を訪ねると言い出す幸。円と幸は、玲子に会いに行くが…。
お迎えデス。番組公式サイトより引用
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第1話のネタバレ
大学のキャンパス。
円の所属するロケット同好会には人がこない。
やっと話を聞きにきた人でさえも専門的すぎてひかせてしまう。
そんな円に声をかける幸。「社会の窓があいている」という。
円から離れた幸は話しかける。そこには誰もいない。
緒川千里の葬儀に出かける。
その帰り、ウサギのきぐるみと年配の男性と争っている。
年配の男性はたてものを通り抜ける、ウサギのきぐるみは俺が見えるかとたずねる。
またそのあとも人間をすりぬける小さな女の子も。
自分たちは死神だという。理系の円は科学で解明できないことを信じない。
家に戻り月をながめていると、スクーターにのったウサギと少女が横切る。
振り向くと、ウサギのナベシマとゆずこがベッドに座っていた。
ふたりは霊をあの世に送るバイトをしないかという。他の家族には見えていない。
円につきまとうナベシマたち。そこに幸が嬉しそうに駆け寄ってくる。
強制的にバイトをする羽目になる円。幸は円を連れて行く。
昨日の年配の男性・陽造は、未練があり成仏できないでいた。
話を聞くふたり。娘の玲子は妊娠中。その子の父親が問題だという。
結婚相手はフリーター。たよりないその男を怒鳴りつけると、娘は家を出て行ってしまう。
音信不通となったまま、陽造は死んでしまったのだ。
死神たちは会議をする。二課のナベシマは最近成果があがっていない。
娘のもとに訪れる幸と円。
話をする幸だが、玲子に諭されてしまう。
父陽造は、玲子に触ろうとして転びそうになり、円の体に入り込んでしまう。
実体を持った陽造は気持ちのまま暴れ回る。その場から円を連れだす幸。
体から出られない陽造をみて、幸は円にキックをお見舞いする。
陽造は円の体に憑依した。そのケースはレアだとゆずこは言う。
ナベシマは危険なことだというが、上手く使えれば・・と考える。
家に戻る幸。広い家に誰もいない。母親もお金とメモだけ残していた。
部屋に入ると、千里の霊が待っていた。
大学に訪れた玲子。幸に声をかける。円に忘れ物を届けにきた。
円が抱きついたのをみた結婚相手は誤解して出て行ってしまったという。
父に認めてもらうように努力をしなかった事を悔やむ玲子。
円の冷静な言葉にあの世に帰る手続きを決意した陽造。
幸は前に担当した霊が、49日過ぎても成仏できず怨霊化してしまい、消滅させられたとナベシマは言う。
円を無理やり連れて行く幸。玲子の旦那を探し誤解をとこうとする。
玲子の夫は自分は玲子の重荷だという。その姿をみている陽造。彼の気持ちを知る。
愛する気持ちがあればなんとかなるという陽造。
陽造は玲子の結婚をなぜ応援してやらなかったのかと涙する。
玲子が島に帰る船にのりこむ。その場で離婚届を渡す夫。
見かねた陽造は離婚届を破り捨てる。何故か物がもてた。
夫はそれを見て気絶。玲子は産気づいてしまう。
手を握ってやれない陽造をみて、円は憑依することを提案する。
陽造は玲子に小さな頃好きだった歌を歌ってやる。
涙を流す玲子。父の存在を感じた玲子。
夫と連れてくる円。たよりない夫にカツを入れる。
子どもと3人で幸せになるように伝える。
無事に女の子を出産した玲子。円は笑顔を見せる。
3人で幸せにむかっていく。
満足した陽造はナベシマたちにスクーターであの世に送られる。
「ありがとう」と久々に言われ、晴れやかな円。
円は幸に付き合って欲しいという。
それを遠くでみている千里。
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第1話の感想
ナベシマのコミカルな感じが面白い。きぐるみを着ても動きでそのキャラを表現する。
円の見るからに理系なキャラ。理屈っぽい。幸は細いヒールにショートパンツ。
綺麗なお姉さん大学生。行動派。まったく正反対のふたり。幸の勢いと円の冷静さがいいコンビになっている。
玲子の気持ちを聞いた幸。説明するが信用してもらえない。もどかしさが伝わる。
妙な事を言っている人に呆れる玲子の演技。家族はみえている人を見えていないように演技する。
大杉漣の父親役がチャーミング。円を信頼するナベシマがカッコいい。
陽造が見守る中の玲子の出産シーンが感動的。伊東四朗のさすがの演技。父親の優しさが溢れる。
いきなり幸に告白する円。おどろきの展開。
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