植物図鑑の映画イベントで岩田剛典と高畑充希のお互いの印象と原作
恋愛成就の木 イベント
2016年6月4日、配給:松竹で「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」が公開される。その公開に先立って、3月6日、千葉・舞浜のイクスピアリで「恋愛成就の木 お披露目イベント」が開催された。イベントに現れたのは、主演の、EXILE/三代目 J Soul Brothers 岩田剛典(27)と高畑充希(24)の2人。当日は雨模様のため傘をさしながらのイベントとなった。
植物図鑑 運命の恋、ひろいました あらすじ
この映画は、何の取り柄もない普通のOLの河野さやか(こうのさやか)と、さやかの家の前に倒れていた青年、日下部樹(くさかべいつき)と半年間限定で同居し心を通わせるという純愛物語。
さやかは都会で育ったため、絵本でみた野草に幼いころから憧れていた。一方行き倒れていた樹は、ザックひとつに手荷物を収めて全国を放浪する青年で、野草にも詳しい上に、資金調達のためにアルバイトで培った料理の腕前で、野草料理もお手の物。その料理にハマるさやかはポケット図鑑まで買い、植物について積極的に調べるようになる。
植物を通じてお互いに距離を縮めて、お互いの気持が寄り添ってゆく胸キュン満載の物語だ。
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初共演のエピソードと胸キュン
岩田剛典と高畑充希はこの映画が初共演。そのためこんな照れるエピソードが。
- 岩田:「はじめまして」って言ってから1分ぐらいで後ろからハグして撮影したんですよ。実は二人とも緊張していて。
と普通なら、ありえないシチュエーションでもさすが役者というところで、撮影された写真にはぎこちなさは感じられなかった。
また、高畑は岩田の甘い笑顔にこう話す。
- 高畑:拾った次の日にに朝起きたらものすごい朝日を背負いながら樹(岩田)がフライパンで(朝食を作って)「朝ごはんできたよ」って言ってフワッて笑うシーンがあるんですけど、これは全女子の夢だなって思いました。私はもうキュンキュンしっぱなしでした。
と女子を代表して岩田へのキュンキュンを話してくれた。
お互いを植物に例えると
植物図鑑になぞらえ、お互いを植物に例えるなら?という質問に
- 岩田:ヘクソカズラ。劇中に何回も出てきてさやか(高畑)のイメージというかすごく印象的な植物なので、そこは間違いなく。
- 高畑:タンポポ 可憐な感じの笑顔なんだけど根付いている感じ。絶対ブレないんで。
と話した。岩田のタンポポは明るい太陽のような彼のイメージだが、高畑のヘクソカズラは、大丈夫なのかと心配になる例え。
このヘクソカズラは名前のインパクトもさることながら、特徴的なのはその匂い。まさに名前の通りの異臭を放つ植物なのだ。その小さな可愛い花からは想像できない悪臭を茎や葉から放つ。女性を例える時はせめて別名のサオトメバナ(ヘクソカズラ)とでも表現して欲しいものだ。一般的にはヘクソカズラが有名なので仕方が無い気もするが。
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原作は
この植物図鑑の原作は有川浩氏。角川書店より出版されたライトノベル。携帯小説サイトでも連載されたり、漫画化されたり人気の作品。
有川浩氏は2003年に「塩の街 wish on my precious」で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年にラノベデビュー。2作目からはハードカバー出版が続く特異な存在。
「阪急電車」や「図書館戦争」「フリーター、家を買う。」などのタイトルを聞けば、知らない人はいないほどで、才能ある作家であることがよくわかる。
その有川浩氏が原作のこの「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」は注目映画になることは間違いないだろう。
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